解決案の案出し
- 解決策のアイデア発想法はアイデア発想を参照すると良い。
- 「How(ではどうする)?」と問いかけ、実行可能なレベルまで解決策の検討を行う。
- 作業の改善(BPR等)を行う場合にはECRS(E:作業をやらない、C:作業の同時並行、R:作業順序を変える、S:作業を単純化する)を考慮する。
解決案の案出し時のポイント
- 解決策を進める上で阻害要因となる物を取り除くことにも意識を向けること。(例:ちょっとした反対に対抗できるように、上層部の合意を握っておくとか。技術的要因とか実現可能性上の問題等は調べておく等)
- 問題解決の網羅性を示す場合には、どういう仮定の元に、どの範囲(条件、手順)で解決したかを明確にする。
解決案の評価と選定
- 複数の解決案を提示し、技術面を含む実現性・問題解決への効果・導入コスト等の尺度からメリット・デメリットを導き出し、評価を行う。
- 解決策が新たな問題を発生させないかも検討すること。(例:マニュアル作成という解決策の場合、メンテナンスが必要になった等)
解決案の実行
- 評価によりベストな解決案を確定したら、その解決案を遂行するベストな実行手段を考えることも重要。(例:一番牽引力のある人に話を持っていて、遂行しやすい状況を作り上げる等)
解決案の実行効果確認
- 問題解決策導入後しばらくしてから、妥当な解決方法であったか効果を計測すると良い。
最終更新:2021年07月26日 18:40