アットウィキロゴ
「おい、大丈夫かい?」
「ええ、平気よ。危うく萌死ぬところだったけど」
(萌死ぬってなんだよ!)
 十六夜咲夜の吐血もやっとこさ止まったが、あたり一面はまるで殺人現場のように血まみれである。
 無論、全て咲夜さんの血液である。(主に鼻からの出血である。所謂、忠誠心は鼻から出るである)
 今は偶々、レミリアに支給されたポケットティッシュにより、鼻に栓がされている。
 余談だが、このポケットティッシュはあの範馬勇次郎お手製という代物である。 
「とりあえず、咲夜、久しぶりね(私の格好、変じゃないかしら)」
「お嬢様……はい(キャーお嬢様、すごく可愛いです)」
「で、そっちの男は何なの?」
「お嬢様、新入りのメイドです。ほら、挨拶しなさい」
「……どうも」
 マーラ様の人はレミリアに向かって軽く会釈をした。
 今、マーラ様の人の尻には咲夜さんのナイフが突きつけられている。
 少しでも変な動きをすれば確実にマーラ様の人の尻にナイフがグサリッ!である。
「まあいいわ、ところで咲夜なんでPAD付けてんの?」
「お嬢様、これはPADじゃなくて寄せて上げるブラですよ
(PADだろうが)
 この場にいた二人と一本は同時に同じことを突っ込もうとしたがやめておいた。
「それよりも咲夜、私は今、働いてるのよ、偉いでしょ?」
「そうなんですか……えっ!?」
 能力を使ったわけでも無いのに咲夜さんの世界が停止した。
(今、なんて言ったの?お嬢様が働いている?WHY?何故?お嬢様がなんで働かなきゃならないの?
 私が未熟だから?それとも私がお嬢様を早く見つけられなかったから?否、断じて否よ!
 そうか、わかったわ、私にはこんなもの…こんなもの……もう必要ない!!!)

「そぉ―――――い!!!!!!」
『!?』

 何を思ったのか咲夜さんは自分の胸元のPADを全力で掴み取り、地面に叩きつけた。
 その行動に一同驚愕する中、只一人レミリアは…
「・・・咲夜、PAD落としたで」
「落としてませんよぉ!!捨てたんですよぉ!!」
「わかった、わかったから……それでなんでPAD入れてたん?」
「つーめーてーませんでしたよぉ!!」
「静かに!バレルから」
「寄せて上げるぶるぁぁぁですよ!!ぶrrrrrrrるぁ!!」
「しーずーかーに!」
「ぶrrrrrrrrrrるあぁぁ!!!UHH!ハイール!オール!ハイール!ブリターニアー!!!」
「PA……メイド長、落ち着いてください」
 必死でマーラ様の人は咲夜さんを宥めるが…
「PADじゃないんですよぉ・・・」
 完全に泣いてしまった咲夜さん。
 ……どう考えても明らかにレミリアはPAD、PAD言いすぎである。
「おい、明らかに言いすぎだろ!」
『そうですよ』
 妹紅と10/はレミリアに言い詰める。が…
「う~☆う~☆」
「『……(あら、可愛らしい)』」
 レミリアのあまりの可愛らしさに怒る気が逸れてしまった。
 そのカリスマ(笑)溢れるポーズを見て、
「ウゴハァ!」
「また血を吐いた!」
「咲夜さんに謝れ!」  
 咲夜さんはまた吐血した。

 【咲夜さんが回復するまでしばらくお待ちください】


 どうも語り部のイナバ君(仮)です。はい、一度死にましたから二台目もとい二代目です。
 …サーセン、嘘です。さっきのと同一人物です。皆さんも新型インフルエンザには気をつけましょう。
 家に帰ってきたらまずは手洗いうがいを必ずしましょう。
 まあ、それは置いといて先程から社長氏の姿が見えません。はて、一体どこに行ったんでしょう?
 ……まあいい。……………ハッ!社長氏の口癖がうつってしまった。それよりも今俺がすべきことは…… 
「ふぅ……」
 コーヒーの薫りを肺一杯に吸い込みながら、俺は溜息を吐く。製作所内に穏やかな空気が流れていた。

 平和だ。 そう、

 コ ー ヒ ー ブ レ イ ク


 その頃、イナバ製作所社長はある人(?)と会っていた。
「久しぶりじゃのう、現イナバ製作所社長」
「お久しぶりです、先代イナバ製作所社長」
 イナバ製作所社長の目の前にいるのは身長100m以上、体重2兆tで、弱パンチ一発でグレートゼオライマーが死んで、
 「小学生が一時間掛けて考えた絶対無敵ロボ」を足の小指でなぎ倒し、食べることができ、スティールボールラン優勝できて、
 口から吐くエネルギー弾で天元突破グレンラガンが超ヒモ状態にまで分解することが出来そうな人間だった。
 ……勿論、冗談である。断じてそのような人間がいてはならない。パッと見、普通にそこら辺にいそうな男である。
 先代イナバ製作所社長と呼ばれた男は此間のイナバ製作所社長の夢の中に出てきた男と同一人物である。
「なら、始めるかのう」
「はい、先代」
 『無限の物置《アンリミテッド・イナバ・ワークス》』
 二人は同時に詠唱を終え、周りには幾千、幾万では語れない。
 その数は那由多の彼方すら突破し、無量大数の領域にさえ到達するであろう。 
 『行け』
 激突。互いに壊れるはずのない物置が弾丸のように飛び交う。 
 『壊れた物置《ブロークン・イナバ》』
 爆発。互いの弾丸と化した物置が爆発する。
 凄まじいまでの極光と衝撃が周りを包み込むが、二人には傷一つ付いていない。
「中々、やるようにはなった様だが…」
「こっからが本番です」
 イナバ製作所社長が先代イナバ製作所社長との距離を一気に詰める。
 接近戦。乱れ飛ぶ双方の拳。その拳は常人では目視することすら許されない速さを持っている。
 だが、当たらない。双方ともその速さを上回る反射能力を持ってしてかわす。
「先代も衰えましたね」
「汝も言うようになったのう」
 先代の実力はあの時と何も変わっていない。
 それ以上に今のイナバ製作所社長の実力は昔に比べて格段に向上している。
「それではそろそろ、お開きにするかのう、我も色々と忙しいんじゃ」
「そうですね、私もあちら側の世界の聖杯戦争を監視しないといけませんからね。
 だから――――あなたを超えます先代! 私は戻らないといけない!」
 ──イナバ製作所社長の目から七色の光線が飛び出すわけないでしょ、常識に考えて。

 そして、一つの決着が付いた。


「ただいま」
「あっ、社長。お帰りなさい」
 また、どこからともなく現れたよ。神出鬼没って言葉はこの人のためにあるんじゃないかと思ったよ。
「君はまた仕事もせずにコーヒーを飲んでいたのか……まあいい」
「いや、あの、そのこれは……あっ、そういえば社長?」
「なんだい?」
「さっきのレミリアちゃんたちがいたときに『ちょっとした調べごと』というのは一体、何だったんですか?」
 俺は空気を変えるために話題を振ってみた。
「先程のか……アレはただ単に、厠に行っていただけなんだが……まあいい」
「マジですか!?」
「えらくマジだ」
 アンタって人は!……ちょっと待てよ、という事は、
「じゃ、じゃあ、あの地図は一体なんだったんですか?」
「適当に書いたものだ」
「じゃあ、あの『因縁が渦巻いてる激戦区』って言ったのは?」
「適当に言ってみただけだ、実際には何があるかなんかは私は知らないよ」
 なんというカミングアウト……

二日目・8時/新惑星大田区】
【イナバ製作所社長@現実?】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式その他不明
【思考】
1:大・丈・夫!
2:聖杯戦争を静観するつもりだったが……まあいい
3: ???

※実はこの聖杯戦争の監督役です。
※聖杯がどこにあるか知っています。
※聖杯の完成を望んでいます。
※あの時、本当に厠に行っていたかどうかは不明です。

【イナバ君(仮)@語り部】
【状態】健康
【装備】イナバ製作所製パニッシャー(重機関銃残弾残り弾数100%/ロケットランチャー残り弾数100%)
【道具】支給品一式その他不明 コーヒーセット一式
【思考】
1:とりあえず、働く
2:レミリアが若干心配
3:死にたくない
※実はイナバ物置(≠聖杯) でした。
※女性です。


 【どうやら咲夜さんが回復したようです】

「お、お嬢様、働いてるってどういう事なんですか?」
 とりあえずPADを詰めなおした咲夜さんはレミリアに問いかけた。
 現在、咲夜さんのメイド服は自分の血で真っ赤に染まっている。
「咲夜、今、私は働くことが楽しくて仕方ないのよ、それにさ、咲夜も今まで私のために働いてくれてたのね。
 そのことにも気付いたのよ。ありがとね、咲夜」
「お嬢様……(今、私は猛烈に感動している)」
「だから、あなた達も一緒にイナバ製作所で働きましょ!」
「イナバ製作所だと!?」
 イナバ製作所という単語を聞いたマーラ様の人は焦る。イナバ製作所といえば、現在イナバ製作所社長がいることや、
 ジャイアンの母や荒木飛呂〇などの実力者が向かっていることをカオスロワのwikiを見ていたので知っていた。
 そんなところに行くとは死にに行くのとほぼ同義である。死にたくないマーラ様の人にとったらこれほど迷惑な話はない。
「何、あなた。お嬢様の命令に背くの?貴方は紅魔館のメイドの一員じゃなかったのかしら?」
「……分かりました。メイド長」
「じゃあ、イナバ製作所に入社の手続きをしに行きましょ、進め黒竜号」
 そして、レミリアと咲夜とマーラ様の人を乗せた黒竜号は進……まない?
「どうやら、黒竜号は私の指示にしか従わないようね」
「仕方ないわね、妹紅、あなたも騎乗しなさい」
「おい、イナバ製作所の社員の救出はどうするのよ!」
「イナバ製作所紅魔館チームのリーダーとしての命令よ!」
「だから、私はいつイナバ製作所の社員になったのよ!」
「お嬢様に逆らうの、竹林ホームレス?」
「誰が竹林ホームレスなのよ!」
『妹紅さん、落ち着いてください』
「10/君の言うとおりよ、妹紅」
 今まで、マーラ様の人の前では黙秘を続けてきた万年筆がようやく自分の作成を考えた男の前で口(?)を開いた。
(ちょっと待て、10/って確か死んだんじゃなかったのかよ!なんで万年筆になってんだよ!アレか02の影響を受けたのか、オイ!)
 死んで6/氏戦争から脱落したはずの6/レプリカが万年筆となって目の前にいる。そして、
『……◆nkOrxPVn9c氏、いや、今はマーラ様の人って言ったほうがいいですかね?』
「なんだよ」
 遂にマーラ様の人に10/は話しかけた。
『あなたが6/レプリカたちの作成を考えて、戦いを監視していたのは知っています』
「………」
『けどですね、私はあなたに感謝しているんですよ』
「………へっ?」
 10/からは意外な言葉が飛び出した。マーラ様の人はその言葉に呆れかえっている。
「お前は俺に恨みとかは無いのか?」
『はい、無いです』
「……(うわっ、なんだよコイツ?)」
『だって、あなたが私を作ってくれたおかげで、私は02さんや妹紅さんやレミリアさんに出会えたのですから』
「そうかよ」

 10/はさっきまで持っていたマーラ様の人をイメージを一新していた。
 さっきまで、自分たちが思っていたイメージとはまるでかけ離れていたからである。
 こんな人が自分の作成を考えたと思うと、なんだかなあと変な違和感を感じた。
 そして、なによりも此間死んだことにより、全てを理解した。『生』も『死』も『自分が何者か』も
 『何のために作られたのか』もさらには『■■■■■■■■■■■■■』すらも何であるかも理解した。
『それとあと一つだけ、言っておきます』
「………(まだ、なんかあんのかよ)」
『私を作ってくれて、ありがとう』
「………ああ(別に俺、感謝されることなんか何一つしてねえよ)」

「話は済んだかい、10/?」
『はい、妹紅さん』
「……それにしても貴方、少しは良い所あるじゃないの、見直したわ」
「いや……俺はその……(い、言えねえよ……そんなためにレプリカ作ったわけじゃないのに)」
「じゃあ、イナバ製作所に行きましょうか……ところで咲夜、何でPAD入れてんだよ」

【二日目・8時40分/新惑星・工房周辺】
【レミリア・スカーレット@東方Project】
【状態】健康、カリスマブレイク、やけっぱち 
【装備】きぐるみ(≠モケーレムベンベ)黒竜号騎乗中
【道具】支給品一式 その他不明 製図用の鉛筆×2,000本 印付きの地図 大量のポケットティッシュ(範馬勇次郎お手製)
【思考】 基本:イナバ製作所で働く
1:何でPAD入れてんだよ
2:ひとまずイナバ製作所に向かう
3:イナバ製作所社長に従う
4:いずれは囚われのイナバ製作所の社員を救い出す
5:イナバ製作所紅魔館チームのリーダーとして行動する
6:パンツを取り返す
※若干二次創作色が強いです。
※イナバ製作所に就職しました。
※何故かきぐるみを着ています。(きぐるみはイナバ製なので着ている時に日光に当たっても大・丈・夫!)
※工房周辺をうろついている(阿部高和、マーラ様、ギルガメッシュ、ビリー・ヘリントン、ソウマ)を危険人物と判断しました。

【十六夜咲夜@東方Project】
【状態】健康 完全で瀟洒なPAD長 貧血気味 血まみれ 
【装備】投げナイフ@モンスターハンター、PAD 、黒竜号騎乗中
【道具】支給品一式
【思考】 基本:レミリアお嬢様と行動する
1:これはPADじゃなくて寄せて上げるブラですよ
2:PADの秘密を知った者はただじゃおかないわよ
3:マーラ様の人を少し見直したがこき使う
※若干二次創作色が強いです

【藤原妹紅@東方Project】
【状態】健康
【装備】黒いSS用万年筆(10/) 黒竜号騎乗中
【道具】支給品一式、蜆×3 米の苗 将棋セット一式  ゾフィー直筆のサイン色紙
【思考】 基本:戦いを止めたい 『生きる』
1:PADじゃないか…
2:仕方ないのでレミリアと行動する。
3:KAITOとルカに若干の疑念
4:輝夜のことはとりあえず保留
※工房周辺をうろついている(阿部高和、マーラ様、ギルガメッシュ、ビリー・ヘリントン、ソウマ)を危険人物と判断しました。

【10/の思考】
1:PADですよね…
2:妹紅と行動する。
3:……◆nkOrxPVn9c氏……
※何故か支給品化しました。一応喋れます。
※何かを思い出しました。
※装備者に10の力が宿るようです。
※工房周辺をうろついている(阿部高和、マーラ様、ギルガメッシュ、ビリー・ヘリントン、ソウマ)を危険人物と判断しました。

【マーラ様の人@カオスロワ書き手】
【状態】尻から出血
【装備】拳銃、メイド服 黒竜号騎乗中
【道具】ノートPC、支給品一式
【思考】
基本:カオスロワを存続させるために殺し合いを終わらせない
1:PADだろうが…
2:死にたくないのでレミリアお嬢様と咲夜さんに協力せざるを得ない
3:6/のレプリカたちの戦いを監視するはずだったけど仕方ねぇな
4:咲夜さんのPAD疑惑って本当だったのか……
※6/のレプリカの作成を考えたのは彼です


「……あ!あの女の子は…」
 その頃、ソウマとビリーは見つけてしまった。
 見れば自分たち二人が狙っていた相手が馬に乗ってどこかに行くところを。
 しかも、一緒にいるあの白髪の女の子は先程、みなみとゆたかを運んでいた二人組の片割れではないか。
「やべぇぜ、あの白髪の女の子はきっと人攫いだぜ、追いかけるぜおっさん!」
「歪みねぇ案だな」
 そして、二人は黒竜号に乗ったイナバ製作所紅魔館チームを追うことにした。

【二日目・8時40分/新惑星・工房周辺】
【ビリー・ヘリントン@パンツレスリングシリーズ】
【状態】健康、性的な疲労(小)
【装備】ゆがみねえ肉体
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:出会った奴らの尻を叩く。女よりも男優先。
2:みなみとゆたかを救出すべく、見失った修造達を探す
3:あの馬を追いかける
4:メイドの内の1人(マーラ様の人)とレスリングする
※白髪の女の子(藤原妹紅)を人攫いと認識しました。

【ソウマ(秋月蒼真)@シャイニング・ティアーズ・クロス・ウインド】
【状態】健康、白濁液まみれ
【装備】《男根剣 GAY☆棒(ゲイ=ボウ)》、双竜の指輪(片方)、
    ルール・ブレイカー@Fate/stay night
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:女の子から心剣を抜く。
2:みなみとゆたかを救出すべく、見失った修造達を探す
3:あの馬を追いかける
4:メイドの内の1人(十六夜咲夜)から心剣を抜く。
※白髪の女の子(藤原妹紅)を人攫いと認識しました。
最終更新:2009年10月01日 10:30