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そもそも「大回り」とは?

  • 「鉄道に乗ったときに支払った運賃を計算したルート」よりも長い距離を、追加料金を支払うことなしに遠回り・う回して乗車することを指します
  • ただしこのとき、乗車ルートは「各鉄道会社によって決められた範囲」のみを通り、しかも「片道1回」の乗車でなければなりません=ルートがダブったり、一度通った同じ鉄道会社の駅をさらに通り過ぎたりしてはいけません

Suica/PASMO大回りとは?

  • Suica/PASMOの場合、改札を通過(ふつうは、入場する駅と出場する駅で2回)した経路のうち、最も安い運賃を、出場する自動改札で引き落とす原則になっています(一部例外あり)
  • またその場合、その安い運賃にならないルートを、「決められた範囲」のみを通り、しかも「片道1回」となるように遠回り・う回、すなわち大回りして乗車することも、規則で認められています
  • 乗り換えの場合、自動改札機(簡易改札機も含む)が設置されている駅ではそれにタッチしなければなりません
  • 乗り換えで改札にタッチした場合、はじめに入場した駅からその乗り換え駅までの運賃が引き落とされます
  • ただし、乗り換えが2回目以降の場合、すでに引き落とされている運賃との差額が引き落とされます(払い過ぎの場合でも払い戻しはありません)
    • これは同じ会社の場合にも適用され、以下の駅では、同じ会社の路線どうしの乗り換えのときも、改札口にタッチしなければなりません
      • 東京メトロ:上野、池袋、飯田橋(東西線のみ)、日比谷・有楽町(有楽町線のみ)、淡路町・新御茶ノ水、三越前、九段下、上野広小路・仲御徒町
      • 都営:東日本橋・馬喰横山、蔵前
      • 東急:渋谷
  • 逆に、JRから私鉄へ、私鉄から別の私鉄へ、という乗り換え駅でも、改札機の設置がなく自由に乗り換えができたり、直通運転をしていたりする場合はタッチしなくても乗り換えができます(というか、タッチのしようがない)
    • 2008年4月現在、「大回りに関係する」改札のない乗り換え駅は以下に挙げるとおりです
      • 北千住(JR、東京メトロ、東武)
      • 綾瀬(JR、東京メトロ)
      • 中野(JR、東京メトロ)
      • 西船橋(JR、東京メトロ:津田沼まで乗り入れる列車に乗車する場合に限る)
      • 白金高輪(東京メトロ、都営)
      • 中目黒(東急、東京メトロ)
      • 目黒(東急、東京メトロ、都営)
      • 渋谷(東急、東京メトロ)
      • 押上(東武、東京メトロ)
      • 代々木上原(小田急、東京メトロ)
      • 下北沢(小田急、京王)
      • 新宿(京王、都営)
  • つまり、相互乗り入れや乗り換え口改札のない駅で、別の鉄道会社の路線に乗り換えることで、「複数の会社をまたいだ大回り」をすることができます
    • 例1:中野から高円寺まで、東西線・茅場町・日比谷線・北千住・常磐線・新松戸・武蔵野線・西国分寺・中央線とまわり、SuicaからJRの運賃130円が引き落とされる
    • 例2:中目黒から祐天寺まで、日比谷線・霞ヶ関・千代田線・代々木上原・小田急線・下北沢・井の頭線・明大前・京王線・新宿・大江戸線・大門・浅草線・三田・三田線・目黒・目黒線・田園調布・東横線とまわり、PASMOから東急の運賃120円が引き落とされる

細かい話

  • いわゆる、JR線の「東京近郊区間大回り」とは共通点がたくさんありますが、明らかに異なる点もあります
    • そもそも制度の趣旨がまったく異なっているため、厳密に言えば「似て非なるもの」ではありますが、大回りを実行する利用者にとっては表面上共通する部分が多いのも事実です
    • これらについては「東京近郊区間大回り」とはどう違うのをご覧ください
  • さらに、Suica/PASMOになってはじめて大きく表面化した問題や利点もあります
    • 厳密には、営団と都営の乗継割引制度や、JRと他社線との連絡運輸制度でも問題となってきた部分が、Suica/PASMOによってより顕在化したものもあります
    • これらについては注意点?をお読みください
最終更新:2008年04月04日 16:02