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「それでこの馬はどこに向かってるんだ?」
「とりあえず、人が居そうな方向……かな?」
「それにしては、誰とも出会えないな」

その頃、妹紅、零児、リグレットの三人は東京の街を駆け抜けていた。
多くの参加者から狙われることになった身としては常に移動し続けなければならない。
そのためなのか、三人の探し求める者とは未だに再会できていない。

「和尚とルガールは無事だろうか」
「ねえ、その二人って強いの?」
「タクアン和尚は武術の達人で、ルガールは運送屋の社長とか言っていたな。
 まあ、あの二人のことだ。のらりくらりとやってるだろう」
「社長、ね……」

社長という言葉を聞き、昨日出会ったあの社長を思い出す妹紅。
自分が出会った人間の中では、間違いなく規格外の存在だった。
だが、死んだ。

(レミリアはあの社長のことを凄く慕っていたな。
 ……大丈夫かな……)

「んっ、何だ、アレは?」
「どうした、零児?」

突然、零児が声を挙げた。
どうやら、前方に何かを発見したようだ。

「ここから、百mくらい後ろに竜みたいなのがいる」
「竜だって?」

竜と言われて此間、自分を襲ってきた竜を思い出す妹紅。
だが、2,3秒で忘れた。

「何人か、その背中に乗っているみたいだな」
「人数は?」
「四人だ、男が三人、女が一人だ」

『…ぉーぃ……』

「……何かこっちに向かってきているみたいだな」
「どうするんだ?」

◆ ◆ ◆ ◆

「妹紅さん達、見つかりませんね」
「とりあえず、会ったら僕はまずは変態じゃないってことだけは伝えないと」

時は少し遡る。
光太郎たち、ぶっちぎり組と別れたブロントさん一向は東京都上空を飛んでいた。
妹紅が黒竜号という、世紀末覇者が乗ってそうな馬で移動して、
その馬の蹄の大きさが象並みであったことをブロントさんは思い出していた。
とりあえず、その蹄の跡を探せば見つかるのは確定的に明らかとブロントさんは言い出したが、

「コンクリートに蹄の跡って残るんですかね?」
「「「あ」」」

鬼道さんの一言は彼らにとって盲点だった。
普通の馬はコンクリートに蹄の跡が残るなんてことは不可能。
だが、これは普通の馬の話である。

「いや、ありますけど、それらしい、蹄の跡が」
「……本当だ」

黒竜号は普通の馬ではない。
コンクリートだろうがお構いなしに突っ走るそういう馬なのだ。

「おいィ!? あの刻りゅう業ってちょとsyれならんしょ」
「とりあえず、追跡しますか?」

◆ ◆ ◆ ◆

「どうするもこうするも……ん!?」

妹紅が何かを言いかけたそのときであった。
彼らの前方、数百mに謎のロボットが浮遊しているのが視界に入った。
沈む夕日に照らされ、そのロボットはあまりにも鮮やかな光を放っているようだった。

「おいおい、あれもこっちに向かってきてるみたいだぞ」
「前には巨大兵器、後にはドラゴン、か……」
「戦うしかないの……?」

◆ ◆ ◆ ◆

「阿部殿、本当にこっちで合っているのか?」
「ああ、間違いねえ。こっちにいい男の反応がする」
「私としてはあっちに感じる幼女の反応が気になるんだがな」
「レーダーを見ずにそんなことが判るとは……ニュータイプパワーには参ったのう」
「お嬢さん、ニュータイプを知っているのか!?」
(……ニュータイプって何だよ? …もう俺はツッコミ疲れた…零児、早く来てくれ…)

時は少々遡る。
師範たちは百式に搭乗し、東京都上空を飛行していた。
彼らの目的は小牟の相棒、有栖零児の捜索である。
阿部のいい男センサーのおかげでまっすぐ零児がいる(らしい)方向に飛んでいる(らしい)。

「おっ、どうやらあっちみたいだ」
「それじゃあ、急ぐんじゃ! 飛竜、加速じゃ!」
「俺にそんな精神コマンドはない」
「ならば、拙の気迫で……うおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
「「「「うるせえ!!!」」」」

◆ ◆ ◆ ◆


――――そして、歯車は噛み合う。


◆ ◆ ◆ ◆

地に降りたプロテグリードと百式。
そして、久しぶりの再会である。

「妹紅さん!!」
「エリスにブロントさん!? それに夫の変態も!」
「僕は変態じゃないです! ラグナです」
「君が永遠に歳をとらない少女か……」
「sべにsyあ、生きていたんだな」
「貴殿、どこかで会わなかったか?」
「連れてきたぜ、いい男たちを! じゃあ早速だが、鬼道さん や ら な い か 」
「阿部さん、お断りします」
「なんじゃ、なんじゃ、仮装パーティーでもするんか、こいつらは?」
「お前も人のことは言えんだろうが」
「………(やっとまともなまとめ役が来たようだな)」
「………(どうやら、敵では無いようだな)」

総勢12人の逸般人が一箇所に一挙に集結した。
その時である。

「おい。サッカーしろよ」

▽主催者幹部のパウル君がサッカーを仕掛けてきた。

◆ ◆ ◆ ◆

「何故、殺し合いの最中にサッカー?」
「零児、細かいことはいいんじゃよ!!」
「じゃあ、まずはポジションなんですが……」
「拙がゴールキーパーをやろう!」

まず、ゴールキーパーに名乗りを上げたのは師範であった。
得意の流影陣が活躍しそうである。

「ナイトはPTのメイン盾となる存在、ディフェンダーをやる」
「じゃあ、私もディフェンダーかな、サッカーは前に皆でやったことあるし」
「バランス的にはもう一人か……では俺がやろう」

ディフェンスはスリーバック。
ライトに零児、センターに妹紅、レフトにブロントさんである。
この中では唯一のサッカー経験者である妹紅がディフェンスラインを仕切るようだ。

「ボランチは僕ら夫婦で」
「サイドはわしがやる!」
「じゃあ、反対サイドは俺が」

中盤の底、ボランチは変態夫婦が担当するようだ。
両サイドハーフ、右に鬼道さん、左に小牟。
そして、キャプテンは鬼道さんがするようだ。

「トップ下は俺がやらせてもらおうかな」

阿部さんがトップ下をやるようだ。
そして残るは三人で、残りの出場枠はFWの二人。

「私は監督をやろう。私も歳なのでね」
「……そうですか」

シャア総帥は率先して辞退した。
これで、全てのポジションは決定した。
……かに見えたが……

「……すまないが」
「どうしたんですか、リグレットさん? まさかサッカーを知らないとかですか?」
「まあ、それもあるんだが、相手が……」

リグレットが青ざめた顔で相手チームのベンチを見つめている。
鬼道さんたちが相手チームのベンチを見ると、そこには……



「……所詮、貴様は飼い犬だ、飼い犬が野生の狼に勝てるわけが無い」



相手チームの監督、エイリア学園現首領のパウル君が試合前なのに再起不能なまでにボコボコになっていた。
その一部始終を恐らく見ていただろうパウルイレブンの選手たちは恐怖で足がすくんでいた。
試合前にボコるとか最早、汚いとかそういうレベルではない。

「貴様らは主催者の差し金か?」
「…………」
「言う気がないならいい、死ね」

飛竜が振るったライトセーバーによってパウル君は細切れにされた。

【パウル君@タコ? 死亡】

「貴様らはまっすぐ家に帰れ。そして今日のことはすべて忘れろ」

監督を細切れした男のその一言を聞き、パウルイレブンの選手たちは一目散に逃げていった。
こうして、第二次超次元サッカー大会は開戦前に終戦したのであった。

三日目・20時00分/新惑星・東京都】
【ブロントさん@ネ実】
【状態】健康、有頂天突破
【装備】グラットンソード@FF11、アイスシールド@FF6 、キングベヒんもス
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催者を倒して元の世界に帰る
0:汚いな流石忍者きたない
1:貧弱一般人は殺さず退け、新生鷹の爪団とクライシス帝国を滅ぼす
2:妹紅と再会できてよかった
3:最終防衛システム、まだ見ぬ対主催を探す
※阿部さんに狙われているようです

【ラグナ@ルーンファクトリーフロンティア】
【状態】疲労(小)、夫婦の営み中、職業・のうぎょう、着衣
【装備】丈夫なクワ・ティアラ@ルーンファクトリーフロンティア、骨の剣、ヘイズから奪った剣、
    星降る杖、地幻竜プロテグリード
【道具】支給品一式、マーマン達の骨(大量)、真竜の鱗、フライパン、ビン詰め油
【思考】基本:主催者の撃破・嫁の守護
0:唖然
1:新生鷹の爪団とクライシス帝国を滅ぼす
2:妹紅さん、僕は変態じゃないです
3:最終防衛システムと早く合流する

【エリス@ルーンファクトリー】
【状態】疲労(小)、白黒合体、空気王マーラ様の人を警戒、眠る暇無し
【装備】遮光服
【道具】支給品一式×2、ホウレン草
【思考】基本:夫の援護
0:唖然
1:新生鷹の爪団とクライシス帝国を滅ぼす
2:妹紅と再会できてよかった。
3:最終防衛システムと早く合流する

【鬼道有人@イナズマイレブン】
【状態】疲労(小)、誤った性教育
【装備】変なゴーグルとマント
【道具】支給品一式、サッカーボール
【思考】 基本:仲間を探す(ただし妹最優先)
0:唖然
1:新生鷹の爪団とクライシス帝国を滅ぼす
2:ブロントさんたちに同行する
3:本郷猛が復活していた場合合流
※阿部さんに狙われているようです

【藤原妹紅@東方Project】
【状態】全身に包帯が巻かれている、全身血塗れ、鷹の爪団員、強い決意、スターバスターを習得
【装備】チェーンソー、斬鉄剣 、秘宝75個
【道具】支給品一式、蜆、米の苗、将棋セット一式、ゾフィー直筆サイン色紙 、黒竜号
【思考】基本:戦いを止めたい。『生きる』
0:唖然
1:死んでいった者たちの遺志を継ぎ、人々を守り必ずこの大災害とバトロワを止める。
2:皆と再会できてよかった。
3:空気王、らきすたのデコ、新生鷹の爪団を倒す

【リグレット@テイルズオブジアビス
【状態】健康
【装備】ルーチェ&オンブラ@デビルメイクライ
【道具】不明
【思考】
0:唖然
1:協力者を集めて、新生鷹の爪団を倒す
2:元の世界に帰る方法を探す
3:殺人が必要ならば躊躇はしない
4:和尚とルガールはどこに行った?

【有栖零児@ナムコクロスカプコン】
【状態】健康
【装備】刀×2(火燐&地禮)ショットガン(柊樹)、拳銃(金)
【道具】不明
【思考】
0:唖然
1:妹紅に協力して、新生鷹の爪団を倒す
2:小牟と再会できてよかった。
3:和尚とルガールはどこに行った?

【シャア・アズナブル@機動戦士ガンダム+機動戦士Zガンダム+機動戦士ガンダム逆襲のシャア】
【状態】オールバック、中ダメージ
【装備】仮面、ノーマルスーツ、グラサン
【道具】百式@機動戦士Zガンダム(フライトモジュールを装備)
【思考】
0:唖然
1:ぬくりあ、レミリア一行を保護しに行きたい
2:二次ロリ表現を規制するものを粛正する
3:新生鷹の爪団を滅ぼす

【阿部高和@くそみそテクニック】
【状態】健康
【装備】股間のジャッカル
【道具】支給品一式
【思考】
基本:やらないか (まず空気王を狙う)
0:唖然
1:鬼道さん や ら な い か 
2:ブロントさん や ら な い か
3:飛竜さん や ら な い か
4:不破師範 や ら な い か
5:新生鷹の爪団を滅ぼす 
※無差別マーダーではなくなったようです。
※聖杯戦争とも関係なくなったようです。

【不破刃@Art of Fighting 龍虎の拳外伝】
【状態】健康 忍者 師範 すごい漢 首輪なし
【装備】なし
【道具】なし
【思考】
0:汚いな流石忍者きたない
1:すごい漢たちを集める!
2:もう一度主催本部に乗り込む
3:せこい漢は必ず、殺す
4:己、如月影二! 許  ざ  ん  ッ !
5:己、羽柴秀吉! 許(ry
6:己、新生鷹の爪団! ゆr(ry
7:機会があれば元親とも決着を着けたい。
8:しばらくしたら、再びミクトランたちと合流する。

【小牟@ナムコクロスカプコン】
【状態】健康 
【装備】仕込み錫杖(水燐)、拳銃(銀)
【道具】支給品一式
【思考】
0:唖然
1:零児と再会できてよかったのう
2:新生鷹の爪団、襲ってくるならこの小牟、容赦はせんッ!
3:とりあえず、飛竜たちと行動する

【ストライダー飛竜@ストライダー飛竜】
【状態】健康 首輪なし
【装備】ライトセーバー@スターウォーズ、各種オプション
【道具】俺にそんなものは必要ない
【思考】
0:不破、お前も忍者だろうが
1:主催者の首を刈る
2:しばらくしたら、再びミクトランたちと合流する。
3:総統吉田率いる新生鷹の爪団の連中を一人残らず、地獄に蹴落とす。
4:秀吉が襲って来るならば抹殺し、地獄の淵に叩き落す。
最終更新:2010年07月16日 23:05