First Challenger

First Challenger』(ファーストチャレンジャー)は、フェルミウム湾が作成していたアクションゲームの名称。2007年に作成開始し、2009年頃に通常エンディングまでは作成されたが、その後作成が停滞し、2022年現在も未完成。本作はRPGツクール2000で制作されている。

概要

本作はマリオブラザーズのような横スクロールアクションゲームである。基本的に敵をジャンプで踏みつけながら、ゴールを目指して先へ進んでいくものになっている。フェルミウム湾はそれ以前にもジャンプアクションを作ろうと試みてはいたが、この作品以前のものはジャンプがしづらいなどの問題点が色々あった(セテーヌアドベンチャー?など)。本作ではそれがだいぶ改善され、ジャンプ中に自由に方向転換できるようになった。問題点は、勢いをつけてもつけなくてもジャンプの高さ、時間は変わらないため、慣れないうちは操作がしにくいところである。また、主人公のみがドット単位移動となっており、その他のキャラクターはすべて非ドット単位移動をするため、画面のスクロールが特異となっており、画面の端まで行くと次の画面が現れるようなシステムになっている。
敵は基本的にスライムしかおらず、ジャンプで踏みつければ倒せる。横から当たってしまうとHPが減る。HPはコース中のハートを取ることで最大3まで増え、HPが0になったり落ちたりするとミスとなる。残り人数が0になるとゲームオーバーである。コースは1ステージに4つあり、最後のコースにボスがいる。ボスは星型のオブジェクトに触れると倒す事が出来る。8-4が最終ステージである。途中ワープをすることでコースを飛ばす事ができるが、それでもすべてのコースをそれぞれ一度でもゴールすると、エクストラステージとしてA-1が現れる。エクストラステージ以降が未完成。こちらはD-4まで存在し、D-4をクリアすると真のエンディングとなる予定であった。

ストーリー

平和なセーフティ・エリアの世界に突如ダークエルフが現れ、ライ太?がさらわれてしまう。主人公ベイ太?は、ライ太を助けるために冒険に出る。

仕掛け

  • ぶっとび床
1-1で初登場。矢印の方向へぶっ飛ばされる。どの程度飛ばされるかは決まっており、中にはコースの果てまで連れていくようなものもある。
  • コンベア床
1-2で初登場。乗ると矢印の方向へゆっくり連れて行かれる。矢印の方向に逆らうことも可能だが、風が吹いているときは逆らえない場合もある(ジャンプしながら進めば問題ない)。
  • 追い風
2-3で初登場。右側へ向かう風。じっとしていると右側に流されていく。左向きのコンベア床の上に乗ると停止できる。
  • 鉄球
3-1で初登場。触れるとダメージを受け、雷を取る以外の方法では壊す事ができない。独特の動き方をする。
  • リフト
3-1で初登場。赤いリフトは乗るとあるスピードで下降し、黄色いリフトは乗るとあるスピードで上昇する。
  • 氷の床
4-1で初登場。滑る床であり、急には止まれない。ジャンプをすれば問題なく進める。
5-1で初登場。歩きづらく、ジャンプがしづらくなる。
  • 赤い鉄球
5-3で初登場。鉄球と同じだが、スピードが非常に速くなっている。
  • 向かい風
6-1で初登場。左側へ向かう風。じっとしていると左側に流されていく。右向きのコンベア床の上に乗ると停止できる。
6-3で初登場。しばらくそこにいるとダメージを受ける。ジャンプを適度に行って熱から出る必要がある。ダメージを受けるまでの時間は一度熱から出れば初期化される。
  • レーザー
7-4で初登場。触れるとダメージを受け、先へ進むことができない。レーザー解除スイッチに触れることで、消すことができる。

アイテム

  • クリスタル
チェックポイント。触れておけば、ミスしてもそこから再開できる。ゲームオーバーになると消滅。
  • ハート
取るとHPが1回復。
  • 金のベイ太
取ると残り人数が1上がる。
一定時間無敵になれる。敵に触れても倒せるようになったり、鉄球でダメージを受けなくなる。HPが3まで上がる。
  • 時計
触れると残り時間が100上がる。
  • 隠しブロック
見えないブロック。下からジャンプすると出現させることができ、足場にすることができる。
触れると画面にいるすべての敵を倒す。
  • レーザー解除スイッチ
触れると画面にあるレーザーを1つ消すことができる。

関連項目

最終更新:2022年08月27日 02:13