【問題】
モモコは、「あのオーディションの日のように、かぜになりたい。」と願っていた。
どうしてだろうか?
【解説】
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モモコは新人の声優。
ある日、とあるアニメの声優を決めるためのオーディションが開催された。
そのオーディション当日、モモコは風邪を引いてしまった。
喉がガラガラして、いつもと違う声が出てしまう。
しかし、そのアニメの原作が大好きなモモコは、それでもオーディションに参加した。
結果、モモコは合格し、そのアニメキャラの声優を任された。
しかし、本番中に監督にこう言われてしまう。
「あのオーディションの時の声を出してください。」
風邪が治って声の調子が戻ったが、監督が求めるのは、風邪を引いた時にしか出すことの出来ないあの声だった。
どう試行錯誤しても、あのオーディションの時の声が出せないモモコ。
あの声を出すために、もう一度風邪になりたいと願ったのだった。
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最終更新:2021年11月23日 17:28