第1章 出荷
港町サントル。
物語は、この静かな田舎の港町より始まる。
町外れのボロ屋に住む青年、
C.C.。
幼き頃、町長に拾われ育った孤児だった彼も、今ではたくましく育ち、
ボロ屋の先に広がる農園を一人で管理する毎日を送っていた。
C.C.「ふぅ、そろそろ昼にするかな~。」
そこへ青い髪をなびかせて、もう一人の青年がやってきた。
彼は
ミツヤ。
C.C.とは幼なじみで、幼き頃に両親を病で亡くして以来、
町長に預けられ、C.C.とは兄弟のように育ってきた。
彼も今では独り立ちし、地元の漁師の一人として働いている。
ミツヤ「おい、C.C.。そろそろ昼だろう?いい魚があるんだ。一緒に食おう。」
最終更新:2011年02月26日 22:22