戯言シリーズ(ざれごと-)は、西尾維新作、竹絵によるライトノベルのシリーズ。全九冊。語り部は「ぼく」こと
戯言遣い。
慣用
戯言シリーズとは以下の本を指す。
このうち、サイコロジカルは上下巻、ネコソギラジカルは上中下巻である。平均的なページ数は360ページ。
また、その外伝的シリーズである
人間シリーズが以下の通り。
備考
第一冊目となる
クビキリサイクルは西尾維新にとっても作家として第一作目。その前の短編に、かの人類最強が主人公の探偵小説があり、それをもとに書かれている。ちなみにそれはエイトクイーンという小説で、孤島の女主人、三つ子メイドなど、クビキリサイクルに受け継がれている要素は多い。
また、宝島社「このライトノベルがすごい! 2006」では作品部門第1位を獲得した。
世界観
戯言シリーズ及び派生作品内では、四つの世界が互いに癒着、依存しながら共存している。その四つとは、
- 表世界(平和で戦争な世界)…一般的な日常世界。「ぼく」が所属する世界。
- 財力の世界(四神一鏡・神理楽<ルール>)…表世界に一番近い世界。赤神イリアなど。
- 政治力の世界(玖渚機関)…一種の結社みたいなものでその力は横向きに広い。壱外、弐栞、三榊、肆屍、伍砦、陸枷、染の名を飛ばして、捌限。そしてそれらを束ねる玖渚機関によって成り立つ世界。
- 暴力の世界(殺し名・呪い名の世界)…異形・異端・異能こそが支配する秩序で無秩序な世界。「力が物を言う」。零崎人識含む零崎一賊や匂宮理澄及び匂宮出夢が所属していた匂宮雑技団などがある。
登場人物
最終更新:2008年12月21日 18:58