「・・・うぐっ・・・・っひぐ・・・・」
「おい、いつまで泣いてるつもりだ。気持ちはわかるがそうやって悲しんでてもクリスタルがもどってくるわけじゃないだろ。」
「だって・・・」
フォックスはウルフ達の元へいったクリスタルのことがいつまでも忘れられないでいた。
「ったく、いつもの前向きな姿勢はどこへいったんだよ。はあ・・・・少し飛んでくる。戻ってくるまでに泣き止んでいろ」
ファルコはそう言って部屋から出ようとした。
「まって・・・ファルコ。」
泣き癖がついた声でフォックスが呼び止めた。
「一人にしないでくれ・・・。お前がいてくれたほうがまだ気が楽なんだよ。だから・・・たのむ。」
ファルコはドアにかけていた手を離しフォックスのそばに再び座った。
しばらくたち、フォックスが口を開いた。
「俺はただ・・・クリスタルを危険な目に・・・」
「そうだな、俺がお前だったら同じことをしているだろう。だが、もし俺がクリスタルだったらお前と仕事を続けていきたいと思うだろうよ。
それにあいつもパイロットだ、やりがいのある仕事だと感じていたんだろう。だからお前から突き放されたあとウルフたちの所へいったんだろうよ。」
フォックスが真っ赤になった目でフォルコを見たあとまたうつむいた。
「そうだった・・・クリスタルはウルフと一緒にいるんだ。ああ、・・・もうだめだ・・・俺は・・・」
ファルコは自暴自棄になりかけたフォックスの肩に手をおいた。
「フォックス?大丈夫か、しっかりしろ。」
「うわあ、ああ・・・・うぐっ・・・ひぐっ・・・」
フォックスが声を出して泣きついてきた。
最終更新:2008年04月12日 12:16