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広大なる宇宙空間。そこを、文字通り目にも止まらぬ速さで飛ぶ物があった。
彗星でも隕石でもなく、巨大な一つの物置である。
その速度は光速。とはいえ、広大な太陽系を探索するにはそれほど早すぎる速度ではない。
そしてその中には四人の男女が乗っていた。

「まさかこの物置が宇宙船としても機能するとは……やってみないとわからないものですね」
冷静沈着にそう述べるのは、集団のリーダー格の神山少年。
「にしても本当に大丈夫なんですか、この物置?」
「そもそも僕たちどこへ向かって飛んでるんですか!?」
不安を隠しきれない顔をしているのは鈴仙優曇華院イナバと因幡の白兎。
ちなみに鈴仙はイナバ物置の耐久度を心配しているが、隕石にぶつかろうが小惑星にぶつかろうが
イナバ物置なら大丈夫である。
「まあまあ、こうして皆様と乗り合ったのも何かの縁。どうせなら楽しくいきましょうよ」
そして、ともすれば険悪な雰囲気になるこの集団の盛り上げ役となっているのがアサシンのサーヴァント、笑点のピンクである。
しかし実際にはピンクとてそれほど精神的に余裕があるわけではない。
まもなく魔力が枯渇しようとしているからだ。
(このままでは長くはもちませんね。早く空気王さんと合流するか、さもなければ私の存在が消える前に信長を倒すか)
こうしている間にも聖杯であるイナバ物置は巨大化を続け、聖杯戦争が終結に向かっていることを知らしめていた。
そのとき、ピンクはふと近くにある『気配』を感じた。
(他のサーヴァントの気配!? ここは一か八か、接触してみるのが上策ですね)
「すいません神山さん、この一番近くにある惑星か衛星に着陸してくれませんか?」
「ええ、まあ構いませんが」
こうして、四人を乗せた聖杯は着陸態勢に入った。

【一日目・午後8時/金星上空】


【神山高志@魁!!クロマティ高校】
【状態】健康 
【装備】なし
【道具】支給品一式  不明支給品
【思考】
1:とりあえず金星に着陸
2:林田君達、クロ高生を探す。



【鈴仙・優曇華院・イナバ@東方Project】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:神山についていく
2:知り合いと合流したい(永琳、輝夜優先)



【因幡の白兎@日本昔話
【状態】健康 やや目が赤い
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:神山についていく
2:知り合いと合流したい(泣いた赤鬼、浦島太郎優先)

【イナバ物置@現実】(聖杯)
[状態]健康 光速移動可能
[装備]不明
[道具]支給品一式その他不明
[思考]1:大・丈・夫!


※聖杯です。すでに4体のサーヴァントの魂を吸収しています。 いつ聖杯として完成するかは不明です



【笑点のピンク@現実】 (クラス・アサシン)
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【宝具】落語家の言霊
【思考】
基本:活躍し空気脱却
 1:一刻も早くマスターと合流する。まずは金星に着陸する
最終更新:2009年07月24日 09:32