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語彙の多義化

詩論>語彙の多義化

詩を作るに当たってまあメタファー・メトニミーとかアナロジーとか色々単語・記号を多義化しておくのは割と定石だと思う。で、単語を多義化するプロセスをまとめてみる。

1:そもそも辞書的な意味からして多義語
2:直喩する
3:近隣概念などによる意味的類推
4:反復、対置等の文構造による類推
5:リズムによる意味の強調やぼかし
6:冗語や省略による単語の消去
7:他の文章の引用
8:他の事態の引用・指摘

などと語彙を多義化しておく。多義化した語彙は文脈によって一意に意味が決定される、ことが多いので、次は文脈の多義化。語彙の意味は文脈によって決定されるが、文脈は語彙によって決まる(語彙の意味ではない)ので、その辺に気をつけつつ。

a:複数の文脈を直接書く
b:アナロジーに頼る
c:文脈を撹乱する語彙で意表をつく
d:文構造で対置する
e:リズムに対する注意
f:他の文章による文脈の導入
g:他の事態による文脈の導入

などがある。各種詭弁を用いて文脈を混乱させるのもいい。

じゃあなぜ語彙の多義性、文脈の相互作用を重要視するのか。それは積極的な理由として、俺が感情を炸裂させ・プリミティブに伝達するには他人の文脈と戦闘するのが最も効果的だと考えているから。消極的な理由として、仮に他人との以心伝心(前言語的な感情の共有)がなされなくても、表記の上でそうなっていれば理屈としてはわかるから。

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最終更新:2011年07月25日 01:53
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