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ゴジラの眠りは深かった。
太陽が昇ってもなお、その眠りは醒めることが無く……。

そして、そんなゴジラが休んでいる間に又兵衛は同志達を集めた。
集めた数は三人。
少数に思えるかもしれないが、誰もが戦いに自信のある猛者達のようだ。
その中の一人、黒髪の少年剣士がゴジラを目の前に又兵衛に問う。
「……あれを倒すのか?」
「あぁ。相当強大な力を持っているようだったが、今は満身創痍に加え休憩中だ。討つなら今しかあるまい」
「あれを倒さないとはやて達にも危険が及ぶかもしれないんだろ? だったらやるしかないじゃん」
「………………」
赤に身を包んだ幼い少女が続けて言うと、黒い甲羅に覆われたカメのような生物がこくりと無言でうなずく。
又兵衛はそんなやる気満々の面々の様子に満足すると、倒すべき敵ゴジラを見据える。
そして刀を抜くと――
「ふむ……そろそろ頃合だな。……皆の者、一斉に行くぞ!」
「言われなくても……」
「分かってるよ!!」
「…………!!!」

一斉に四人は飛び出すと、真っ先に攻撃を加えたのは無言のカメだった。
「……!!!!」
カメは、どこからともなく金槌を大量に取り出すと、それを一斉にゴジラ目掛けて放り投げる。
その放り投げられた金槌はその全てがゴジラの体のいたるところに命中、流石のゴジラもこれには堪らず、遂に眠りから醒める。
「ゴガアアアア!」
起き上がり、攻撃のあった方向を睨むゴジラ。
だが、そこへ今度は少年剣士が飛び出してくる。
彼はなにやら詠唱をブツブツと唱えると、剣を振り上げ大きく叫ぶ。
「ピコピコハンマー!!!」
クールそうな外見に似合わぬそんな叫びと共に、宙に巨大なピコピコハンマーが現れ、それはゴジラの頭上へと落ちる。
ぶつかると同時にピコッとお約束の可愛らしい音が出て、そのままゴジラは気絶してしまう。
「今だ行くぞ!!」
「言われなくても!」
気絶しているその隙に、又兵衛と少年剣士は一斉に斬りかかる。
カメも金槌の投擲による支援を欠かさない。
「グガアアアアア!!!」
気絶から醒めた頃には、ゴジラの体は今まで以上傷だらけになり、動きの緩慢になってしまう。
そして、そこへとどめの一撃を刺さんと言わんばかりに、赤服の幼女が天高く飛び、どこからともなく取り出した巨大なハンマーを振り下ろす!
「これで最後だっ!! 轟天爆砕! ギガンド・クラァァァァァクッ!!!」
ハンマーは見事にゴジラの頭部に命中、そのままそれを押しつぶ……すかと思われたのだが。
「ギャオオオオオオッ!!!」
「何っ!?」
ゴジラは最後の力を振り絞るようにその腕でハンマーを寸でのところで止めていたのだ。
「くそぅ、無駄な抵抗を――!!」
「ゴガアアアア!!!」
「こいつ……意外としぶといぞ!」
「そのようだな。よし、彼女を援護するんだ! また一斉に攻撃だ!!」
「……!!!」
無数の斬撃と金槌の嵐がゴジラを襲うが、それにもこの国の怪獣映画の代名詞であったという誇りと意地がある。
たかが人間四人相手に負けるわけにはいかなかったのだ。
「グオオオオ!!!!」
「うわぁぁぁ!!」「くっ……!!」「ぬおおお!!」「……!!!」
そして最後の力を振り絞った時。
ゴジラは迫り来るハンマーを押し返し、足元で攻撃をしていた人間達を一気に蹴散らした……!!

最後の最後で弾き飛ばされた四人。
そのダメージはけして小さくは無かった。
「う、み、皆の者、無事か……?」
「ん、何とか……」
「こっちもだ……」
「…………」
又兵衛が声を掛けると、一応全員から声は帰ってくるものの皆、ある程度のダメージは受けているようだった。
「くそ、あと一歩だったのにっ!!」
「あの物の怪、あのような場面でなお力が出せるとは……」
「そういう特性を持ったモンスターなんだろ、あいつは。それを知らなかった僕達の油断だったな」
そう言いながらゴジラの方を見ると、そっちのこちらを見ていることに気づく。
「な、なぁ。……もしかして私達、狙われてねぇか?」
「そ、そのようだな」
「あれは……明らかに僕達を憎んでる目だぞ」
無理もないだろう。
あれだけ散々痛めつけたのだ。
これだけされて怒らないでいるほどゴジラも甘くは無かった。
そして、ゴジラは迷うことなく又兵衛達の元へとのっしのっしと歩み寄る。
――彼らに復讐しようという意志の元に。
「こ、このままじゃギガヤバだぞ!」
「くそっ! 逃げるしかないのか!」
「仕方ない……。一時的に退こう! 機会はいくらでも――」
そう又兵衛が言おうとした時。
ゴジラは口を大きく開け、封印が解除された熱線をまさに撃たんとしていた。

――もうどうにもならないのか

四人が同時に思ったそう思うが、熱線は無情にも撃たれ、そして――……

『プロテクトシェェェェド!!!!』

防がれた。
突如現れた巨大なロボットの手から発せられた見えないシールドによって。
『皆無事か!? 俺が何とかしている今のうちに逃げてくれ!!』
ロボットはそう言うが、四人は目の前で起きた唐突な出来事にただ呆然とすることしか出来なかった。

獅子王凱は、ガオガイガーに乗って目の前にいる怪獣を見据えていた。
「まさかこんなデカいのがいたとはな……。まったく、これもバトルロワイアルのせいなのか!?」
と、凱は3日前に唐突に告げられたバトルロワイアルという施策を思い出し、苦虫を潰したような表情になる。
そして、ガオガイガーを通じて怪獣を指差す。
「お前が人々の平穏な日々を脅かすと言うのなら、俺が安部や織田ともども消し去ってやる!!」
「グガアアアア!」
一方の怪獣は、そんなことお構い無しのようで、その腕を振り上げガオガイガーを攻撃しようとする。
……だが、所詮は満身創痍の身。
その普段よりパワーの落ちている攻撃はガオガイガーにあっさりとかわされ、その攻撃により凱はそれを敵と断定した。
そして、そんな敵を消すべく彼は通信回線を開く。東京の海底にあるGGG基地へ。
「……長官! ゴルディオンハンマーの承認を!!」


所変わって、基地司令部。
Gいつ襲われるか分からない状況下でも彼らはガオガイガーの補佐をするべく、そこに残っていた。
そして、その司令部の中央に立つGGG長官大河幸太郎が、そんな凱の要望を聞き、コンマ2秒で頷き、持っていた鍵を専用の穴に差し込む。
「ゴルディオンハンマー!! 発動承認!」
「了解! セーフティデバイス、リリーヴ!!!!!」
それを聞くとオペレーターの卯都木命は即座にコンソールを操作、そしてカードリーダーにカードを通す。
これで凱の必殺技は発動が承認される。
「頼むぞ勇者!!!!」


場所は再び戻って青森県。
「よっしゃああああ!!!」
ゴルディオンハンマーの発動が承認された凱は早速、ハンマーコネクトそしてハンマーを装備。
ここまで来ると、もはや彼に敵は無い。
「ゴルディオンッッッハンマァァァァァ!!!!」
ハンマーを振り上げると、それを怪獣目掛けて振り下ろす。
「光になれぇぇぇぇぇぇ!!!!」
怪獣は先ほどの少女の一撃の時のように手でそれを食い止めようとする。
だが、それはそのハンマーの前では無意味で、触れた先からそれは光の粒子になってゆく。

……そして、その怪獣が完全に消え去ったのはそれから間もなくの事であった。


【青森県 3日目 11時】

【井尻と愉快なハンマー達】
【井尻又兵衛由俊@クレヨンしんちゃん】
[状態]:負傷、呆然
[装備]:魔法の絨毯@DQ6 普通の刀
[道具]:支給品一式、魔法の絨毯@DQ6
[思考]
基本:強者と出会い一戦を交えたい
1:あのからくり……強いな

【リオン・マグナス@テイルズオブデスティニー】
[状態]:負傷、呆然
[装備]:シャルティエ@TOD
[道具]:支給品一式(アイテム不明)
[思考]
基本:マリアンを危機に晒す存在は消去する
1:あれは……何だ?
2:スタン……逝ったか

【ヴィータ@魔法少女リリカルなのはA's】
[状態]:負傷、呆然
[装備]:グラーフアイゼン(カートリッジ残り7発)@魔法少女リリカルなのは
[道具]:支給品一式(アイテム不明)
[思考]
基本:はやてを探して守る
1:あのロボ……チョーカッコイイ!
2:高町なにょはの分も生きる

【ハンマーブロス@スーパーマリオブラザース】
[状態]:負傷
[装備]:ハンマー1000個 ヘルメット 甲羅
[道具]:支給品一式
[思考]
1:不明


【獅子王凱@勇者王ガオガイガー】
[状態]:体力中消費
[装備]:ガオガイガー@勇者王ガオガイガー ゴルディオンハンマー@勇者王ガオガイガー
[道具]:支給品一式(アイテム不明)
[思考]
基本:正義を貫き、悪を断つ

【東京都 ベイタワー基地 3日目 11時】
【大河幸太郎@勇者王ガオガイガー】
[状態]:健康
[装備]:ゴルディオンハンマー発動承認キー@勇者王ガオガイガー
[道具]:支給品一式(アイテム不明)
[思考]
基本:我々は戦う! 命ある限り!
1:発動承認!!

【卯都木命@勇者王ガオガイガー】
[状態]:健康
[装備]:ゴルディオンハンマー発動承認カード@勇者王ガオガイガー
[道具]:支給品一式(アイテム不明)
[思考]
基本:長官の指示に従う
1:了解!



【ゴジラ@ゴジラ 死亡確認】
野比玉子ドラえもん 死亡確認】
最終更新:2007年01月07日 11:52