渡辺幹雄
渡辺幹雄(わたなべ みきお)は駿台予備学校世界史科講師である。
早稲田大学卒。
授業など
- 通常授業では、御茶ノ水、吉祥寺、横浜校などに出講する。
- 季節講習では、東大世界史、一橋大世界史、早慶大世界史、近現代史徹底整理、世界史文化史総整理、世界史周辺地域史、戦後史総整理、世界史特講Ⅰ、Ⅱを担当する。
- 授業展開は自身のプリント(テキスト)に沿って展開され、世界史の論理を徹底的に追求するが、そのためかなり細かい知識も扱い、世界史に関する雑談も多く、重要なことは何回も言う。それ故に延長や補講は必至であり、授業間の休み時間はほとんどない。
- また、非常に厳しい性格であり、居眠りやつまらなそうな表情などは禁忌。授業は途端に中断されマイク使用もあいまって大音量の怒声が教室に響き渡るので注意されたい。
- このように授業や講座を取るにはそれなりの覚悟が必要であるが、彼の厳しさは全て生徒への愛情の故である。事実、彼のプリントはとても質が高く、自分の担当しない範囲のプリントなどを配ることも多く、質問にも非常に丁寧に対応する。
人物・その他
- ほぼ一年中、黒のポロシャツと黒のズボンで出講する。
- 授業の始まりの際には必ず「お疲れ様です(お疲れ様でございます)」と言い、受験生の労をねぎらう。
- 「...なのだ」「...してくれさえすればよい」「...なのか?」「いいかよく聞け○○(クラス名)」「大事なことなのでもう一度言う」が口癖。
- 授業の中断後あるいは話題転換の際には、必ず「ええとですね〜...」と言う。
- 勝田耕史から“ミッキー”と呼ばれているらしい。
- 内野博之は「渡辺幹雄の授業は生徒の世界史観を変える」と師の授業を褒めている。
- 駿台の誇る、東大実戦・一橋大実戦の世界史の出題・監修に携わるベテラン講師。東大・一橋大をはじめ、早慶・GMARCHに至るまで、幅広く熟知しており、生徒からの信頼も厚い。
- 歴史の論理を追求し、生徒には常に“why→because”の流れを大事にさせる。そのため、論理だてて考えない単語丸暗記型の生徒の勉強法を“あっ(あー)そうですか世界史”と呼び、厳しく非難する。
- 東大(一橋大)コースの生徒で、やる気がなさそうに見える生徒を“なんちゃって東大(一橋)”と呼び、そんな生徒はもういいからさっさと帰れ、とおっしゃる。
- 世界史はもちろんのこと、現代の政治、文化、芸能、そしてスポーツに至るまで、幅広い知識を有する。師のような人物を“教養のある人”と言うのだろう。
- テキトウな質問をしたりあまりにも基礎事項が理解されてない生徒に対し、師によれば「ヘディング(ゴッつん)してやった」とのことだが、真偽は明らかでない。
- 受け持つクラスでは女子に対して贔屓目になる傾向がある。
- 例えば、授業中に女子が「ハックチュ」とくしゃみをすると、「かわいいくしゃみだな、大丈夫か?」と言って機嫌が非常に良くなる。
- ただし寝ている女子に対しては男子と同じように怒る。決して女子に甘いということではない。
- しばしば東大・一橋大の問題を的中させる。これは予備校の世界史科講師として最高の仕事を果たしたことには間違いないので、踏ん反り返っても良いような気がするが、本人いはく「自分の考えと大学教授の考えが重なっただけだ」とのこと。いたって謙虚な性格の持ち主である。
- 日本史に対する教養も深く、授業中しばしば説明に用いる。世界史選択だからと言ってここでぽかーんとしてしまうと「アーユージャパニーズ?」と突っ込まれてしまうので気をつけよう。
- 生徒たちの間では彼が50m走を5.8秒で走るという噂が流れているが、これは信憑性がない。
最終更新:2016年02月13日 22:08