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1:存在への問をあからさまに反復する必然性

哲学>ハイデガー>存在と時間>「1:存在への問をあからさまに反復する必然性」

  • 存在への問いが不要だと考えられているのは古代の存在論そのものに根ざしている。

存在論について答えるべき課題

  • 存在論基本概念がどのような地盤から生い立ってきたのか
  • カテゴリーの証示方法が適切であるかどうか
→これらは存在への問いを解明したあとで与えられる

存在概念の幾らかの性質

  1. 存在はもっとも普遍的である
  2. 存在は定義不可能である
  3. 存在は自明である

存在はもっとも普遍的である

存在は、すべてのもののうちで、最も多く普遍的である。

存在についての何らかの了解は、人が存在者について把握するすべてのことのなかに、いつもすでに含蓄されている。
存在の普遍性は類の普遍性ではない。存在は、類と首都の関係に従って概念的に分節されている存在者全体の、最上位の領域を画定する概念ではない。→「存在」は中世の存在論の用語では超越者(transcendens)の一つである。

存在は定義不可能である

従来的に存在は最上位の普遍性を有するから「存在には何らかの本性を加えることができない」と言われる。しかし存在存在者は異なるということのみが導出される。存在の意味を十分に記述したとは言えない。

存在は自明である

存在者においては、存在は何らかの仕方で用いられており、存在という言葉は「わけもなく」了解されている。

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最終更新:2011年07月25日 15:57
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