掲載単行本:
リトルコンサート
初出:オルフェvol.2 1987
ページ数:34
シリーズ:リトル・コンサート
粗筋:オプチナ・プストゥイニで修業するアンプロープカは憐れみの気持ちがとても強い少年僧で、毎日のように動物を拾ってきては僧院で養っている。僧院には科学好きな司教と若い修道僧のパーシィがいたが、僧院には昔、ハインリヒという修道僧もいた。アンプロープカは「女のために堕落したハインリヒのようになるつもりか」という司教の怒りを受けながら、毎日水桶を丘の上まで運んでゆくルサールカを憐れむあまり、知り合う。しかし彼女の母は魔女であり、10年ほど前に異端裁判でオプチナの司教に殺されており、そのことを恨んだルサールカは僧院も村も破壊するための準備をしていた。そんな彼女の心中を知らぬアンプロープカはルサールカと親しくなっていくが、彼女と司教が出会った時、パーシィはルサールカがハインリヒの娘であり、彼は行方不明になったのではなく司教に殺され、僧院の鐘楼の下に葬られていたことを知る。アンプロープカの説得を受け入れ、復讐を思いとどまろうとするルサールカ、だが、僧院周辺を襲った山津波のために彼女のしかけた魔法が発動してしまった。それを止めたのはルサールカの母だったのか。司教は己の罪を悔い、カッパドキアへ苦行僧になるべく発つ。僧院の周りで世界は変わってゆくのだった。
キャラクター:アンプロープカ、ルサールカ、司教、パーシィ、ハインリヒ、ルサールカの母(魔女)、古生物学者、村人
関連作品:なし
備考:プストゥイニが僧院のことだそうなので、オプチナ僧院とも言える。オプチナは地名? 「オプチナ司教」と呼びかけているシーンがあるので人名? ルサールカやその母が持っている力は明らかに後のPKであり、「小さき花や小さき花びら」にも出てきた残留思念と同じものが登場する。舞台がはっきりすれば、Hi-Fi
Chlonicleと関連づけてもいいのかもしれない。
最終更新:2006年10月11日 12:55