ZERO - the man of the creation - 検証サイト

19桂林~幻の金ウルシ

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集

#19 桂林~幻の金ウルシ


結論から行くと金ウルシなるものは存在しない。
コシアブラという木から取れたという伝説もあるが現在同名の木からは漆自体採取できない。何かの技法の暗号かとも言われている。
また、西洋では蒔絵の技法(漆が乾く前に金粉を蒔く)がわからずに金色の漆で書いていたと思われていた。
実際15世紀には既にヨーロッパに漆器の存在が知られており、16世紀大航海時代を迎えると聖像を納める箱や箪笥などが輸出されている。1634年頃から東インド会社の買い付けが始まり、以後明治大正まで輸出は続いていく。主に南蛮漆器と呼ばれ、貝を貼り付けた螺鈿やエイや鮫の革を貼り付けた物など現代の漆器と大差ない物であった。
作中に出てくる技法、高台寺蒔絵は既に16世紀に完成しており、これは符合する。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
ウィキ募集バナー