地下。
小町はベジータとの交戦をしていた。
小町が戦っているうちに、彼女の指示で負傷した
なのは組は都庁方面へ退避させられた。
というより繰り広げられる戦いは光と光がぶつかり合うような激しすぎる攻防であり、全員手傷を負っている上に首輪も外れていないなのは組では足でまといになると思い、小町が逃がしたのである。
ベジータはそれだけの強敵であり、誰かを守りながら戦う余裕など無いのである。
「クソッ! 攻撃が届かない気持ちの悪い能力を使いやがって!
大人しく俺とクラウザーさんのためにSATUGAIされやがれ!」
小町は先の戦いでセルベリアに使ったように距離を操る程度の能力を使って、ベジータの拳や蹴り、エネルギー弾を自分やなのは組に届かないようにしたのだ。
いくらスピードを出して攻めても、距離を操る彼女の前で止まるか逸れてしまう。
いくら強力な技でも当たれなければどうということはないのである。
だが……
(クソッ! やっぱりここでも火力不足が目立ってやがる!
あたいの銭や斬撃が当たっても全く効いてねえ!)
小町側にしてみれば、ベジータの異常に高い防御力の方が驚異であった。
セルベリアのヴァルキュリアとしての防御力も異常だったが、ベジータの場合はそれを遥かに上回っており、弾幕も斬撃もダメージゼロである。
これでは当たっても意味がない。
セルベリアの方は首輪の制限によりヴァルキュリアの力を使えば使うほど急速に疲弊していったが、ベジータの場合は首輪が外れているので戦闘による疲労はほとんどない。
(しかもこいつ、防御力だけじゃなくて、パワーとスピードもセルベリア……いや、レストすら上回ってる!
一瞬でも隙を見せたらこっちが殺されちまう!)
都庁の戦力の要であるレストは確かに理不尽級の強者だが、ちょっと本気を出せば惑星など簡単に消せるスーパーサイヤ人には流石に届かない。
更にこれ以上強くなれないレストと違い、サイヤ人は戦いがある限り際限なく成長し続けるのだ。
これまでロワを通じて幾多もの戦いを生き延びた小町にはベジータの実力が今まで戦ってきた参加者の全部を上回っていることを肌で理解していた。
それでもこれまでのベジータは金髪恐怖症が足枷となって実力を発揮できなかった。
が、クラウザーさんの歌によって狂ったことにより恐怖症を克服。
枷から解放されて実力を100%発揮できるようになってしまった。
もはやダオスやレスト、悪魔将軍すら彼の中では怖くないのだ。
そんな相手を前にして小町が臆すことなく戦えたのは幻想郷において場合によっては死人も出る弾幕ごっこで動体視力と回避能力を鍛えられていることと、影薄組や同盟軍などの仲間の存在と、いくつもの死線を突破していったために胆力がついたおかげだろう。
もし序盤のように殺し合いでサボることだけしか考えていなかったら、ベジータを前に足がすくんで戦うことはおろか逃げることもできずに塵にされていただろうと小町は考える。
そして弾幕の飛ばしあいと刀の斬撃と拳による打撃の渦の中。
一瞬でも集中力と能力を切らせば一気に攻め入られ、殺されるかもしれないギリギリの戦いの中で小町は、ベジータを倒せるか追い払えるだけの実力を持つ仲間の救援を待った。
……しかし救援は間に合わず、代わりにピシッと音を立てて不運がやってきた。
「神鎗が!?」
これまでロワで小町の相棒として戦ってきた斬魄刀が、ベジータの鉄壁の防御力の前に耐久性に限界が来てしまい、その刀身に大きなヒビが入ったのである。
更にセルベリア戦の倍は能力を使っている小町の疲労も重なり、一瞬の動揺が付け入られる隙を与えてしまった。
その機を見逃さなかったベジータが、ニヤリと笑い、能力を張り損ねた小町に対して鉄拳を放つ。
「ッ!?」
ベジータの攻撃に対して、小町は咄嗟にディパックから小舟を出して盾代わりに防御する。
舟は大破したが小町への攻撃の直撃だけは防がせた。
「うわああああああ!!」
しかし余波までは防げず、キイーーーンというジェットのような音を立てて、彼女を大きく後ろに吹っ飛ばしたのである。
なのは組は小町の指示通りに都庁への退避をしていた。
しかし全員負傷がひどく、どうしても速度が出ないのである。
なのはに関してはベジータの攻撃による負傷で頭にダメージを受けたのか、ユーノの手の中でずっと意識混濁状態だった。
「ユー…ノ君……どこ?」
「なのは、しっかりするんだ! 僕はここにいる!」
「チッ、まずいな。この様子だと頭を打ったみてえだな」
「なのはが死んでしまったら、僕は…ボクハ……!」
「落ち着けユーノ! なのはは死に直結する怪我は負ってねえよ!」
医学生であるレオリオによりなのはの容態を知るが、それでもユーノは落ち着かずに焦燥していた。
これまでユーノをリーダーとして見てきたなのは組一行に取っては、こんなに困惑したユーノを見たのは初めてだった。
今のユーノは恋人を殺されかけていつもの冷静さを失っているのだ。
とにかくユーノは小町がベジータを引き付けている内になのはを都庁同盟軍の仲間に治療させるために都庁を目指す。
(レオリオは医大生だが短い時間で仲間を治療するスキルは持っていない)
だが彼らの希望は潰えるが如く、後方から凄い勢いで吹き飛ばされてくる小町の姿があった。
「小町さん!?」
「危ねえ!」
あの勢いでそのまま壁面に激突すれば小町の肉体は粉々になってしまう。
直感で気づいた桑原が彼女を受け止めるべく飛び出し、彼女の体をキャッチする。
「うおおおおおッ!?」
「がはッ!!」
「桑原!!」
しかし勢いそのものはほとんど殺せず、小町を受け止めた桑原の体が小町ごと壁面に激突する。
桑原が緩衝材となったおかげで小町は粉々の肉塊になって死ぬ惨事は防がれたが、体中から血を流して気を失い、彼女のメインウェポンであった斬魄刀は折れてバラバラになってしまった。
彼女のクッションになった桑原はそのタフネスさ故に死ぬことはなかったが、こちらも小町同様に体中から血を流して気を失ってしまった。
頼れる仲間が一辺に二人も戦えなくなったこと……特にベジータのパワーに唯一対抗できていた小町が戦闘不能に陥ったことに残されたユーノ、ハス太、レオリオ、エリカは戦慄する。
そしてスーパーサイヤ人という名の絶望が彼らに追いついた。
「手こずらせやがって、俺様の手で直々にSATUGAIしてくれるわ!」
「そんな……」
「畜生、こんなところで!」
「まだ諦めてはなりません! 何か打つ手があるハズ……」
敵の攻撃をほぼ確実に外させる能力を持つ小町と、敵の防御力を無視する霊剣を持つ桑原は気絶した。
エリカは手元にポケモンがおらず、護身術程度ではサイヤ人には敵うまい。
ハス太とレオリオの実力でもベジータに敵わないのは先に立証済み。
せめてハス太が限定解除状態になればワンチャンスあったかもしれないが、首輪が外れていない現状ではそれもできない。
そんななのは組をまとめて花火にするべく、ベジータは気を練り始めた。
必殺技のファイナルフラッシュで一気にトドメを指すつもりなのだ。
それを感じ取ったなのは組は内心では生存を諦め自分たちの最期を確信した……
気絶している者たちと、ユーノを除いて。
ただ一人、ユーノだけがベジータに平然と向かっていく。
「ユーノさん?」
「ユーノ?」
「ユーノ……さん?」
気を失っていたなのはをゆっくりと地面に下ろし、レオリオたちの呼びかけにも応じずにベジータに向かっていくユーノ。
その心の中では、様々な感情が渦巻いていた。
――ドクン
一つはなのはを失うかもしれないという恐怖
――ドクンドクンドクン
一つはなのはに怪我をさせてしまった自分の無力さへの怒り
一つはなのはを確実に守るための力への渇望
――ドクンドクンドクンドクンドクンドクン
一つはなのはを傷つけた怨敵への殺意
一つはなのはを悲しめたあらゆる者への憎悪
仲間たちにこれまで見せたことのない瘴気のような禍々しい魔力を噴出するユーノ。
そんなユーノに気絶から覚めかけていたなのはが彼の背中を見てうわ言のように呟く。
「ユーノ君……?」
――ド ク ン ッ
最後に感じた思いはなのはへの愛。
ユーノの中で様々な思いがかき混ぜられた時、ユーノは混沌への扉を開いてしまった。
「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!」
「なんだ!? こいつの気が膨れ上がって……」
ユーノはまるで野獣のように叫んだ。
周辺をビリビリと揺らす咆哮に、レオリオもハス太も、精神力の強いエリカでさえ思わず立ちすくんでしまい、ベジータをも驚かせた。
そして咆哮と同時に彼の体に変化が現れる。
瘴気じみた魔力を吹き出しながら金色の毛皮を全身を覆い、加えて胴が細長くなり長い尻尾が生えてきた。
シルエットだけは彼がよく変身するフェレットの姿に似ている。
しかし、全体的なサイズは大柄な桑原やレオリオの何倍もあり、牙も爪も一目で危険とわかるくらい鋭く、目は赤い複眼の恐ろしい姿だった。
ユーノは一瞬でフェレットによく似た怪物になってしまった……
テラカオス化進行による変身である。
突然、怪物に変身にこの場にいた誰もが混乱している。
「フリーザのような変身能力か!
さっきの40倍か50倍は気が大きくなってやがる!
だがスーパーサイヤ人にしてサイヤ人の王子である俺の足元にも及ばねえがな!」
ベジータはユーノが変身と同時に力を大幅に増したことに一時は驚くも、力の差は未だにベジータが大幅に上回っており、勝てると見込んで再びなのは組にファイナルフラッシュを放とうとしていた。
ユーノの実力の元の50倍程度では圧倒的戦闘力を誇るベジータを殺すのはまだまだ足りないのだ。
「俺のレ○プを喰らいやがれ!
ファイナルフラァーーーーーッシュッ!!!」
巨大な閃光が地下の壁面や床を削りながらなのは組に襲いかかる。
このロワで上位の実力者だった神樹をも倒した一撃が、なのは組と小町に襲いかかる!
しかし、その一撃に対しユーノはなのはたちの前に躍り出て、巨大な防御結界を張った。
ユーノは防御面に関してはスペシャリストだ。
だがそんな彼の結界による防壁もいとも容易く破られたことは先ほど証明されている。
その50倍硬い結界を張ってもやはり破られるだろう……
ただしそれは、単純に防御力を上げただけの場合である。
結界とファイナルフラッシュが衝突した瞬間、目のくらむような眩い閃光がなのは組を襲う。
されど閃光はなのは組や小町を蒸発させることはなく、結界から先へ進むことはないまま霧散した。
「ダニィ!?」
驚くベジータだが、これで終わりではなかった。
今度は怪物化したユーノの口に光が集まり出した。
テラカオス化進行によって得たユーノの能力……それは!
(こいつ…空気中に漂っている俺の放ったファイナルフラッシュの気の残滓を吸ってやがる!
それだけじゃなく、倍近くも奴の気の力が強まっているだと!?)
――結界で弾いた攻撃のエネルギーを吸収し、それを倍以上にして敵に返す。
敵の攻撃が強ければ強いほど強力になるカウンター魔法……それが、テラカオスに近づいたユーノの固有能力であった!
「グラアアアアアアアアッ!!!」
攻撃を凌いだユーノ君が反撃に出る。
口からシュートバレットによく似た光弾がベジータに向けて吐き出されようとしていた。
「あれを喰らうのは流石にまずい!避けねば……ハッ!?」
さしものスーパーサイヤ人ベジータも自分の必殺技の倍以上ある攻撃は避けねばまずいと判断する。
ところが、彼が攻撃を避けようとした瞬間、ユーノによってチェーンバインドで手足を縛られ、身動きを取れなくしていた。
このチェーンバインドも50倍以上の強度があり、常人はおろかチート級の参加者では脱出不能であるが。理不尽級に位置するベジータなら2~3秒あれば破壊して脱出できるだろう。
……もっとも、2~3秒あれば今のユーノには十分であったが。
そしてとうとう吐き出された光弾。
ベジータの放ったファイナルフラッシュの倍以上の閃光であり、もうなのは組の面子は目を開いていられなかった。
その光弾の威力も速度も、なのはのスターライトブレイカーが花火に見えるレベルであろう。
ベジータは光弾が直撃する前にバインドを力技で破壊して脱出を試みるも、バインドの破壊と同時に閃光に包まれた。
「サイヤ人の……王子であるこの俺が……」
閃光が収まった後にはベジータの姿はなく、ユーノの攻撃でできた瓦礫と燃えかす、地下の空洞があるのみであった。
なのは組は、ユーノの手によってベジータに勝利し生存を掴んだのである。
「やりましたね、ユーノさん!」
「こいつめ、こんな隠し玉あるんなら最初から使えよ」
敵を倒したユーノをハス太とレオリオは賞賛し、彼に近づきながら褒め讃えた。
ハス太とレオリオはユーノが強力な変身能力を持っていてそれを今まで奥の手として隠し持っていたとばかり思い込んでいた。
そうでなくとも最凶の敵であったベジータを倒したことで緊張の糸が切れたのかもしてない。
「なのはさん、桑原さん、小町さん! しっかり!」
「う……うん……エリカ……さん」
エリカは気を失っている三人の介抱に向かう。
ユーノも気になるが今は倒れている味方を優先しての判断であった。
ちょうどその時に意識が混濁状態であったなのはも正気に戻りつつあった。
なのはが目覚めるのがあと10秒早かったら、この後に起こる惨劇は防げただろう。
もしくは『参加者を怪物に変える謎の瘴気』の情報を知る小町が気を失ってなかったら、エリカが三人ではなくユーノの方にもっと疑いの目を向けていたら。
情報は知らずとも鋭い勘を持つ桑原が倒れていなければ未来は変わっただろう。
だが運命は残酷だった。
なのはは覚醒した瞬間と同時に目を見開いた。
重傷を負った仲間たち。
跡形もなく消えた強敵。
巨大フェレット型の怪物と化したユーノ。
その光景全部が、千年タクウがなのはに見せた未来そのまんまであったのだ!
「ダメ!ユーノくんから離れてーーーッ!!」
なのははユーノの傍にいる二人組に声を絞り出すように警告を発した。
それは暗黒の未来を変えるための、彼女の最後の足掻きであった。
「え?」
……しかし、全ては遅かった。
なのはの言葉に何事かと思った二人はなのはに振り返るが、それこそが致命的な隙になってしまった。
よそ見をした瞬間に、テラカオス化進行によって敵と味方の区別がつかなくなったユーノは、二人のうち一人に牙を向き、首根っこにガブリと噛み付いた。
そして一瞬のうちに鋭い牙によって体と頭を切断させた。
ここまでで0.1秒にも満たない時間であった。
体が外れてしまった頭が地面に落ちてコロコロと私の足元まで転がってきた。
……その首の持ち主は――
「いやあああああああああああああああああああああ!!!ハス太くーーーーーん!!」
「ハス太……!?」
「ハス太さん!」
ハス太の首に映る表情には、一瞬で味方に殺されたがために何が起きたのか理解していない呆気に取られた表情をしていた。
邪神級の力を持つ少年のあまりに呆気ない最期と、ユーノの突然の暴走にレオリオとエリカは怒りと悲しみを覚えるよりもただただ驚愕していた。
一方、この未来を知っていて皆に話さなかったなのはの表情は、とうとう惨劇の未来を変えられなかったことにより絶望に歪んでいる。
そして怪物ユーノの視線がギロリとなのはに向いた。
「グウウ……」
「ひッ!?」
おどろおどろしい怪物の複眼に、相手が恋人であるユーノであることも忘れてなのはは腰を抜かしてしまう。
そして怪物はハス太の首のない骸をその辺に放り投げ、なのはに向けて一直線に駆けた。
「ゆ、ユーノ! やめろ! ぐあ」
「ユーノさん! うッ」
ユーノの次の狙いがなのはだと気づいたレオリオとエリカが止めに入ろうとするも、傷ついた二人では止めることも叶わず、ユーノの突進によって突き飛ばされて床に転がった。
そうしてユーノはなのはの下にたどり着いてしまった。
「あ、あああ……」
「ナノハ……」
恋人の変貌に怯えるなのはを前にしたユーノはなのはに向けて牙を向けて食い殺す。
「マモル……」
「え……? わ!」
などということはなく、口でなのは首の襟をくわえ込んだと思いきや、そのまま他の獲物に目もくれずに駆け出し、ベジータが神樹及び都庁を破壊する際に開けた穴の壁面を爪を使ってスイスイとよじ登って地上へと出て行った。
残されたのは静寂とレオリオとエリカと、まだ気絶から醒めない桑原と小町、ユーノに連れていかれる際になのはが置いていったディパックにハス太の惨死体だけだった。
「畜生! いったい全体、何が起きてんだよ」
状況の読めないレオリオが吠える。
そして冷静さを取り戻そうとしていたエリカがようやく、主催がばら撒いたと思われる瘴気のことを思い出し、口にする。
「まさかユーノさんも瘴気に当てられて……!」
「瘴気!? 神樹の言ってた奴か!
それとユーノが怪物になるのと関係あるのか!」
「
ごめんなさい、私が仲間に気を配りきれなかったばっかりに……!」
自分たちよりも情報を知っているエリカを問いただそうとするレオリオの視線と、情報を持っていながら兆候を目撃していなかったからとはいえ仲間が瘴気に感染発症する可能性を考慮していなかった自分にエリカは強い自責の念を覚える。
だが立ち止まってばかりもいられなかった。
こんな時こそめげるのではなく、動き続けなければいけないのだ。
「今は都庁に戻りましょう」
「ユーノを追わなくて良いのか!? 今のあいつじゃなのはの身の安全も危険だぞ!」
「わかっています。私だってそうしたいです。
ですが、私たち全員がボロボロであり気絶した桑原さん小町さんを抱えてじゃ追いかけるのも止めるのもまず不可能……ここは治療も兼ねて都庁に戻るしか――」
「いいや、おまえらはもう生きて都庁に帰れねえぜ?」
「「!?」」
突如、聞き覚えのある声が聞こえたと思った瞬間……レオリオの上半身が背後から飛んできたエネルギー弾によって消し飛び、下半身だけを残してこの世を去った。
「なッ――」
「レオリオさん!」
「下半身だけあれば良いってな、まずは一匹SATUGAIしたぜ」
レオリオの命が消し飛んだあと、嘆きたい気持ちも抑えてレオリオを殺した下手人を視界に捉えると、そこはあらゆる意味でいてはならない男がいた。
「ベジータ!! あなたは死んだハズじゃ……」
「一度の戦闘で惑星破壊規模の戦闘を行うサイヤ人を舐めるな。
今までに都市が一瞬で蒸発するような攻撃くらい何度も食らっている。
本気の必殺技だったら東京など軽く消し飛ぶが、そんなことをすれば狂信者の本拠であるビックサイトも吹っ飛んじまうからな。
そうならないように今まで威力をかなり落として撃っていたんだよ。
あのガキには驚かせられたが、俺を殺すには手加減しまくったファイナルフラッシュの倍と+α程度の威力じゃ足りなかったな」
「そんな……」
ベジータは死んでいなかったのだ。
跡形もなく消し飛んだように見えて、実は少々遠くへ飛ばされただけ。
多少の手傷と出血は負わされたものの、スーパーサイヤ人を殺すには程遠い。
「どうやらあのガキは俺が見ていない間にどこかへ行ったようだな。
能力的に俺を殺せそうな奴はいなくなってちょうどいい。
次の一撃でおまえと都庁ごと吹き飛ばしてやる」
「くッ……」
ベジータの腕に再び、気の力が宿る。
今度はエリカごと都庁ごと消し飛ばすつもりなのだ。
都庁にはまだ無傷の戦力にダオスやフォレスト・セルも残っているが、バーダックよりも遥かに格上なスーパーサイヤ人を倒せる保証はない。
さらに地下にいるベジータの攻撃を察知できているかまでは不明であり、フォレスト・セル辺りは生き残れても魔物と対主催の希望である世界樹や他のメンバーはアタルやレオリオのように消滅させられる危険がある。
対してエリカは手持ちポケモンを失い、ベジータの攻撃を阻止できるだけの戦力は持っていない。
今度こそ最悪の状況、万事休す。
エリカも今度の今度こそ終わりを確信する。
「『距離を操る程度の……能力』&死価『プライス・オブ・ライフ』!!」
エリカが諦めかけたその時、一人の女傑は目覚め、立ち上がり。
ベジータに向けて不意打ちによる能力の付加によって回避絶対不可能の無数の銭弾幕を放つ。
「うおおおおお!?」
今までは届かなかった弾幕は全てベジータがユーノによって付けられた傷口に吸い込まれていき、食い込ませる。
いかなスーパーサイヤ人でも体の内部までは鍛えられないという判断だろうか?
硬すぎる肌と筋肉を避けた体内攻撃により、小町による攻撃で初めてベジータにダメージが入り込む。
「こいつ傷口に攻撃を!
だがこの程度でスーパーサイヤ人が死ぬと思うな!!」
確かにダメージは入ったが、ダメージそのものは微々たるもの。
殺すには威力が足りなすぎる。
「いいや、アンタはここで死ぬんだよ。死神の剣でね」
「!?」
しかし相対する小町は冷徹な視線をベジータに向けていた。
実力差は蟻と象並の差があり、自分にボロボロにされた相手のものでありながら、恐れを抱かずに相手を殺そうとする視線。
ベジータはその視線に、金髪キャラに睨まれる以上の恐怖を一瞬でも感じ、ゾクリと脊椎を震わせた。
「――死(ころ)せ 『神鎗』」
そして死神によって刑が執行された。
次の瞬間、ベジータの全身に耐え難い激痛が走り、口や鼻や目などのという穴という穴から血を噴き出した。
「がはあああああああ!!」
「ベジータが!?」
ユーノの攻撃ですら倒せなかったベジータが、悶え苦しんでいた。
その彼の苦しみ方はポケモンバトルで、特に状態異常を得意とする植物系ポケモンを扱うエリカには見覚えがあった。
「これは毒! それもかなりの猛毒!」
「そうさね。神鎗には奥の手として内部に死に至る強力な毒が仕組まれている。
刀の一部を相手の体に植え込み、解合すれば発動するって仕組みさ」
「き、貴様、さっきの銭の中に刀の一部を……!」
「ああ、銭はただのカモフラージュ。傷口を通してアンタの体内に神鎗の破片を入れさせてもらったよ」
ユーノが開けた傷口。小町はそれを利用してベジータの体内に銭弾幕に混ぜた砕けた神鎗の破片を侵入させた。
これまではベジータの高すぎる防御力によって体内に侵入させる前に阻まれるが、ユーノが手傷を負わせたことで、破片の体内侵入が可能になったのだ。
「直接攻撃が効かないなら毒ならどうだと思って咄嗟にやったことで、毒が効かない相手ならあたいらは詰んでいたが……
どうやらサイヤ人は高い戦闘力と引き換えに毒への耐性がないみたいだね」
「お、おのれぇ~、ごふッ!」
かつて戦った仲でもあるレストには状態異常に無敵の耐性を持つ故に神鎗の猛毒を使っても効果はなかっただろう。
同様に強敵のセルベリアは抗菌作用を持つラグナイトに守られているので効果は薄かろう。
しかし毒や病気に耐性を持っていないサイヤ人のベジータにはまさにクリティカルヒットだったのである。
小町の必中を可能にさせる能力、神鎗の猛毒、ユーノがつけた傷、その三つの内のどれか一つでも欠けてたらこうはならなかった。
「クッソたれ~! 死ぬ前におまえらだけでも道連れにしてやる!」
毒による死を確信したベジータは、最後の抵抗として小町とエリカだけでも殺そうとする。
毒のせいで気が上手く練れないのでギャリック砲以上の強力な技は使えない。
そのため、無数のエネルギー弾を放つ弾幕攻撃、通称グミ撃ちで二人を殺そうとする。
しかし小町はエリカを抱えた後、冷静にベジータの弾幕を躱していく。
「こちとら幻想郷の弾幕ごっこで鍛えてんだい!
満身創痍のアンタの弾幕じゃ、止まって見えるんだよ!」
「クソッ! 大人しくくたばりやが「くたばるのはテメーの方だ! ベジータァーーーッ!!」
さらにベジータは毒と攻撃を躱される苛立ちにより気の察知能力が弱まり、それによって気絶から醒めた桑原の側面からの奇襲を許してしまう。
「ぐああああああ!!」
なんでも両断できる桑原の次元刀によってベジータの両腕と両足が切断された。
今まではベジータに掠らせることもできなかったが、今度は当てられる状況下だったために次元刀が効果を発揮し、スーパーサイヤ人の高い防御力を無視して切り裂いたのである。
「ハス太、レオリオ、すまねえ……だが一矢報いたぜ……う」
桑原が目覚めた時にハス太とレオリオの死体が目に飛び込んだために二人がベジータに殺されたと思い(ハス太は違うが)怒りのままに桑原はベジータに斬りかかった。
その直後に疲労とダメージにより再び気を失って地面に倒れ伏すが、彼の一閃によってベジータは戦う手段も逃げる手段も失ってしまった。
「がふッ……俺の…何が間違っていたんだ……教えて、くれ……」
とうとうベジータにも死の瞬間がきた。
なぜ愛する妻が死なねばいけないのか、なぜ自分より格下の相手に負けて虫けらのように毒にもがき苦しんで死なねばいけないのか、なぜクラウザーさんの歌を聞く願いは届かないのか疑問を投げかける。
だが答えは返ってこない。
毒をも癒すフェイスフラッシュの持ち主で、疑問を答えてくれる冷静で的確な判断力を持った仲間はつい先ほど自分が裏切って殺してしまったのだから。
せめて金髪にビビらず、人に流されず、妻の死にもめげず、クラウザーさんの歌に逃げない強い心を持っていたら運命は変わったかもしれないが、もはや後の祭りである。
「ブル…マ……」
最期に愛する妻の名を言い残し、サイヤ人の王子にしてZ戦士、誇り高き超人血盟軍の一員……弱き心のせいでその誇りも絆も全て捨ててしまった狂信者は逝った。
【ベジータ@ドラゴンボール 死亡】
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「勝てたか……だけど」
小町たちはスーパーサイヤ人に勝利した。
だが小町が周囲を見るととても喜べる状況ではないのがわかる。
エリカと桑原は重傷、ハス太とレオリオは死亡、ユーノは怪物と化しなのはをさらってどこかへ消えた。
自分もアタルによって回復した分が帳消しになるほどの手傷と消耗を負ったのだ。
ここにいない日之影やアルルーナも負傷し、神樹は再び死地に立たされている。
狂信者軍団と貴虎・マーラによる襲撃でただでも大打撃を受けたのに、ベジータ一人のせいでさらに打撃を被ることになってしまった。
仲間を誰ひとりとして失わないつもりで戦っているが、現実はこの有様である。
「すまないね、神鎗。今までありがとな……」
これまで小町のメインウェポンだった神鎗もベジータに折られたばかりに柄しか残っておらず、斬魄刀を直す技術のない小町では修復もできなかった。
ある意味相棒であるとも言えた神鎗の喪失に小町は憂いの感情を覚える。
そんな彼女たちにカマキリに似たFOEが現れた。
地震でダンジョンの構造が変わってなかなか地上の世界樹に戻れずダンジョンを彷徨っていたアイスシザーズである。
仲間の出現に小町は喜ぶが、どうやら仲間は彼一匹しかいないようであり、状況を読めてなさそうな雰囲気からしてあかりたちがよこした救援ではなさそうだ。
『死神! 大丈夫か!』
「アイスシザーズか!」
『騒ぎを聞いて駆けつけてみれば、この惨状は一体……そこにいる和服の女ととうもろこし
みたいな頭をした男は誰だ?』
「大丈夫、この二人は仲間だ。
地下にずっといたアンタは知らないだろうがレストとダオスもエリカのことは知っている」
『そうか……』
「それよりアイスシザーズ、すぐにでも地上の世界樹に戻ってエリカと桑原の治療を行いたいんだ。その大きな背中を貸しておくれ」
『人間は好きではないが、同盟の者ならいちおう信用しよう。
死神、敵がまたこないとも限らない。早く人間たちを背中に乗せるんだ』
とにかく重傷を負ったエリカと桑原を安全地帯である世界樹に運ぶ必要があった。
エリカの話によると自分が気絶している内に怪物化したユーノと拐われたなのはの行方も気がかりだが、アイスシザーズ込みでもユーノを止められる気がしないのでそちらは断念する。それよりもとにかくダオスや他の仲間にこの事を報告すべきだろう。
小町はアイスシザーズの背中に気絶した桑原を背負わせ、そのあとに続いてエリカも乗った。
それだけでなく……
「小町さん、それは……」
「仲間をこんなところに置いていくのは寂しいだろ?」
頭と首が別れたハス太と下半身しかないレオリオの亡骸を小町は抱えていた。
死んだ彼らも弔ってやるつもりなのだ。
「アイスシザーズ、死んでる奴は背中に乗せちゃダメか?
ダメならあたいが連れて行くが」
『……死者を弔いたい気持ちは俺にもわかる。良いだろう、乗せていけ』
「いいってさ、エリカ」
「本当にありがとうございます、小町さん、アイスシザーズさん……」
小町とアイスシザーズの厚意にエリカの目は涙で潤んだ。
そして二人の亡骸と、ついでになのはが置いていったディパックを回収すると、小町たちは地上の世界樹に向けて出発した。
そこには両手足をもがれたベジータの死体だけがポツンと残った。
【小野塚小町@東方Project】
【状態】ダメージ(中)、疲労(中)、首輪解除
【装備】斬魄刀『神鎗』@BLEACH(破損して柄のみ)
【道具】基本支給品一式
【思考】基本:もう仲間を誰も失わない為にカオスロワを終わらせる
0:ひとまず桑原とエリカを連れて都庁へ
1:殺し合い打破のためにも都庁には協力する
2:もう二度と仲間を置いて行こうとしない
3:幽香及びバーダックの名が放送で呼ばれたことに疑問
4:変なの(セルベリア)に因縁つけられちまったね
5:超人達からの情報を鵜呑みにはしないが、一応ダオス達に伝える
6:世界に二度目の大災害が起こるだって?
7:神鎗に変わる強力な武器が欲しい
※飛竜たちと情報交換して、主催達が九州ロボにいることを知りました。
※ダオスとの情報交換で、カオスロワちゃんねるの信憑性に疑問を持っています(フェイ・イェンにもたらされた情報より、少なくとも都庁の悪評は
天魔王軍による仕業だと理解しました)
【エリカ@ポケットモンスター】
【状態】右腕潰傷、ダメージ(大)、深い悲しみ、歪みし豊穣の神樹及びアルルーナのトレーナー
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、モンスターボール×2(神樹とアルルーナ)
【思考】基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
0:ユーノさんが怪物化したなんて……
1:世界樹に集まっている人にも世界滅亡の未来を伝える
2:ポケモンと一緒に生き残る
3:珍しい植物タイプはゲットしておく
4:世界樹の軍勢を手助けする
5:死なないで神樹……!
6:ハス太くん、レオリオさん、モジャンボ、キノガッサ……ごめんなさい
【桑原和真@幽遊白書】
【状態】気絶中、ダメージ(大)、疲労(大)、深い悲しみ
【装備】なし
【道具】支給品一式、大量の食糧
【思考】基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
0:(気絶中)
1:ハス太、レオリオ、すまねえ……
※ユーノの変貌を把握していません
【アイスシザース@新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女】
【状態】ダメージ(小)、疲労(小)
【装備】無し
【道具】ちりとり、支給品一式、タイムふろしき@
ドラえもん、ガソリンの入った一斗缶、医療道具一式、ノートパソコン、ハス太とレオリオの死体
【思考】
基本:都庁を住処にしたモンスター達と協力して生き残る
0:小町たちを守るべく護衛しながら都庁へ撤退
1:雷竜様(雷鳴と共に現る者)の意思を引き継ぎ、都庁の世界樹は死んでも守る
2:魔物を奴隷にする人間は嫌いだが、同盟の人間なら一応は信頼する
3:デスマンティス達の裏切りに未だにショックを受けてるが、戦いに私情は挟まないようにする
4:雷竜様だけでなく多くの仲間までやられるとは……
※貴虎の持ち物であったノートパソコンにはヘルヘイムの情報が載っています
【ハス太@這いよれ!ニャル子さん 死亡】
【レオリオ・パラディナイト@HUNTER×HUNTER 死亡】
【日之影空洞@めだかボックス】
【状態】ダメージ(大)、首輪解除、神樹に挟まれて身動き取れず
【装備】己の拳
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催者を倒す
0:こまっちゃんとエリカは無事か?
1:仲間を守る
2:
混沌の騎士が遺した謎を解く
3:大災害による世界の滅亡を阻止する
4:↑の全部やらなくちゃあならないのが先代生徒会長の辛いとこだな。
5:大災害と怪物作り(テラカオス)……何か因果を感じるんだが
【東横桃子@咲-Saki-】
【状態】気絶、首輪解除、深い悲しみと怒り、混乱
【装備】猟銃@現実、斬鉄剣@ルパン三世、野球のユニフォーム
【道具】支給品一式、スマホ、謎の物質考察メモ、筆記用具
【思考】基本:仲間と共にカオスロワを終わらせる
0:気絶中
1:加治木先輩を殺した拳王連合は絶対に許さない
2:時間があればスマホを使ってネットで情報を探る
3:DMCファンだけど信者の暴動にはドン引き
4:世界が滅びるなんてそんな……
5:超人はもう殺す
【黒子テツヤ@黒子のバスケ】
【状態】健康、首輪解除、冷静
【装備】ウィンチェスターM1912
【道具】死出の羽衣@幽々白書
【思考】基本:仲間と共にカオスロワを終わらせる
0:都庁から応援を呼ぶ
1:友人たちと生き残るためにも、都庁に協力する
2:空気中に漂う物質への対処法を考える(世界樹が有力?)
3:狂信者には絶対に負けません
4:世界の滅亡ですか……流石に驚きました
【赤座あかり@ゆるゆり】
【状態】健康、首輪解除、深い悲しみ
【装備】エンシェントソード@Minecraft
【道具】マムルの肉@風来のシレン
【思考】基本:仲間と一緒にカオスロワを終わらせて主人公らしく大活躍!
0:都庁から応援を呼ぶ
1:混沌の騎士、亡くなった友人達の分も頑張る
2:まどかと同じく、人間と魔物の共存に賛成
3:オオナズチ以外の都庁のモンスターの背中に乗りたい
4:みんなの力で世界の滅亡を阻止する!
【歪みし豊穣の神樹@世界樹の迷宮4】
【状態】ひんし、幹が半分に折れている、エリカのポケモン
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
0:(意識混濁)
【アルルーナ@新・世界樹の迷宮】
【状態】ダメージ(中)、深い悲しみ、エリカのポケモン、神樹に挟まれて身動き取れず
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明品
【思考】基本:雷竜達の遺志を継ぎ、世界樹を守る
0:お姉さまはご無事なの!?
1:お姉さまと世界の滅亡を阻止する
2:拳王連合及びその協力者は皆殺し、絶対皆殺し
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ショッピングセンター、渋谷109。
かつて二人のテラカオス候補者もとい食人鬼の男女が一時滞在していた施設である。
そこには今、テラカオス候補者の男と、彼の怪物化を防げなかった一人の女がいた。
ユーノ・スクライアと高町なのはである。
「ぐ、ぐ、グアアアアアアアア!!!」
「ユーノくん!?」
なのはを拐いつつ地下から渋谷109内まで逃げ込んだユーノだったが、そこで大きな雄叫びをあげたかと思いきや、見る見るうちに小さくなり、怪物フェレットの姿から元の人間の姿に戻った。
丸裸にハス太を殺した時に浴びたのであろう返り血で体は汚れていた。
表情もまた、自身の体の変貌や暴走していたとはいえ仲間を自分の手で殺めてしまったことに、未だに信じられない表情をしていた。
そんな彼になのはは涙を流しながら抱きついた。
とにもかくにもユーノに謝らなくてはいけない……そんな罪の意識がなのはを支配していた。
「なの、は……僕はいったい……僕の体はどうなってしまったんだ!?」
「ユーノくん、ごめんなさい……みらい、変えられなかった……」
混沌の力に翻弄されていたとはいえ、怪物となり仲間を殺めてしまったユーノ。
一つの未来は信じず、そしてもう一つの未来は恐れたばかりに最悪の未来に進んでしまったなのは。
二人は意図せず罪人になってしまった……
【二日目・12時00分/東京・渋谷109】
【高町なのは@魔法少女リリカルなのは】
【状態】ダメージ(大)、疲労(中)、19歳の身体、混乱、深い悲しみ
【装備】レイジングハート@魔法少女リリカルなのは、千年タウク@遊戯王
【道具】なし
【思考】基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
0:ごめんなさいユーノくん……
1:死んでしまったヴィヴィオたちのためにもこの殺し合いを終わらせる
2:ユーノ君がいれば何も怖くない……と思っているけど……
※千年タウクの効果によって、高町ヴィヴィオの存在と日本に世界を襲った大災害が起こる未来を知っています
※タイムふろしきを使ったので、19歳の肉体に成長しました。
※未来の自分が使っていた技の一部が使用可能です
※レオリオの死をまだ把握してません
【ユーノ・スクライア@魔法少女リリカルなのは】
【状態】ダメージ(小)、疲労(小)、全裸(血まみれ)、19歳の身体、混乱、テラカオス化進行度(大)
【装備】なし
【道具】基本支給品一式
【思考】基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
0:僕の体に一体何が!?
1:なのはを絶対に護るためにも、もっと力が欲しい
2:大災害の情報を集める
3:野田総理の死の原因を探りたい
4:なのはを悲しませた主催者たちは絶対に許さない
5:僕の手でハス太を殺したというのかよ……!
※タイムふろしきを使ったので、19歳の肉体に成長しました
※PSP版の技が使えます
※怪物化(テラカオス化進行)に気づきました
※首相官邸にて、いくらか主催陣営の情報を手に入れた可能性があります
※後ろの初めてを奪われる未来が存在するようです
※テラカオス化進行によって巨大フェレットに変身する能力を得ました
あらゆる攻撃を防いでエネルギーを吸収し、威力を数倍にして返す魔力の塊を発射できます
ただし現状では変身すると暴走状態に陥り、敵味方に関係なく襲い掛かります
※レオリオの死をまだ把握してません
最終更新:2017年02月17日 20:52