妖刕の精(ヨウトウノセイ)
「本気を出した男は、刀さ。刀には迷いは無い。刀は手抜きしない。情け容赦もない」
『やがて魔剱の
アリスベル』3巻、P.123及び口絵
概要
妖刕に宿る精。
鵺との戦いで意識を失った
静刃に
念感を使って語り掛け、二人の少女の姿を取って現れた。
片方は和風の、長い黒髪で気の強そうな少女の姿を
もう片方は洋風の、金髪碧眼で大人しそうな少女の姿をしている。
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静刃と
妖刕の精が出会った場所は、
「赤土の地面に、無数の日本刀が突き立った」光景をしている。
また、妖刕の精は
「妖刕と共に戦い死んだ男は、ここで永久に眠る権利がある」と発言しており
周囲の日本刀は、それまで散っていった妖刕達を連想させる。
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「黒い和風の刀精」「白い洋風の刀精」という二人組みで現れた、妖刕の精だが
この対比は、「黒套を纏った
静刃が持つ、日本刀型の妖刕」「白套を纏った
刹那が持つ、西洋刀型の妖刕」と同じである。
これの意味する所は、作中ではまだ明らかにされていない。
最終更新:2015年08月17日 09:22