大項目 | 中項目 | やるべきこと |
目的 | 目的設定 | ・前提条件と目的(ゴール)を決める。 ・目的達成に向けて俯瞰的に解決策を考えるのが水平思考。 ・目的設定→目標設定→問題定義→解決案検討と深く掘り下げていくのが垂直思考。 |
目標 | 目標設定 | ・目標は目的を達成するためのマイルストーン(道標)である。 従って、目標を達成する目的をはっきりさせておくと良い。 |
・目標イメージは具体的であればある程良い。 具体的な目標の立て方はこちら参照。 | ||
・SMART原則を意識すると良い。 | ||
目標の分割 | ・大きな目標から小さな目標にブレークダウンすることで実行につなげる | |
・目標は順序良く積み重ねていく発想も有りだが、逆算で計算していくのも有。 | ||
・仮説を立て、裏付けとなる根拠を調べ、実施検証。 仮説の立て方は過去からの時系列から推定する、 パラメータ等を設定して類推する‥色々な考え方がある。 結果の分析、次の目標へとPDCAを回すこと。 | ||
目標の共有 マインド向上 |
・目標は明確に紙等に書いておくこと。 ・達成イメージからやる気が出てくるようなものが良い。 | |
・目標を公表し、自分を追い込むのも1つの手。 | ||
・目標を共有するためにスローガンを立てるのも良いかも。 | ||
目標の優先順位付け | ・目的を達成するために、どの目標がより重要かを考えておくこと | |
目標状況チェック | ・具体的アクションまでイメージできた目標の達成状況を時折確認する。 ・うまくアクションを実行できていなかったり、アクションは実行できていたが目標を達成できていない場合には、どのように改善していくかを検討する。 | |
問題解決 | 問題発見 | ・問題発見に向けた情報収集を十分行おう。 |
問題分析 | ・問題分析手法をうまく活用しよう。 | |
・問題が発生した場合には水平展開と同時に、問題が波及する範囲の広さの調査も行うこと | ||
解決案検討 | ・出来るだけ多くの解決案を考えておこう | |
計画 | ゴールイメージと事前準備 | ・成果物の完成形を事前に意識し計画を立てること。 ・作業範囲(スコープ)と作業の意義(目的)をきちんと把握しておくこと。 |
・計画を達成するのに必要な前提条件や資料を整理しておくこと。 | ||
不確定要素の事前検討 | ・リスク計画をしっかり立てておくこと。 | |
・未来予測をする際にはゲーム理論も役に立つかも。 | ||
作業の分割 | ・作業の細分化はMECE(漏れなく)に分割されていること。 ・作業漏れ防止にロジカルツリー等も利用しつつ、関連作業を全部書き出すのも1つの手。 特に再レビューと修正時間の考慮漏れは起こりがちなので注意が必要。 | |
段取り | ・作業の優先順位を考えた段取りにすること。 | |
・作業の依存関係を明確にしておくこと。ネットワーク工程表等でクリティカル・パスを把握しておくのも良い。 | ||
・作業の5W1Hを考えると段取りを考えやすい | ||
会議 | ・必ず具体的方策(実施責任者、期間、見積もり等)まで勘案した決定にすべし | |
・反対意見等を恐れず、どんどん発言すること! たとえ間違ったことを言っても、それは間違っていることを是正するチャンス。 | ||
・自分が発言の内容を自分自身でやり遂げるという信念があるか。 発言を通したい場合には事前に味方を作っておくなど調整しているか。 | ||
・会議をする前にはどういう結論を導き出したいか、アジェンダ(会議目的・時間・参加者等)を作っておくこと。 | ||
・何か周囲を巻き込んで事を起こすときには少なくとも5個くらいは反論を想定しておくこと。 | ||
・プレゼンをするときは、早めに着く・いざという時用のカンニングペーパーを持っておくと気が楽 | ||
レビュー | ・コメント等をもらった時は自分の認識と相手のコメントの意図が合致しているか、復唱する等で確認すること。 | |
・レビューは作成者と実施者が違う方がより客観的なチェックができる。相手の立場での自己チェックも重要。 | ||
・ミーティングのレビュー前に資料の事前配布を行うと、レビュー時間の短縮が期待される。 | ||
・レビュー後の修正をきちんと行い、修正確認もレビュー者に依頼すること。 | ||
・指摘数を減らすにはレビュー前に完璧だという自信を持っておくことが重要。 | ||
・上司や周りの人に指摘を受けたら、指摘を受けたことをベースに指摘を受けていないことについても考える | ||
・各種レビューの技法はうまく活用すること | ||
・多人数相手にレビューを受けると一度に色々なことを言われすぎて、方向性を見失う場合がある。 アイデア出し等発散フェーズでなく、最終合意等の収束フェーズの場合は、 事前にレビュー者を絞って味方を作っておく等も一つの手。 | ||
ホウレンソウ | ・報告資料は文章の書き方に基づき作成する。 | |
・伝達手段は状況に応じて使い分けること。 | ||
・ヒアリングを行う際には目的をはっきりさせること | ||
・遅延が発生しそうな場合にはリカバリ策も検討しておくこと | ||
・システム障害等、問題報告は必要事項を整理立てて話すと良い。 | ||
・話す内容は取捨選択して要点のみを話す。映像化しやすいように話すと効果的。 | ||
・単なる報告や連絡か、何か相手に助けて欲しいという相談か、相手に動作を促す説得かは明確に区別してホウレンソウすること | ||
・相手との会話には話法のテクニックを参照。 | ||
・作業の段取りについて分からない内は、必ず上司等と共有し確認すること | ||
交渉・折衝 | ・交渉のテクニックを参照。 | |
作業依頼 | ・作業依頼する場合には、作業フローを明確にイメージし、相手に伝わる形で依頼すること | |
・将来発生する作業には実施する根拠と前提条件(必要な資料等)を明確にすること | ||
作業改善 | ・問題解決プロセスを活用し、改善しよう。 反対勢力が出ることがしばしばなので、段階的改善が必要となる。 レビンの3段階組織変革プロセスやコッターの8段階プロセスを考慮しよう。 | |
・プロセス改善手法として、IDEALと呼ばれるものがある。 | ||
コーチング | ・メンバーへの動機付けも意識すること。 ・メンバーの育成についてはこちら参照。 | |
その他 | ・構成管理についてはきちんと規則を定めておくこと | |
・常に考え、疑うこと(前提条件は正しいか、一側面のみで語られていて、不足している情報・観点は無いか) | ||
・仕事を休むときには作業引き継ぎを事前にしっかりしておくこと | ||
・ある程度考えたら、考えたことを行動に移すこと | ||
・相手の立場で考え、行動すること | ||
・考えに行き詰まったらゼロベースで考え直したり、5W1Hで状況を整理し直すのも1つの手 | ||
・必要資料の受渡方法は極力一本化し、一元管理できるようにしておくこと。 |