【問題】
一部に色を塗ったら全体が消えてしまった。
なぜだろう。
【解説】
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「画竜点睛(がりょうてんせい)」の由来となった故事。
南北朝時代の中国、画家が寺の壁に竜の絵を描いた。
ところが竜の絵には目が描かれていなかった。
皆が理由を聞くと、画家は言った。
「目を入れると竜が壁から飛び出ていなくなってしまう」
そんな話は信じられない、画家は嘘つきだ、と皆が言う。
仕方なく画家は竜の目を入れて絵を完成させた。
すると突然空が黒雲で覆われ、雷鳴が轟き始める。
画家の言葉通り、絵であるはずの竜が壁から飛び出した。
竜は雷鳴と共にその場から飛び去ってしまった。
という話。
※画竜点睛は「物事の1番重要な部分」のような意味で、主に「画竜点睛を欠く」と使われることが多い。
睛は訓読みで「ひとみ」であり、晴(はれ)ではない。
《言葉》
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最終更新:2022年01月14日 11:45