動名詞

 アスガル語の動名詞は動詞と名詞の両方の性質を兼ね備えている。動詞のように副詞によって修飾され目的語を持つ一方、名詞のように文中で格を持つ。 (⇒繋辞および一般動詞も参照のこと)

 また、名詞に動名詞を続ける事により、その名詞を修飾する用法もある。特に、例えばda tama beatなどのように非限定修飾を行う際によく見られる。これはアスガル語の形容詞・副詞が限定修飾をデフォルトとしている為に、da tama sa beatとすると“『タマ』という同じ名前を持つ複数の存在の内の美しい方”といった雰囲気になり、いささか不自然に感じられてしまう事を避ける働きがある。

 もっとも、口語においてはda tama sa beatbeat da tama”といった、ややルーズと感じられる表現も普通に出てくるのではあるが。




最終更新:2009年11月29日 05:02