【問題】
タロウは、コップに入っている真水のような液体を見て、カゲオは嘘をついたと思った。
どういうこと?
【解説】
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ここは町の小さな小児科。
タロウはその先生だった。
ある日、この小児科によく来る、11才のカゲオ君の尿検査をした時のこと。
紙コップに入ったカゲオ君の尿を見ると、それは無色透明で真水のようだった。
タロウ先生はこのことに違和感を感じた。
一週間ほど前、カゲオ君にビタミン剤を含む複数の薬を二週間ぶん処方し、
1日3回、食後に必ず飲むよう伝えていたのだ。
そして今日、彼が診察室に来た直後に、薬をちゃんと飲んでいるのか質問したところ、「ちゃんと飲んでるよっ!!」と笑顔で答えてくれた。
しかし、彼の尿は黄色くなっていない。
タロウ先生は、カゲオ君が薬の服用をサボり、挙げ句に飲んだと嘘をついたと推測したのだった。
「おしっことは違い、このことは水に流さないぞ...。」と心の中で思うタロウ先生であった。
《知識》
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最終更新:2022年02月24日 13:04