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「な……何故だ……!」

黒十字軍の怪人、砲丸仮面が切れ切れの息の中、胸を押さえて叫ぶ。

「何故、貴様はこの高度、この薄い酸素の中でそんなにも身軽に動けるのだ……!」

問われ、少女は快活に答えた。

「毎朝50km走ってから登校してるからな。肺活量には自信があるんだ」
「な……なんと……! 勝てぬ道理よな……」

よろよろと後ずさる砲丸仮面。
足を踏み出した先は、溶岩渦巻く噴火口であった。

「この機に乗じて日本を陥れようという計画……潰えたり……! ぐわああぁぁぁ!!」

叫びながら、火口へと落下していく砲丸仮面。
そんな怪人には目もくれず、少女は再び走り出した。

「さてっと、変な邪魔が入っちゃったけど、遅刻しないようにしなくちゃな」


【富士山火口 1日目:7時】

【清川望@ときめきメモリアル】
[状態]:超健康
[装備]:なし
[道具]:支給品一式
[思考]:ところで今の誰?

【砲丸仮面@秘密戦隊ゴレンジャー 死亡】




16話
清川望
砲丸仮面


最終更新:2007年02月06日 13:04