間違い電話
購入以来、あまり持ち歩いても使ってもいない携帯に着信があった。
電話より対面での会話で済ませるし、メールはタイミングが難しいのであまり使わないのに。
普段は、気付かないでいて、電話もメールも後で連絡し返すことが多くなっているが、珍しく気がついたので手に取った。
「沖野さまでいらっしゃいますか」
あんた誰?俺は沖野じゃない。
「間違い電話ではありませんか。わたしは沖野ではございません」
「失礼いたしました」
たまに取るとこういうのしかないんだな。全く。
ちなみに、言われた名前は忘れたので、沖野というのはでっち上げだ。
やはり携帯電話は、放置すべき物か。
ああ、それじゃあ『携帯』じゃないな。ただの『電話』だ。
最終更新:2010年02月09日 10:38