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ライオンハート - (2008/06/29 (日) 02:55:11) のソース

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*ライオンハート
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要点 = 勇気ある顔,短剣,伸ばした手
周辺環境 = 戦場

評価:
|能力値|体格|筋力|耐久力|外見|敏捷|器用|感覚|知識|幸運|
|ライオンハート||||||||||
|合計||||||||||

特殊:

→次のアイドレス:

**設定文章
 勇気ある王をして、人はこう賞賛する。
”獅子心”、と。
 これから語られるのはその一人として暁の史上に名を残す、一人の王とその剣のお話。

 /*/

”五月雨の王”は疾走る。ひたすら疾走る。
”五月雨の王”にとってもこの遠征はリスクが大きいことは百も承知だ。この包囲網を脱するにはこれしかなかったといえる。急激な領土拡張が招いたこの包囲網だったが、その一角を遠征により突き崩したその日に入ってきた報が、領主不在の領土への逆侵攻である。

「報告します、第一防衛網が突破されたそうです!」
 駆け抜ける王に次々と悪い報告が飛び込む。そんな中でも”五月雨の王”は凛としていた。その横には大きな一対の剣を携えた軽装の青年が並走している。

「まさたか、貴方ならどう考える?」
”五月雨の王”はまさたかと呼んだ自らの剣に問いかける。
「さつきねーちゃん、奴らは間違いなく城を包囲すると思うぜ」
「そうね」
まさたかの返事に満足げに頷く”五月雨の王”こと皐月王は一層速度を上げた。それはまさに神速の大返しであったと記されている。通常この距離ではどんなに早くても半日はかかる。それを数時間に縮めたのだ。

「報告しますッ! ……王城が包囲されましたッ!」
悲痛な伝令の叫びが届く。その報を聞き皐月王は方向を変えた。
「さつきねーちゃん、どこへそっちは崖しか……」
まさたかははっと気がついた。
「まさか、さつきねーちゃん……」
「そのまさかよ」
その顔は決意に満ちた眼差し、勇気あるものだけが見せる笑みであった。

眼下に広がる燃える街と囲まれる城。皐月王の目は領民の安否を気遣いながらもその先を見据えている。
「いくよ!」
腰に携えていた短剣を抜き放ち、大きく腕を伸ばして天に掲げると号令を下した。
皐月王配下の剣と王が一斉に崖を下りはじめた。

この一戦が趨勢を決めることになる。

/*/

獅子心とは勇気ある王に向けて使われる称号である。剣の腕でそこに至ったのではなく、頭脳のみでそこに至ったわけでもなく。暁の志の先には燦然と煌く”勇気”があると、そう考えられている。誰もが賞賛する王で無いかもしれない。だがしかしその勇気こそは最大の武器となりうる。故に獅子の如きその心は王としての頂の一つとなる。


*東国人+ドラゴンスレイヤー+王+ライオンハート
継承:[[東国人]]、[[ドラゴンスレイヤー]]、[[王]]

評価:
|能力値|体格|筋力|耐久力|外見|敏捷|器用|感覚|知識|幸運|
|東国人|0|0|0|0|0|1|1|0|0|
|ドラゴンスレイヤー|3|4|4|1|0|-1|0|-1|0|
|王|-2|0|3|4|0|-1|0|-1|0|
|ライオンハート||||||||||
|合計||||||||||

特殊:
・ドラゴンスレイヤーは白兵戦行為ができ、この時、白兵戦の攻撃判定は×2.25(評価2)され、燃料は必ず-1万tされる。
・ドラゴンスレイヤーは白兵攻撃以外での損害を受けない。
・王は一人の剣と契約を結べる。
・王は契約した剣と一緒に行動する間、(距離10m内の)契約した剣の行うあらゆる判定を×3.38(評価3)する。(燃料は消費しない)
・王はその魂の故郷の特産品に由来する力を契約した剣に与えることが出来、それに応じた×2.25(評価2)の修正を判定に与えられる。(燃料は消費しない)
・王は根源力による死の効果を受けない。

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