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恒星球班 / sss2008 - (2009/05/25 (月) 16:14:10) のソース
***sss2008とは -Star Site System 2008の略. -恒星球に星をプロットするためのプログラム. 先代がレンズ式投影機を研究していた際のプログラム「SSS」の後続として命名. ***一体何をするの? -恒星の位置データ (web上にあります) から, 恒星球上のどこに星を描画すれば良いかを計算します. --元データとして最適なものが, 欧州宇宙機関による[[ヒッパルコス星表>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%83%91%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%82%B9%E6%98%9F%E8%A1%A8]] だと思われます. ---ヒッパルコス人工衛星によって調べられた恒星118,218個の精密な位置のほか, 各々の光度, 距離やスペクトル型等の情報がまとめられています. ---星表は国立天文台データセンターの &bold(){[[ここ>ftp://dbc.nao.ac.jp/DBC/NASAADC/catalogs/1/1239/]]} から入手でき, この中にある「hip_main.dat.gz」が位置データを含みます. 天文学において, 恒星の位置は (緯度φ, 経度λ) で表現します. 単に穴を開けるだけのピンホール式なら, この組み合わせでも問題ありません. しかし, 平面の組み合わせで表現するリスフィルム式の場合, 「星がどの平面のどの位置に来るのか?」を計算してやらなければなりません. 入力(緯度φ, 経度λ) → 出力(面番号n, 横位置x, 縦位置y) という変換を自動で行うのがsss2008の仕事, というわけです. ***具体的な変換公式 以下を参照してください. -[[恒星球班 / sss2008 / 変換式: みかんの皮型]] -[[恒星球班 / sss2008 / 変換式: サッカーボール型]] ***入手方法 &bold(){[[ここ>http://www9.atwiki.jp/tenken3ps?cmd=upload&act=open&pageid=36&file=sss2008_ver2.20plus_package.exe]] }から入手して, 適当なフォルダに解凍してください. 動作環境によっては, &bold(){[[Visual Basic 6.0 ランタイム > http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=7b9ba261-7a9c-43e7-9117-f673077ffb3c]]}が必要な場合があります. 必要に応じて導入してください. ***つかいかた 現在, まともに動くのは「多面体投影」のみです. 「経度別横円筒(みかんの皮)」は形状の候補から外れたうえ, 境界線のsvg化が困難ゆえに開発を止めています.