合流、そして放送
移動し始めて約2時間……..
5人は何事もなく合流に成功した。
「ルリちゃん!」
「アキトさん!」
夕日を背に少女と青年が再会する。
バックにはボロボロの機体。それは映画のワンシーンのようでとても幻想的であった……….
「「「・・・・・・・・・」」」
それをなんか遠い目で眺める3人の男たち。
「一人身は・・・」
「つらいですね・・・・」
イサムとマサキがつぶやく。
「二人ともがんばってぇん♪」
「死ね」
「くたばれ、地獄に落ちろ」
「うわ、ひでぇ」
「っていうかマサキお前・・・」
「いえ、なんでもないですよ」
(しまった、あまりの気色悪いさについ本音が・・・)
顔をそむけながら言うマサキ
「まぁ俺は帰ればいるけどな」
イサムには確かに(?)ミュンがいるからか少し余裕がある。
「なんだとぅ!?うらやましいじゃないか畜生め!」
そう言いながらマサキに肩をまわす。
「いえ、ぼくにも美久が・・・」
「なにぃ!?あんたにもいるのか!?」
「は、はい・・・・」
離れて2人を交互に指差すアクセル
「別にいいさ!俺だって記憶が戻ればそりゃ
グラマーの彼女がいるに違いないだろうからな、これが!」
そんなこんなでコミュニケーションを深めた3人であった。
少し暗くなり、輪になって話し合いを始める5人
「ではこれからですが・・・」
司会をしているのはルリ。
男が4人いて司会が務まるのが一人もいないのも情けない限りである。
話し合いの結果、
「2時間交代で見張りをします。D-3がもっとも高性能なので、
D-3の端末をつかいますのでイサムさんは端末を下ろしておいてください。
あと橋の下とはいえ見つかる恐れがありますのでここでも気を付けましょう。」
「おっけー、それでいいんだな、これが」
「ええ」
「さっき一緒に来るとき思ったけど、あの機体もうやばいんだな、これが」
「え?」
「誘爆とかの恐れはないと思うけど、戦闘は結構きついと思うさ」
「戦闘についても話とかないといけませんね・・・」
さらに話し合いが続き、
「じゃ、戦闘はこんな感じでいいんだな?」
「はい、分かりました」
「じゃあ次に・・・・」
そう言いかけたときだった
~~~♪~~♪
音楽が空から流れ出した・・・・・・・・・・・・
【アクセル・アルマー :クロスボーンガンダムX1(機動戦士クロスボーンガンダム)
現在位置:E-5
パイロット状況:良好 (会話中に疲労は回復)
機体状況:損傷なし
第一行動方針: 記憶を探す
最終行動方針: ゲーム脱出、記憶を取り戻す
【テンカワ・アキト 搭乗機体:νガンダム (逆襲のシャア)
パイロット状況:軽い打撲程度 (アクセルとの接触によって精神状態は回復)
機体状況:全身ボロボロ、右腕無し、腰部分のフレーム多少歪む
現在位置:E-5
第一行動方針:アクセルの記憶探しを手伝う
第二行動方針:とりあえずなし
最終行動方針:ゲームから脱出
【イサム・ダイソン 搭乗機体:ドラグナー3型(機甲戦記ドラグナー)
パイロット状況:健康
機体状況:良好
現在位置:E-5
第一行動方針:仲間を探す
第二行動方針:ゲームに乗った相手からの逃亡(戦力が整っていればやられたらやり返す)
最終行動方針:ユーゼスをぶん殴る】
【ホシノ・ルリ 搭乗機体:スカイグラスパー(機動戦士ガンダムSEED)
パイロット状況:健康
機体状況:良好
現在位置:E-5
第一行動方針:とりあえずなし
最終行動方針:アキトと共にゲームからの脱出】
【木原マサキ 搭乗機体:レイズナー/強化型(蒼き流星レイズナー)
パイロット状態:秋津マサトのような性格のふりをしている。絶好調
機体状態:ほぼ損傷なし
現在位置:E-5
第1行動方針:使えるクズを集める
最終行動方針:ユーゼスを殺す】
【初日 18:00】
最終更新:2008年05月30日 03:56