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生物には「進化」をするという性質がある。
今年からちょうど150年前にダーウィンさんによって提唱されたこの事実を否定する者はいまやキリスト教原理主義者か
敬虔なスパモン教徒くらいしかいない。
現在地球上にこれほど沢山の生物がいるのも進化の帰結である。
そして生物の歴史上では、同じ祖先を持つ動物達がそれぞれ全く違う姿に進化することがありうる。
我々人類を含めた哺乳類は、もとはと言えば一種類の動物から分岐したものである。
ヒトもクジラもウマもゾウもライオンも祖先は同じであり、遡れば一組の父親と母親から生まれたのである。
これを、生物学の用語で「適応放散」という。
一方、祖先が違っても同じ環境で進化した動物が似たような姿になることも知られている。
例えばクジラと魚は分類上全く違う生き物だが、同じ海という環境で進化したために似たような姿になったのだ。
この現象を、「収斂進化」という。
「適応放散」と「収斂進化」が両方ともわかりやすい例としては、現在のオーストラリアを見るといい。
オーストラリアにはコアラやカンガルーなど沢山の有袋類が暮らしているが、それらはすべて一匹の祖先から進化したものである。これが適応放散だ。
そして「フクロモモンガ」とか「フクロアリクイ」「フクロオオカミ」という名前からも判るように、全く類縁関係に無い他の大陸の動物と
そっくりな姿をしている動物が沢山いるのである。これが収斂進化である。
まだピンと来ない人は進化論の本を読んで欲しい。


さて、本稿の目的は進化について解説することでもいろんな動物を紹介することでもない。
このカオスロワにも登場している二人の参加者、6/と初音ミクの子孫について記述するのが目的である。
なお賢明なる読者諸氏には断る必要も無いだろうが、彼らの子孫がいるということは彼らがカオスロワを生き延びたということを保障はしない。
未来は一つではなく、無数の平行世界があるのだ。
しかし少なくともある世界には彼らの子孫がいることは事実。
二人の血を受け継ぐ子孫は大きく分けて二つに別れた。
6/の血を濃く受け継ぐ「支配者カスト」と、初音ミクの血を受け継ぐ「兵隊カスト」である。

まず兵隊カストについて述べよう。
彼女達は初音ミクの血を濃く受け継いでいるために、特に頭部は初音ミクそのものであり、
それ以外の部分にもそれっぽい部分が全く無くはない。
しかし数万年の時を経て地球上の様々な環境で進化していった結果、彼女達は動物に収斂進化していった。

アリクイのような姿に進化した者は、長いツメでアリ塚を壊して長い舌でアリを食べる。
草原で進化した者はまるでキリンのように長い首と足を持ち、体はまだら模様になっている。
海で進化した者は手足がヒレのようになり、エラ呼吸するようになっている。
他にもゾウ、ライオン、ヘビ、ダチョウなど様々な動物に似た姿に進化したのである。
しかしここまで進化しても、その頭部は祖先である初音ミクからは些かも進化していない。
またボーカロイドとしての本能は忘れておらず、時折美しい歌で歌うことで知られている。
そして彼らは全員が支配者カストの支配下にあり、畑でネギを育てては彼らに献上し、時にはタンパク源として食べられてしまう運命にある。

一方その支配者カストは、祖先である6/とは外見はほとんど変わっていない。
彼らは体を進化させた兵隊カストとは対照的に、その頭脳のみを進化させたのである。
さらに、クルミの固有結界と電子の歌声を受け継いでもいる。
お陰で彼らは一人一人が今日のコンピューターにも匹敵する優秀な頭脳を持つことになった上、かなり高い戦闘力を有する。
だが肉体は完全に衰弱し、兵隊カストの奴隷的な働きが無ければ生活もままならなくなってしまった。
しかし支配者カストがその頭脳で堅牢な要塞を築き、外敵や病気から兵隊カストを守っているからこそ彼女達は安心して暮らせるのである。
兵隊カストに不満など無い。

しかし当然ながら、彼らが登場するには、無事に6/と初音ミクが生き延びたとしてもあと数万年の時間が必要である。
そんな彼らがなぜ、カオスロワが展開されているこの時代、この場所に出現したのか。
どうやら彼らはタイムマシンを自力で開発したらしい。しかし、だとしても彼らを先導した『手引き』がいると考えるのが自然だろう。
それは織田信長か、KAITOか。いや、そうではない。
6/と初音ミクの子孫たち―――便宜的に、39/とでも命名しよう―――が大挙して乗ってきたタイムマシンに乗り込んでいたのは、
このカオスロワの参加者にして主催陣営側の者でもあったはずの、重音テトと鏡音リン、ついでにフレディであった。
一体彼らが何を企んでいるのか、それを述べるのが本来であれば責務であろうが、本稿ではそこまで述べる余裕は無い。
次の機会に譲ろう。


二日目・6時/新惑星・どこか】

【39/@未来】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】タイムマシン
【思考】 不明
※6/氏と初音ミクの数万年後の子孫達です。「この世界の」かどうかは不明です
※ 総勢何人いるのか不明です


【鏡音リン@ボーカロイド】
【状態】肉の芽 尻に鞭の跡多数
【装備】デリンジャー
【道具】支給品一式
【思考】
1:ミク氏ね
2:DIOに従う

【重音テト@UTAU】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本:聖杯の完成の阻止
1:不明

【フレディ@魁!!クロマティ高校】
【状態】健康
【装備】トランペット
【道具】支給品一式 不明支給品
【思考】
1: 打倒、織田信長!
2:首輪を解除できる人を探す。
3:神山達、クロ高生を探す。

【付記・39/の生物学的な記載】

【支配者カスト】
学名・Homo Kurumiennsice writterly
身長・160センチ前後
身体的特徴・現生人類と変わらず
能力・『無限のクルミ』『電子の歌声』を発動させる程度の能力
生態・一日中パソコンでSSの執筆ばかりしながら暮らしている。
   知能はかなり高いが、体はひ弱

【兵隊カスト】
【和名・アリクイミク】
学名・Vocaloid mikkumiku arisukly
身長・158センチ
身体的特徴・舌とツメが長い。というか頭部以外はアリクイ(頭部はミク)
能力・アリ塚を壊す程度の能力
生態・砂漠でアリを食べて暮らしている。

【和名・キリンミク】
学名・Vocaloid mikkumiku kubinagaa
身長・二メートル
身体的特徴・首と足が長く、四足で歩く。というか頭部以外はキリン(頭部はミク)
能力・高いところの葉っぱを食べる程度の能力
生態・草原で群れで暮らす

【和名・アシカミク】
学名・Vocaloid mikkumiku siboudama
身長・158センチ
身体的特徴・四本の手足がヒレに。とうか頭部以外はアシカ……と言いたい所だが、エラ呼吸が可能
能力・海を自由に泳ぐ程度の能力
生態・海辺で群れを作って暮らす。巨大なハーレムを作る

【和名・ヘビミク】
学名・Vocaloid mikkumiku himo
身長・158センチ
身体的特徴・手足が無く、長い体をくねらせて動く。というか頭部以外はヘビ。
能力・自分より大きな得物を丸呑みにする程度の能力
生態・熱帯雨林の木などに巻きついている。女の子には嫌われる

【和名・クモミク】
学名・Vocaloid mikkumiku dama
身長・158センチ
身体的特徴・手足が8本ある、てか頭部以外はクモ
能力・一晩で巣を張る程度の能力。ちなみに巣を張るのに使うのは自分の髪の毛である
生態・巣にかかった得物を、髪の毛でぐるぐる巻きにして食べる

【和名・ワシミク】
学名・Vocaloid mikkumiku patapata
身長・158センチ
身体的特徴・ツインテールが馬鹿でかく、足にカギ爪がある以外はわりと初音ミクに近い外見
能力・空を飛ぶ程度の能力。ちなみに、翼ではなく髪の毛(おさげ)を使って飛ぶ
生態・上昇気流に乗って滑空し、急降下して得物を捕まえる

※他にもまだまだいるかも
最終更新:2009年09月16日 00:19