中立語
アスガル語の
対語ペアからは、一定の規則に基づいて中立語を作る事が出来る。対語の頭が
w←→
yの場合とそれ以外の文字の場合で作り方が異なる。
パターン1.語頭がw←→yの場合
(1).末尾の文字がc, k, p, t, zである側の語を選ぶ
(2).末尾の文字を一段変換する
(3).語頭の文字を取り除き、それがwなら-ze、yなら-ceを末尾に添える
パターン2.それ以外の文字の場合
(1).末尾の文字がf, h, s, þ, vである側の語を選ぶ
(2).末尾の文字を一段変換し、それと同じ子音の接尾辞を選んで末尾に添える
(3).語頭の文字を二段変換する
注1) 一段変換とは、つまり普通の
対語テーブルと同じ変換である
注2) 二段変換とは、普通の
対語テーブルと同じ変換に加えて無声音・有声音の対立変換を優先的に行ったものである
こうやって作られた中立語(但しパターン2に限る)は、語幹と接尾辞が融合した形にする事も出来る。例えば
boip / mauvから作られた中立語
paup-peであれば
pauppe, pau'pe, paupeといった具合になる。なお、これら4種類の形状からどれを選ぼうと、意味的には全く違いは無い。
-ce -ke -pe -te -ze
c → s k → f p → v t → h z → þ
f → k h → t s → c þ → z v → p
b → m d → n g → q j → l x → r
l → j m → b n → d q → g r → x
c →( j )→ l k →( g )→ q p →( b )→ m t →( d )→ n z →( x )→ r
f →( k )→ g h →( t )→ d s →( c )→ j þ →( z )→ x v →( p )→ b
b →( p )→ v d →( t )→ h g →( k )→ f j →( c )→ s x →( z )→ þ
l →( j )→ c m →( b )→ p n →( d )→ t q →( g )→ k r →( x )→ z
paup-pe …… アスガル語の
-は読む際には無視するから↓に同じで良いハズだけど、やっぱり「パウプペ」って感じがするよね?
pauppe …… 本来は「パウプペ」と読むべきかもしれないけど、やっぱり人情としては「パウッペ」と読みたくなるよね? (⇒
促音便)
pau'pe …… パウッペ
paupe …… パウペ
最終更新:2009年11月25日 23:05