252:244
12/09/30(日) 23:34:19 ID:???
大好評につき、続き。
暴君竹岡は、二人の様をまじまじと見つめていたが、やがて静かに二人に近づき、顔をあからめて、こう言った。
「おまえらの望みは叶ったぞ。おまえらは、わしに勝ったのだ。受験英語とは決して、ほぉ~たぁ~るのぉ~~、ではなかった。どうか、わしをも仲間に入れてくれまいか。おまえらの仲間、共産党幹部にしてほしい。」
どっと群衆の間に、歓声が起った。
「英作文の鬼、竹岡様万歳!」
ひとりの少女が、緋のマントを表に捧げた。
表は、まごついた。
よき友は、気をきかせて教えてやった。
「表、君は、まっぱだかじゃないか。早くそのマントを着るがいい。この可愛い娘さんは、君のナニを、皆に見られるのが、たまらなく口惜しいのだ。
前から訳すのに前から隠さないでどうする。」
「ぁ・・・///」
表は、ひどく赤面した。
「表先生は、まともな授業をしません。」
「なぜしないのだ。」
「雑談7割、日本語訳読み上げ2割、適当な解説1割なのですが、だれもそんな授業、聞いてはおりませぬ。」
「たくさんの雑談を話すのか。」
「はい、共産党についてを。それからご自身の武勇伝を。 それから、人の悪口を。それから、自慢話を。」
「驚いた。雑談は面白いのか。」
「いいえ、面白くございませぬ。ただ、笑わないと『お前ら笑えよ!』と強制するのです。」
聞いて、ふーたんは激怒した。
「あきれた講師だ。生かしておけぬ。」
完
最終更新:2013年05月03日 08:39