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Day1

第一日目
寂しさは鳴らない。退屈は溜まる。

若いときは焦り、大人になれば忙殺され、老ければ邪魔者扱い。
何がいいんだろう、なんて考える今日この頃。
ああついに学校が始まったみたいだ。
何で行かなきゃ行けないんだ、なんて野暮なことは言わない。というか、言ってはいけない気がする。
毎日の食事にありつけて、その上雨風凌げる暖かい家があって、教育も受けられる。
何も言うことはない。

はずなんだけど。

退屈すぎる。というか憂鬱だ。
ありきたりな、友人が誰もいない人間。
その上、日中、毎日言葉を交わす人間はいない。
つまらない。

ああ、退屈。
孤独だとかさびしいとかも認めないか気づかないだけかもしれない。
でも、とにかく、これという楽しみがない生活は、安全で快適でも、やっぱ退屈だ。
そうはいっても、その退屈な、しかも誰ともそんなには話さない、生活をしているうちにもう一年過ぎたのだ。
余計退屈が募る。つまらない。でも、死にたくはない。

薄い喜びを続けて得るより、とても濃密で愉快な人生を数年過ごして、終わり、というほうがいいのかな、とも思う。
でもそれは無理だし、そんなに死に急ぎたくはない。どこかで聞いた、生きる理由も死ぬ理由もない、という言葉が脳裏をよぎる。

そんなことを思っているうちに、日が暮れる。
それで今日は、終わり。


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最終更新:2010年04月13日 17:18
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