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「いたぞ! タクアン和尚たちだ!!」
「殺せ! 殺せ! 殺せ!」
「あいつらを殺せば俺たちが新生鷹の爪団の幹部だ!」

 たった四人の参加者を数百人の参加者が追いかける。
 だが、しかし追いかけられる四人の速さは尋常で無いほど速い。

「和尚、正面にも待ち伏せがいる」
「正面突破するぞ!」
「だな!」
「そいつは無理だ!」
「待て、和尚、ルガール!」

 タクアン和尚とルガールが敵の真正面に突っ込んでいく。
 それをリグレットと零児が静止させようとするが、二人は止まらない。

「こっちに突っ込んでくるぞ!?」
「いいか、落ち着け! 相手はたった二人だ!」
「Don't worry!! その通りだ! 勝機はこちらにあり!!」
「義兄さん、新生鷹の爪団の吉田が自爆したよ!」
「HAHAHA!! そいつはワロス!!」
「いや、笑い事じゃないんだけど……」

 追跡者たちは二人の前に立ち塞がる。
 しかし、タクアンとルガールはそれに構わず突き進む。
 そして、追跡者の手前で急停止&跳躍。

「トウッ!!」
「ハッハァッ!!」
「すっげー、あの爺さんたち、2.3mくらい垂直に跳んだぞ!?」

 軽々と追跡者の壁を跳び越した。
 着地後、二人は勢いをそのままに駆け出していった。
 そして、追跡者の半分は二人を追いかけ始め、半分はその場に残った。

 ◆ ◆ ◆

「……それで私たちも今のをやれと?」
「そいつは重畳……とは言いづらいな」

 その場に取り残されたリグレットと零児。
 周りには数百人を超える殺気だった追跡者が包囲している。

「聞きたいことがあるんだが?」
「何だ?」
「実戦経験は?」
「神託の盾(オラクル)騎士団、魔弾のリグレットを舐めるな!」
「フッ……そいつは重畳!」

 2vs200以上。
 数字だけ見れば絶望的なまでの数の差。
 だが、戦いは数だけで決するほど甘くは無い。
 そして、彼らは……動いた。

「受けてみろ! ホーリーランス!」

 リグレットの詠唱とほぼ同時に光の槍が現れる。
 天上王のホーリーランスとは違い、地面に魔方陣が浮かび上がる。
 追跡者たちの足を狙い、光の槍を放つ。槍が当たった地面が抉り取られる。
 それを見た追跡者の一部の動きが止まる。そして、その隙を見逃さない男がいた。

「二刀ッ! 戒刀乱魔ァァッ!!」

 零児は二本の刀『火燐(かりん)・地禮(ちらい)』を引き抜き、追跡者達に突っ込んで行く。
 狙いは相手の首筋。峰打ちで相手を素早く気絶させていく。
 本来ならば、一撃必殺で仕留めるべきなのだが、数が数なので仕方ない。
 二本の刀を鞘に戻し、続いてショットガン『柊樹(ハリウッド)』と拳銃『金(ゴールド)』を引き抜く。

「二門ッ! 不知火の型!!」

 素早い連射の前に次々と追跡者が地に伏せていく。
 だが、恐ろしいことにここまでの死者は脅威の0である。

「道は開けた。今のうちに突破するぞ!」
「ああ」

 遂に二人は突破口を文字通り切り開いた。
 二人はそのまま、その出来た道を進んでいった。
 しかし……。

「おっと、ここから先は通さないぜ!」

 二人の前に現れたのは全長12.0mほどの不細工なロボットだった。

「な、なんだ、アレは!?」
「ご存知、ボスボロットだぜ!」

 スピーカーから放たれる声は二人には聞き覚えが無かった。
 しかし、 その声色から察するところおっさんのようだ。

「この長谷川泰三がお前らを討ち取って、新生鷹の爪団の出世街道を上り詰めてやるんだ!」

 ボロットに乗っているのは、まるでダメそうなおっさんだった。

「とりあえず、死ねぇっ!! ボロットプレッシャァァパンチ!!」
「うおっ!!」

 巨大ロボットから放たれる鉄拳を余裕でかわす二人。
 流石の猛者二人でも巨大ロボットが相手では分の悪い賭け所の話ではない。
 その時である。


「そこの二人、この馬に乗って!」


 現れたのは象のような巨大な蹄を持った黒い馬。
 と、それに跨るは白い長髪を風に靡かせ、全身に包帯が巻かれた少女だった。

「すまない!」
「恩に着る!」

 零児とリグレットはその言葉に従い、その黒い馬に飛び乗った。
 そのまま、少女は馬を走らせ、何処かに走り去ってしまった。

 ◆ ◆ ◆

「畜生! 逃したか……!」

 ボロットの中で長谷川は唇を噛む。
 折角の大出世のチャンスを逃したからである。
 だが、彼は諦めない。全ては妻のハツのため、マダオの汚名を晴らすため。

三日目・15時40分/新惑星・東京都】
【長谷川泰三@銀魂】
【状態】マダオ
【装備】グラサン、ボスボロット@マジンカイザー
【道具】支給品一式
【思考】
1: 鷹の爪放送で呼ばれた者を倒して鷹の爪幹部になる

 ◆ ◆ ◆

「すまない、助かった」

 助けてくれた少女に零児とリグレットはお礼を言う。

「確か貴方たちはあの放送で呼ばれていたね」
「ああ、俺は有栖零児だ」
「私はリグレットだ、確かお前は……」

 少女はその問いかけに堂々と答えた。

「私は藤原妹紅、それが私の名前よ」

【三日目・15時40分/新惑星・東京都】
【藤原妹紅@東方Project】
【状態】全身に包帯が巻かれている、全身血塗れ、鷹の爪団員、強い決意、スターバスターを習得
【装備】チェーンソー、斬鉄剣 、秘宝75個
【道具】支給品一式、蜆、米の苗、将棋セット一式、ゾフィー直筆サイン色紙、黒竜号
【思考】基本:戦いを止めたい。『生きる』
1:死んでいった者たちの遺志を継ぎ、人々を守り必ずこの大災害とバトロワを止める。
2:ブロントさんや放送で呼ばれた人たちを探す
3:空気王、らきすたのデコ、新生鷹の爪団を倒す
4:二人と情報交換をする

【リグレット@テイルズオブジアビス
【状態】健康
【装備】ルーチェ&オンブラ@デビルメイクライ
【道具】不明
【思考】
0:新生鷹の爪団を倒す
1:元の世界に帰る方法を探す
2:殺人が必要ならば躊躇はしない
3:和尚とルガールはどこに行った?

【有栖零児@ナムコクロスカプコン】
【状態】健康
【装備】刀×2(火燐&地禮)ショットガン(柊樹)、拳銃(金)
【道具】不明
【思考】
0:新生鷹の爪団を倒す
1:小牟が心配。
2:和尚とルガールはどこに行った?

 ◆ ◆ ◆

 その頃、和尚とルガールは……

「ルガール、ここはどこだ?」
「さあな?」

 道に迷っていた。

【三日目・15時40分/新惑星・東京都】
【タクアン和尚@MUSASHI-GUN道-】
【状態】健康
【装備】恵戌新&逢戌璃@戦国BASARA
【道具】不明
【思考】
0:新生鷹の爪団を倒す
1:ルガールにGUN道を教える
2:元の世界に帰る方法を探す
3:ここはどこだ?

【ルガール・バーンシュタイン@MUGEN】
【状態】健康
【装備】ヴァッシュ・ザ・スタンピードの銃@トライガン 森の人@キノの旅
【道具】不明
【思考】
0:新生鷹の爪団を倒す
1:タクアンにGUN道を教わり、その後にまたタクアンと戦う
2:元の世界に帰る方法を探す
3:社員達が心配?
4:ここはどこだ?
最終更新:2010年06月23日 12:55