【問題】
貴文じーちゃんが日課の散歩をしていると、偶然ひき逃げの瞬間を目撃してしまった。
そのおかげで被害者を加害者にしなくてすんだという。
いったいどういうことだろう？
【解説】
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慌てて駆け寄り、逃げようとしていた運転手をひっ捕まえ
「兄ちゃん、逃げたら人生終わるぞ」と諭しながらも、
テキパキと救急車の手配をした貴文じーちゃん。
後日被害者の男性を見舞ったおり、
付き合い始めたばかりの彼女からまとまったお金を借りたままなので、
代わりに連絡してほしいと頼まれた。
彼は天涯孤独で他に頼む人もなく、事故の衝撃でスマホも破壊されてしまっていたので、
連絡したくてもできなかったのだ。
男性から彼女の勤務先を聞き、訪問したじーちゃん。
彼女はお金を貸してすぐ音信不通になった彼からの連絡を、それでも信じて待ったが、
結局「騙されたんだ」と思い込んでしまい、
失意のまま田舎へ帰る手はずを整えているところだった。
貴文じーちゃんから事の次第を聞き、涙を流して感謝した彼女であった。
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最終更新：2021年11月23日 17:22
