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ワンターンキル - (2012/06/06 (水) 23:28:08) のソース

**《ワンターンキル》/俗語

***コメント
1ターン目に勝利すること。
また、1ターン目に勝利可能なカードを手札に揃える事。
要は1ターン目に[[ワンショット]]の[[コンボ]]を成立させる事。

有名なところでは次のようなワンターンキルが存在する。

-現在行うことができるワンターンキル

&bold(){幽香シュトロム1キル}
・[[マナの生成]]
・[[幽香]]
・[[臨時雇用]]
・[[幻象『ルナクロック』]]
・[[光魔『スターメイルシュトロム』]]
・2ノード以下で+1以上の攻撃力修正を与える何らかのカード

が初手手札に揃えば成立。
[[臨時雇用]]で[[幽香]]を裏向きで場に出し、[[光魔『スターメイルシュトロム』]]で表に。[[幻象『ルナクロック』]]で起こし、[[幽香]]自身の起動効果で攻撃力を24まで上げられるので、残り1点を何らかの方法で補う。戦闘力修正の他にも、もう一枚の[[幻象『ルナクロック』]]や[[白符『アンデュレイションレイ』]]のような手段が考えられる。ワンターンキルに拘らないのであれば実質詰み状態に出来る[[業火絢爛]]でも構わない。


&bold(){ラッシュ四季1キル(10/10/09のエラッタ以降成功率激減}
・[[マナの生成]]
・[[ナズーリン/7弾]]
・[[財宝『ゴールドラッシュ』]]
・[[逢魔が時]]2枚
・[[幻想の四季]]

が初手手札に揃えば成立。
エラッタ前は[[マナの生成]]が不要で、[[財宝『ゴールドラッシュ』]]で4枚以上装備カードが捲られれば成功。[[逢魔が時]]を2枚使用し、手札からのセット分+[[財宝『ゴールドラッシュ』]]でのセット分でのノード5枚以上を[[幻想の四季]]でキャラクター化させ、5/1のキャラクター5体で攻撃することで、1ターンキルが可能であった。
10/10/09のエラッタにより、[[財宝『ゴールドラッシュ』]]の効果解決後にスリープノードが8枚必要=7枚公開して全てが装備カードであるというとてつもない強運が必要になった。


&bold(){ラッシュミステリウム1キル(10/10/09のエラッタ以降成功率激減)}
・[[ナズーリン/7弾]]
・[[財宝『ゴールドラッシュ』]]
・[[マナの生成]]
・[[木符『シルフィホルン』]]

が手札にそろえば成立。
この手札の状況では、[[財宝『ゴールドラッシュ』]]で装備カードが6枚以上引っかかれば成功。その中に、[[新難題『ミステリウム』]]と、その連結素材にして[[木符『シルフィホルン』]]で25点以上をたたき出せる装備2枚とがあれば完成。(例えば、[[禁忌『レーヴァテイン』]](5/2)と[[神槍『スピア・ザ・グングニル』]](7/0)等。
後は[[木符『シルフィホルン』]]を出して起こし、[[新難題『ミステリウム』]]を貼って殴るだけの簡単な作業となる。
必要枚数も少なく非常に実用的であり、[[新難題『ミステリウム』]]の登場からこのコンボが常に警戒される事となっていた。しかし[[財宝『ゴールドラッシュ』]]の弱体化により、7枚中6枚が装備の必要があるという事に。おそらく霊夢のような幸運かどこかの主人公のような都合の良いドロー力が無いと成功しないだろう。それこそが「新難題」なのだろうか。


&bold(){弐符妖夢春風斬1キル(12/03/09のエラッタ以降成功率激減)}
・[[マナの生成]]
・[[黄泉の舟]]
・[[原初の闇]]
・[[符ノ弐“魂魄 妖夢”]]
・[[奥義『西行春風斬』]]
・[[可視化の儀式]]
・2ノード以下で+1以上の攻撃力修正を与える何らかのカード

が初手手札に揃えば成立。
[[可視化の儀式]]プレイ後[[黄泉の舟]]でデッキから[[符ノ壱“魂魄 妖夢”]]、[[魂魄 妖忌/9弾]]、[[キャラクターカード]]の三枚を[[冥界]]へ送る。
そして[[原初の闇]]をプレイし、[[魂魄 妖忌/9弾]]、[[キャラクターカード]]の二枚を除外して[[奥義『西行春風斬』]]の素材となる[[人智剣『天女返し』]]と[[天星剣『涅槃寂静の如し』]]を冥界へ送る。更に除外された[[魂魄 妖忌/9弾]]の持つ[[(自動β)>(自動)]]により、冥界から[[符ノ壱“魂魄 妖夢”]]を場に出す。
後は[[奥義『西行春風斬』]]をプレイし、[[符ノ壱“魂魄 妖夢”]]を[[弐符>符ノ弐“魂魄 妖夢”]]へと[[スペルブレイク]]。[[符ノ弐“魂魄 妖夢”]]で攻撃すれば春風斬の効果で12点、[[符ノ弐“魂魄 妖夢”]]の効果による二回攻撃で6点×2で合計24点となるので、残り1点を何らかの方法で補えばワンターンキルの完成である。
このワンターンキルコンボの利点は主要パーツが妖夢、妖忌、春風斬、冥界肥やしなので、妖夢のファンデッキにもギミックの一つとして無理なく搭載できる点であるだろう。ただし[[冥界]]を利用するコンボだった関係上、[[黄泉の舟]]エラッタによる影響を大きく受けてしまった。


&bold(){メケーモ☆1キル}
・[[マナの生成]]
・[[橙/1弾]]
・[[鬼神『鳴動持国天』]]
・[[メケーモ☆]]

が初期手札に揃えば成立。
現在では[[マナの生成]]と[[橙/1弾]]の代わりに[[神秘の卵]]と[[陽光『サンシャインニードル』]]のようなセットカード1枚(要コスト0)でも成立する。インパクトには欠けるが、[[メケーモ☆]]の代わりに[[魔力消散]]や[[マナの還元]]でも可能。

ただし、死ぬのは&strong(){自分}である。



-かつて存在したワンターンキル
&bold(){イド盾1キル(09/08/15のエラッタ以降使用不可)}
・[[マナの生成]]
・[[本能『イドの解放』]]
・[[冥界一硬い盾]]
・[[お月見]]
・[[速攻]]を持つ2ノード以下のキャラクター

が初期手札に揃えば成立。
[[本能『イドの解放』]]により[[冥界一硬い盾]]のコストをデッキから支払い、25以上に上げた耐久力を[[お月見]]により攻撃力に変換する。

現在は09/08/15の[[本能『イドの解放』]]のエラッタにより効果で支払うことのできるコストに上限が課せられたため使用不能である。


&bold(){地縛霊1キル(09/05/02のエラッタ以降使用不可)}
・[[マナの生成]]
・[[産霊『ファーストピラミッド』]]
・[[小野塚 小町/5弾]]
・[[黄泉の舟]]
・[[霊符『古き地縛霊の目覚め』]]

が初期手札に揃えば成立。
[[小野塚 小町/5弾]]を1ターン目に出し、[[黄泉の舟]]で落とした大型キャラクターを[[霊符『古き地縛霊の目覚め』]]によって呼び出して攻撃する。

現在はエラッタにより[[霊符『古き地縛霊の目覚め』]]で場に出るキャラクターがスリープ状態になるため使用不能である。
ただし、[[魂の花]]をプレイし効果ダメージを利用、自分のライフを0にすることで「1.5ターンキル」が可能。


&bold(){レミーク1キル(08/01/22のエラッタ以降使用不可)}
・[[いぬさくや]]
・[[奇術『エターナルミーク』]]
・[[冥符『紅色の冥界』]]
・[[黄泉の舟]]
・[[神槍『スピア・ザ・グングニル』]]

が初期手札に揃えば成立。
[[いぬさくや]]で[[奇術『エターナルミーク』]]のコストを無視し[[符ノ壱“レミリア・スカーレット”]]を場に出し、
[[黄泉の舟]]で[[四季映姫・ヤマザナドゥ/1弾]]を落とした上で[[冥符『紅色の冥界』]]をコスト無視でプレイ、
呼び出した四季映姫にこれまたコストを無視して[[神槍『スピア・ザ・グングニル』]]をセット、効果を起動して攻撃で27点ダメージを与える。

現在はエラッタにより[[奇術『エターナルミーク』]]の効果が変更され、また[[神槍『スピア・ザ・グングニル』]]をセットするとスリープ状態になるため使用不能である。


&bold(){シルフィホルン1キル(現在使用不可)}
・[[マナの生成]]3枚か2枚と[[リリーホワイト]]
・[[木符『シルフィホルン』]]
・[[連携攻撃]]・[[ミニ八卦炉]]・[[ナイトダンス]]・[[鬼符『ミッシングパワー』]]・[[幽霊ちんどん屋]]などの強化カードを+5/+5や+6/+3分

が初期手札に揃えば成立。
アクティブ状態で出た[[木符『シルフィホルン』]]を強化して複数回攻撃するだけの単純な1キル。
同一カードが複数必要な分成立が難しい……はずだが、一時あるプレイヤーにより早期の成立が多発し、恐れられた→[[シルフィホルン瞬殺]]
//幻想生物のエラッタ時期を失念。どなたか補足を願います

現在はエラッタにより[[マナの生成]]が[[自分ターン1枚制限]]となり、またリファレンス改正により[[幻想生物]]がスリープインのため使用不能である。
さらには[[連携攻撃]]で[[木符『シルフィホルン』]]自身を強化することも不可能になっている。
//強化数値上は可能ですがノードが足りないため消去します。方法があれば復帰してください。


なお、VISIONには[[宏観前兆]]・[[香霖堂]]・[[新史『新幻想史 -ネクストヒストリー-』]]といったドローカードや[[葉符『狂いの落葉』]]と言ったノードを増やすカードも数多く存在するため、理論上は他のデッキでもワンターンキルが成立する可能性はあるが基本的に初期手札7枚のみで勝利可能な可能性があるデッキをこのように呼ぶ。
つまり、[[奇襲]]・[[速攻]]をもつキャラと[[葉符『狂いの落葉』]]、[[流星祈願会]]などが初期手札に複数揃い、なおかつ[[流星祈願会]]などで新たにドローしたカードが[[木符『シルフィホルン』]]や各種強化カード…と言った状況になれば現在でもシルフィホルン1キルは1ターン目に成立する可能性があるが、これは「ワンターンキル」ではない。

ちなみに、ドローカードや[[永夜の術]]の追加ターンも含めてワンターンキルとするなら、「[[本能『イドの解放』]]を使用せずノードを25枚溜めてのイド盾1キル」や「場に25体のキャラクターを並べての[[実と虚の境界]]1キル」なども「理論上」は可能である(実際に成立することはまず間違いなく無いが)。

かつてシルフィホルン1キルやイド盾1キルがデッキとして存在した頃は、対策カードと言えるカードが少なく、またノード0のカードそのものが少なく汎用性も低かったため、[[作戦阻止]]や[[森羅結界]]、[[魔力掌握]]などが対策カードとされた。当然ながら1ターン目でコンボを成立されてしまうと手も足も出ず、「轢かれたら終わり」「1ゲーム目は捨て」などとも言われた。
そんな状況を憂いてか[[第七弾]]にて[[鵺の鳴く夜]]と[[中有の道]]が登場。特に先攻1ターンで行動された場合でも阻止できる[[鵺の鳴く夜]]はある程度の採用率を誇り、よくサイドボードに積まれていた。
さらに[[第九弾]]にてワンターンキル最大の天敵と言えるコマンドカードの[[十王の激怒]]と[[雲外蒼天]]が登場。どちらもノード0でも効果を発動出来るタイミングを持ち、妨害する手段が少ないのでワンターンキルを狙う時には注意したい。

さらに、かつて[[レミーク]]や地縛霊1キルといった様々なワンターンキルを生み出していたカードの代表格である[[黄泉の舟]]が2012/03/09にエラッタされた。これにより、既存のワンターンキルの多くも成立し辛くなってしまった。
補足しておくと、[[黄泉の舟]]のエラッタの理由は環境の高速化に対する調整であり、ワンターンキルとはそこまで関係無いのだが。

ワンターンキルデッキ全般に言える事であるが、基本的にはどんなデッキでも行動する前に相手を叩き潰すという &strong(){相手を無視したプレイ} になりがちである。
友達に「お前はソリティアデッキしか使わないから対戦しない」とか言われないように時と場合を考えて使おう。
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***関連
-[[その他TCG用語・俗語集>俗語集(五十音順)]]
-[[レミーク]]
-[[ワンショット]]
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