第一審:2007年2/23提訴、5/31より併合審理となる。2008年12/11結審、2009年3/26判決
第二審と第三審についてはリンク先を参照。第一審に比べ賠償金が減額されており、また取り消し広告の掲載を命じている。
第一審:2007年4/3提訴、5/30第1回口頭弁論、2008年12/25結審、2009年3/5判決
第二審と第三審についてはリンク先を参照。第一審に比べ賠償金が減額されており、また取り消し広告の掲載を命じている。
第一審:2007年7/5提訴、1/25口頭弁論、2009年8/31日結審、11/9判決
第二審と第三審についてはリンク先を参照。第一審からの変更はない。
2007年7/5告訴受理済
詳細はヤオ・ガチ力士リストの謎参照。
朝青龍、千代大海、琴欧州、栃東、白鵬、魁皇、雅山※6、琴光喜、黒海、露鵬、安馬(現日馬富士)、琴奨菊、時天空、北勝力、旭天鵬、把瑠都、春日王、豊桜、鶴竜、朝赤龍、旭鷲山、豊ノ島※1、北桜、潮丸、土佐ノ海、安壮富士※2、栃乃花、白露山、皇司、片山
いずれも’06九州場所での幕内番付順 ’07初場所に入幕した十文字、時津海、春日錦、嘉風は分類不明
普天王、岩木山、安美錦※2、稀勢の里、出島、豊真将、高見盛、栃乃洋、豪風、垣添、玉春日、玉乃島、若の里※3
琴欧洲(1)、春日錦(1)、おそらく琴光喜(2)※4、千代大海(2)、魁皇(2)
稀勢の里(1)、豪栄道(1)、豊ノ島(1)、おそらく安美錦(1)※5
稀勢の里、豪栄道、雅山※6、豊ノ島
※1武田の記事と元若ノ鵬で違いが見られるので、転向したと思われるが詳細は不明。後に武田の記事を事実上なかったことにした。
※2同部屋かつ兄弟だが、対立があったかは不明
※3連載第三回において、匿名記者B氏が発言した
※4元若ノ鵬の話では、琴欧洲から「(琴光喜戦も)どうだ」と持ちかけられた
※5元若ノ鵬の話では、常時ガチなのか不明
※6連載時の記事と八百長メール発覚後の記事で違いが見られるので、転向したと思われるが詳細は不明
詳細は法廷証人リスト参照。
( )内は登場回、太字は実名証言者
※元若ノ鵬証言記事以降は非武田記事
※1中盆にした理由は語学的な問題とされる
※2旭天山が支度部屋で午前中に寝ころんでいる写真が掲載された。詳細は旭天山の写真を参照。
※3稀勢の里はガチ認定された力士の中で唯一原告に入っている
※1無気力相撲の存在は協会も認めている。琴櫻-前の山での注意が有名。
相撲協会側の代理人「朝青龍関と千代大海関との一番で、八百長の約束は事前にされたということですか」
武田氏「はい」
相撲協会側の代理人「誰がどういう風にやったのですか」
武田氏「旭天山だと聞いています」
相撲協会側の代理人「力士同士が携帯電話で(打ち合わせを)やった可能性は」
武田氏「あると思います」
相撲協会側の代理人「どちらかは分からないということですか」
武田氏「はい」
相撲協会側の代理人「いつのことですか」
武田氏「前日、もしくは後半戦が始まる前です」
相撲協会側の代理人「いつされたかは分からないですか」
武田氏「そのへんは、はっきりしていません」
相撲協会の代理人「朝青龍関が払うと約束した金額は」
武田氏「えーと、80万だと思います」
相撲協会の代理人「その話は誰から聞きましたか」
武田氏「申し上げられません」
相撲協会側の代理人「80万を実際に払ったかの確認は」
武田氏「とれていません」
《相撲協会の代理人は、琴光喜関との取り組みについても、同様に質問。似たやりとりの繰り返しに、武田氏が 『僕は相撲界全体について取材しており、一件一件についてはそんなに大切だとは思いません』といらだちを見せる場面もあった》
相撲協会側の代理人「記事で『ガチンコでない』(八百長に関与しているという意味)と紹介された力士で、取材をした人はいますか」
武田氏「栃東、魁皇、朝青龍です」
相撲協会側の代理人「3人だけですか」
武田氏「はい。そのうち、(元)若ノ鵬がちゃんとしゃべってくれるから、大丈夫ですよ」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/081003/trl0810031620010-n5.htm
講談社側の代理人「朝青龍の八百長について、具体的に情報を聞いたのはいつですか」
武田氏「2006年の春ぐらいです」
講談社側の代理人「どのようにしてですか」
武田氏「いろんな人から電話がきて、『とにかく朝青龍の八百長がひどい。けいこも巡業もしないのに、そういう奴が金にあかせて星を買うことが許せない』と」
講談社側の代理人「どういった人から聞いたのですか」
武田氏「高砂部屋の関係者と現役力士。そのほかにもいます」
講談社側の代理人「その情報が正しいと思った根拠はなんですか」
武田氏「予告通りに朝青龍の優勝が決まっていくからです。9月場所が終わった時点で、『もう11月場所の朝青龍の優勝は決まってるんだ。中日が過ぎたら決まりだよ』と(情報提供者から)聞き、本当なのかと思ったが、この予告通りだった。これは間違いないと思いました」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/081003/trl0810031620010-n3.htm
(1)坂本直子(ホステス、金親愛人)の証言と盗み撮りテープ
(2)中島五月(輪島元夫人) の曖昧な証言
(3)板井の曖昧証言(「相撲の80%は八百長」と言いながら、裁判で争点になって いる場所については「「不自然な取組もあるが、何も知らない。分からない」と発言撤回)
(4)現役力士X氏、高砂部屋関係者P氏のほか、雲霞のごとく登場する「相撲記者」の匿名証言
(5)大麻で逮捕・解雇された若ノ鵬が「八百長やった」証言
この程度で、「幕内力士2/3が金銭で八百長」と断言することが出来るのか?
1996(平成8)年4月14日、元大鳴戸親方(元関脇高鉄山、菅孝之進)と後援会長の橋本成一郎が、愛知県豊明市の藤田衛生大病院で亡くなったのは事実。両者の死因はレジオネラ肺炎。一緒に行動していてホテルで感染し、発症して当然同じ病院に運ばれた。レジオネラ肺炎は、大浴場、ホテルの空調などが感染源で、感染者の致死率が15~30%。橋本は56歳、元大鳴戸親方は54歳と高齢であるばかりか、糖尿病と脳梗塞で入退院を繰り返しており、同じ日に死亡しても不思議ではない。集団感染だったので、他の感染者(ホテルの従業員含む)もいた。(当時の地元紙に詳報されている)
同じ年の2月から、2人は「週刊ポスト」誌上で大相撲の八百長や元横綱北の富士の女性関係などを告発し、暴露本の出版も予定していたのは事実。しかし、この著書は、二人の死後にまったくの妨害もなく出版され、今でも古本で入手可能。
http://www.amazon.co.jp/dp/4846301419
『八百長―相撲協会一刀両断』 元大鳴戸親方 (著) 鹿砦社 (1996/04)
また、元大鳴戸親方が育てた板井圭介(元小結、大鳴戸部屋)は、暴露本を出版したが、今でもピンピンして法廷や週刊誌、ワイドショーで言いたい放題。
1991(平成3)年9月6日に二子山理事長が親方や関取衆に対して語った訓示を板井が録音しておいたもの。 内容は、以下の通り。
「優勝とか、大関になろうかという時でも、何回挑戦しても跳ね返される、夜も眠れない、心臓がどきどきする、そういう思いを何回も何回もして勝ち取るもの。これが得がたいものですよね。これを簡単に『カネ』で手に入れるということは、もうこれは稽古も何もしなくていい。絶対にあってはならない故意による無気力相撲が、一部の不心得者によって行われることは許されないことであります」
言うまでもなく、金銭授受を伴う八百長を戒めたものである。もっとも、このテープの内容は、2000年に板井自身が八百長を告発した際に公表している。板井の告発本『中盆』にも記載されているばかりか、講談社のウェブサイトに公表済みある。これを今更入手した民放各局が、2008年10月20日に放送したことを、スレ住人の一部が「八百長確定」と繰り返している。そのスレ住人は、現代関係者と推定され、この手垢のついたテープをことさらに強調している一人のジャーナリストがいるが・・・・。
http://diamond.jp/series/uesugi/10050/
ちなみに、このテープの中で二子山理事長が八百長を戒める対象として暗に糾弾していた 相手は、板井本人である。
http://homepage1.nifty.com/akiopage/yaochou.html
二子山理事長(初代若乃花)については藤島部屋の家憲も参照されたい。
また、発言が1991年である以上、武田@週刊現代が主張する「朝青龍を中核とする幕内力士三分の二が絡む金銭授受を伴う八百長コネクション」の証拠にならないのは、馬鹿でも分かる理屈である。(この当時、朝青龍は10歳の子供でモンゴルにいた)
なお、実はこの説明会は協会の人間のみの場所ではなく、報道陣も同席していた。例えば、サンケイスポーツは1991年9月7日の一面記事をこの話題にした。
http://www.sanspo.com/sports/news/081021/spf0810210511000-n1.htm
「無気力相撲厳罰」や「“疑惑”一掃へ断行」と見出しをつけていることが確認できる。
http://www.sanspo.com/sports/photos/081021/spf0810210511000-p1.htm
つまり協会にとってこの話は「公の場で語っても、何ら困らない」ものだったのである。