時系列や視点により、複数の水上由岐が存在する。

  • 水上由岐(故)
通称「由岐姉」。
生まれも育ちも沢衣村。間宮皆守、間宮羽咲の姉貴分。水上家は古武術の道場であり、彼女はその一人娘である為武道に長けている。
羽咲を庇い崖から転落して死亡。

  • 水上由岐(旧)
悠木皆守という人格が生まれた時、既に間宮皆守の肉体の中に生れていた人格。故人である水上由岐の魂が乗り移った存在なのかは不明。間宮卓司の理想の人格として生み出された。
ざくろの死によって精神状態に変調をきたした間宮卓司に人格を上書きされる。

  • 水上由岐(序章)
世界そのものの少女。
ざくろのスパイラルマタイに巻き込まれ発生した人格。新由岐なのか複数の由岐が混ざった存在なのかは判断しかねる。夢の世界に若槻姉妹が現れておりざくろとのデート時の発言も古由岐の時とは多少変わっている為、新由岐がベースになっていると思われる
最終的には6章終盤のC棟の屋上へと辿り着いた。

  • 水上由岐(新)
第一の視点。間宮卓司(体は間宮皆守)が、それまでの由岐の人格の上から新しく上書きした水上由岐。
羽咲とうさぎの人形をそれぞれ若槻司若槻鏡として認識するようになり、書き換えられる前の記憶も消えている。

屋上で音無彩名と会話する水上由岐。
自分を間宮皆守が作りだした存在だと認識している。また、自分がざくろの自殺に巻き込まれた時に見た夢のことも覚えている。ただ、自分が過去に死亡した水上由岐の魂なのか、間宮皆守の中に発生した人格としての水上由岐なのか分かっていない。

音無彩名の仮定7によりすべての存在は一つの魂として作りだされたと認識し、目を開けた時にその存在は音無彩名になっていた。(マルチビューにおける、プレイヤーの視点を表したもの?)

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最終更新:2010年04月13日 05:16