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323秘宝ティリヤ・テぺ

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#323 秘宝ティリヤ・テペ





ティリヤ・テペの秘宝とは、1978年にソ連の考古学者ウィクトール・サリアニディ博士の率いる調査隊によって発掘された莫大な財宝である。匈奴に追われた大月氏か、クシャン朝の王族のものと思われる墳墓から見つかったという。


カブール博物館マスーディ館長
「ティリヤ・テペは見たことはあります。考古学研究所からカブール博物館に移されたときに、展示会を開いたんです。そのときに写真集を作ったのですが、私自身も撮影チームに加わりました。素晴らしい輝きでしたよ。」

「(博物館に保管されたか聞かれて)いえ、写真集の出版から2,3年後にもっと安全な場所に移されました。その後、1991年の7月だったと記憶していますが、ナジブラ政権時代の終わりにティリヤ・テペの秘宝を、もう一度展示したことがあります。大臣達や各国の大使、それに内外のジャーナリストが招かれました。展示会の後、その日のうちにまた元の場所に戻されました。それからは、眼にすることはありませんでした。でも、私はティリヤ・テペの秘宝は確かに残っていると信じています」

ラヒーム情報文化大臣
「今のアフガニスタンで重要なことは、止まることのない盗掘の被害と、絶え間ない国外への流出です。ティリヤ・テペの秘宝のことはその先に考えることですよ」

カブール市街の中央にカルザイ議長の王宮がある。
その一角の倉庫のような建物内にドイツ製の精巧な金庫があるという。
解錠には7つの鍵が必要で、金庫が作られた当時の7人の有力者と関係者が分け持っていて、その人達が揃わないと開けることが出来ないといわれている。
メンバーはタリバン時代に行方不明になったものなどもおり、関係者も口を濁して特定することは難しいという。
金庫を開けるときには、鍵を持っている人間に加えて、中央銀行の総裁と内閣のメンバー、内務大臣、情報文化大臣などの立会が必要だが、カルザイ議長やラヒーム情報文化大臣はまだその時期ではないという判断をしている。

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