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5:存在一般の意味の解釈のための地平を打開する作業としての、現存在の存在論的分析論

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現存在の分析方法

ありあわせの理念や「カテゴリー」を存在論的検査を経ずに現存在に与えてはならない。
さしあたり、そしてたいてい(zunaechst und zumeist)存在している有様を示すことが肝要。
これを平均的な日常性(die durchschnittliche Alltaeglichleit)と呼ぶ。

現存在の存在論から存在の意味を解釈するには

現存在の存在論的分析は暫定的
そこから存在を解釈するための地平を導く必要がある。

時間性

時間性(Zeitlichkeit)は現存在の存在の意味として挙示される
  1. 現存在にはその存在的構成として前=存在論的存在が備わっているから、そこから現存在が一般に存在というようなものを暗々裡にそこから了解し解意しているもとのところは時間である、ということを示す必要がある。時間はあらゆる存在了解と存在解意の地平である、ということを示す必要。
  2. また上の方法で得られた時間の概念を通俗的に言われる時間の概念と対照比較する。

存在者は時間の中で存在する

存在者は時間の中で存在するだけでなく、存在そのものが時間的性格を備えていることを確認する。
存在を時間的に規定する働きを存在の時節的規定性(temporale Bestimmtheit)と呼ぶ。存在そのものを解釈する基礎存在論的課題は、存在の時節性(die Temporalitaet des Seins)の解明の仕事を含むだろう。
(「非時間的」とか「超時間的」とかの存在は「時間的」存在を前提としているから、これらも「時間的」の中に含まれる。)

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最終更新:2011年07月26日 00:54
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