【問題】
カメオは小学生の頃リトルリーグで活躍し、中学・高校も部活ひとすじだった。
高校は野球の強豪校だったので、カメオも必死で練習に喰らいついた。
炎天下でも寒空の下でも白球を追う日々……
そしてカメオが３年生の時、野球部はとうとう甲子園行きを決めた。
だが、あんなに練習したのにカメオの姿はベンチになかった。
なぜだろう？
【解説】
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カメオは野球は小学校で辞めてしまい、中学からは吹奏楽部に入った。
高校では野球部が強かったため、吹奏楽部の練習もそれはそれはキツいものだった。
普段の練習以外に夏でも冬でもしょっちゅう対外試合の応援に駆り出され、
全力で楽器を吹いた。
辞めても野球は好きだったので、吹きながらついつい打球を目で追ってしまうカメオ。
そして３年生の夏、野球部が県代表に選ばれ、カメオたちもとうとう
甲子園のアルプススタンドで吹く時が来た。
カメオの担当楽器は巨大なスーザフォン。
我が校のために精一杯頑張ろうと、気合を入れたカメオであった。
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最終更新：2021年11月23日 15:49
