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黒竜号に跨り目的の場所に向かう二人の少女(と一本の万年筆)。
一人は長い白髪に赤いもんべを履いた少女。
もう一人は何故か可愛らしいきぐるみを着ている幼女。

「ねえ、こっちで合ってるの?」
「たぶん、それよりもさ、お前の知り合いがもしこの殺し合いに巻き込まれていたらどうする?」
「そんなの決まってるじゃない、一緒にイナバ製作所に働くように説得する」
「………(だめだこの吸血鬼……はやく何とかしないと)」
『レミリアさんのお知り合いは一体、どんな人がいるんですか?』

少女の胸元に引っかかっている黒い万年筆が幼女に問いかけた。
その問いに幼女―――レミリア・スカーレットは答えた。

「純粋な人間は一人しかいないわね。そうね、身体的な特徴を挙げるとすればPADね」
『PADって衣服の形を整えるものですよね』
「そうよ、咲夜はメイド長にしてPAD長なのよ!」
「………(あのメイド長のPAD疑惑って本当だったのか…というか本当にコイツ、こんなこと言う奴だったっけ?)」
「まあ、咲夜は『PADじゃなくて寄せて上げるブラですよ』って否定するんだけどね」
『へぇ~、そうなんですか』

そして、数十分後。
目的の場所が目視できる場所まで辿り着いた。

「あそこが地図の場所か」
「さっさと行きましょう、むっ、あいつらは…」

物陰に隠れ、身を隠す二人と一本と一頭。
白髪の少女―――藤原妹紅が見つけたのは先程、みなみとゆたかを運んでいる時に自分たちを追いかけてきていた二人組だ。
実は妹紅はビリーとソウマが追いかけていたことに気付いていたのである。
なので、二人を運んでいる時は道の迂回などで二人をうまく煙巻いていたのである。

「10/、あの二人組は恐らくみなみとゆたかを狙っている危険な奴かもしれない」
『な、なんだって!?』
「……ちょっと、話が見えないんだけど」
「とにかく、危ない奴らかもしれない」

そうこうしているうちに二人組は通り過ぎていった。

「よし、今のうちに……」
『ちょっと待ってください、誰か来ます』

黒い万年筆―――10/は何者かの魔力を感じ取った。
次に現れたのは三人組。
一人は黄金の鎧を身に着けた男。もう一人は青いつなぎを着た男。
そして、最後の一人は……

「あれは私のパンツよ!」
「はぁ!?」

レミリアのパンツを身に着けたご立派様であった。

「ちょっと、取り返してくる」
「待て、危ないぞ」
『そうです、あの人達は恐らく聖杯戦争の参加者です。普通に戦ったら絶対にヤラレます』
「う~☆」
(あら、可愛らしい)

そうこうしているうちに三人組は通り過ぎていった。

「じゃあ、今のうちに…」
「ちょっと待って、あのメイド服は…」

レミリアが見つけたのは紅魔館のメイド服を着た二人組。
一人はレミリアの従者である十六夜咲夜。そして、もう一人は…

『……◆nkOrxPVn9c氏……』
「知っているのか、10/!?」
『あの男はここで行われているバトルロワイヤル、聖杯戦争に次ぐもう一つの殺し合いの管理者なんです』
「管理者ということはあの社長並の実力を持っているという事か」
『そうですね、多分あのメイド服はこちらを油断させるために着ているという可能性がありますね』
「つまり、咲夜よりもあの男が強いって可能性があるってことね」
『迂闊に近づいたら確実にやられますね』

そうこうしているうちにメイド二人組は通り過ぎていった。
そして、男二人組が…あれ?無限ループって怖くね?

「わかったわ」
「何がだ?」

レミリアは何かを気付いたようだ。

「あの建物内にはイナバ製作所の社員が囚われているのよ。
 だけど周りには危険人物が沢山うろついて、社長は無闇に動けない。
 だから社長は私たちに社員の救出をさせるためにここに送り込んだのよ!!」
『確かにその可能性がありますね』
「つまり、私たちイナバ製作所紅魔館チームに救出を命じたのよ!ええ、間違いない!!」
「ちょっと待て、私はいつイナバ製作所に就職したんだ?」
「細かいことはいいのよ!とにかく、今はここで待機して機会を伺いましょう!」
「……(本当にコイツは紅魔館の主なのか?)」

こうしてレミリアの迷推理が炸裂した。勘違いって怖くね?

二日目・7時40分/新惑星・工房周辺】
【レミリア・スカーレット@東方Project】
【状態】健康、カリスマブレイク、やけっぱち 
【装備】きぐるみ(≠モケーレムベンベ)黒竜号
【道具】支給品一式 その他不明 製図用の鉛筆×2,000本 印付きの地図
【思考】 基本:イナバ製作所で働く
1:イナバ製作所社長に従う
2:囚われのイナバ製作所の社員を救い出す
3:イナバ製作所紅魔館チームのリーダーとして行動する
4:パンツを取り返す
5:咲夜を助けたい
※若干二次創作色が強いです。
※イナバ製作所に就職しました。
※何故かきぐるみを着ています。(きぐるみはイナバ製なので着ている時に日光に当たっても大・丈・夫!)
※工房周辺をうろついている(阿部高和、マーラ様、ギルガメッシュ、ビリー・ヘリントン、ソウマ、マーラ様の人)を危険人物と判断しました。

【藤原妹紅@東方Project】
【状態】健康
【装備】黒いSS用万年筆(10/) 黒竜号
【道具】支給品一式、蜆×3 米の苗 将棋セット一式  ゾフィー直筆のサイン色紙
【思考】 基本:戦いを止めたい 『生きる』
1:駄目だ…こいつ。
2:KAITOとルカに若干の疑念
3:輝夜のことはとりあえず保留
※工房周辺をうろついている(阿部高和、マーラ様、ギルガメッシュ、ビリー・ヘリントン、ソウマ、マーラ様の人)を危険人物と判断しました。

【10/の思考】
1:妹紅と行動する。
※何故か支給品化しました。一応喋れます。
※何かを思い出しました。
※装備者に10の力が宿るようです。
※工房周辺をうろついている(阿部高和、マーラ様、ギルガメッシュ、ビリー・ヘリントン、ソウマ、マーラ様の人)を危険人物と判断しました。
最終更新:2009年09月26日 07:39