第3話 信じるものは、食べられる
「全部先輩が…先輩が悪いんだ…私をおいていくから…」
誰にも聞こえてないだろう愚痴を嘆く。というか聞いてもらえないのほうが正しいでしょうけど。
「…………サラマンダー。ケチャップを取りなさい」
「――――!」
「なにもあんな風にしなくてもいいと思いませんか。私、どうしても勝ちたいんですけど」
「…………サラマンダー。マヨネーズを取りなさい」
「―――!」
「んもう! なにかサラマンダーさんも言ってくださいよ!」
「……もぐもぐもぐいちいち……もぐもぐ五月蝿い小娘だ……私に不備はないし私が勝利すればいい話ではありませんか」
「それはごもっともですけど、私にも武器が欲しいんです!」
「とりあえず高坂と戦ってフルボッコにしたら考えてあげなくもないでしょう」
「本当ですか!? じゃあ早速殺しにいってきます!」
さっきの礼もかねてね…くふふ
私の時代来ましたわ……。
中庭にて
「いやーさっきは実ちゃんに悪いことしちゃったなーあれで俺を恨んだりしてなければいいけど……」
「……そうだったらいいですのにね――!」
ガバッ!! と身を乗り出して私は杖で殴りかかる。しかし流石エリートクラスの魔導士だ。即座に小結界を張っていたらしく、私のほうが吹き飛ばされそうになる。
「実ちゃんごめん! ほんとごめん! 謝るから、話せば分かるから!」
シュルリ。私は必死に謝罪をしている先輩を無視し、束縛魔法を展開。地中からツタが生え、高坂潤を締め付ける。
「――っ! くそ、しくったか!」
この危機を脱するのはエリートいえでも容易なことではない。これを逃せばきっと攻撃のチャンスはやってこない。いっきに決めよう。
杖に炎の力を付与。燃やして倍のダメージを狙う。私はもともと"強加"の術を組むのに長けており、これぐらいは造作もつかないことだ。
「いきますよ先輩…………さっきの御礼をたっぷりと今ここで……」
「ジャストアモーメント! そこでウェイト!」
私は渾身の力を込めてメイスで殴りかかった。そこには焼けたあとと干された先輩がいたそうな。
続く……
先輩をとりあえずフルボッコにしましたさせました。
しばらくはやはり奉仕活動委員会について書いていこうかと。
これを全部まとめたらどれくらいにんるかなーという実験でもありますが、一応予定は7話あたりです。一日一つ書くにしろ一週間。そして七陣営あるので49日と。飽きることがないですね。(早く本編書けやって話なのですが)
次回は実に新武器が入りそうですよ。
最終更新:2012年01月29日 22:06