子音脱落
末子音の脱落について
各
形態素の末子音は脱落する事がある。と言っても、文法規則としては「~~という場合には脱落してもよい」でしかないので、脱落は必須ではなく任意である。
また、規則上認められるからといって、何でもかんでも脱落させるわけにもいかない。文法規則上は問題無くとも、意思の疎通を図る実用上で問題が出てくる場合があるからだ。
例)
boiといえば
boipの事だと普通は思うので、
boisを
boiとする事は(文法規則上は全く問題無いが)避けた方が良い。
なお、これらの脱落は音声上のみで行われる場合と、表記上でも行われる場合とがある。個人用のメモ書き等であればいちいち黙字を書く必要は無いだろうし、公文書であれば表記上の脱落は行わないだろう。ちなみに、その公文書を朗読する際に音声上の脱落を行うか否かは読む人次第であり、別にどちらでもよい。
末子音の脱落に関する規則
例外1)
固有詞に脱落は無い。
例外2) 単語に含まれる母音が1つであれば、脱落は無い。
例外3) 単語の末尾3文字が【子音+口母音+子音】であれば、右端の子音は脱落しない。
以上3種類の例外を除き、全ての末子音は脱落し得る。
最終更新:2008年10月05日 16:45