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満期保有目的の社債等において、取得時価格と額面価格を少しずつ調整していくこと。
通常は社債を発行するときには額面価格よりも割り引いて発行するため、
取得時価格を額面価格に近づけることになる。

定額法の場合で、
償却期限をx年、年利率y%、発行時において額面\100あたりの取得価格\z、発行日からの経過月数をbヶ月、最後の利払い日からの経過月数をcヶ月とすると
発行時額面と発行時取得価格の差=(100-z)*額面価格/100…①
1ヶ月あたりの償却額=①/(x*12ヶ月)…②
現時点での償却額=②*b…③
現時点での社債評価=取得時価格+③
となる。

また、この時の社債利息は
社債利息=c*y*額面価格
となる。
最終更新:2011年05月08日 21:34