《結界「動と静の均衡」》

カードデータ

カード名 結界「動と静の均衡」 効果:
○あなたは自分のリムーブゾーンにある対象のユニットを1枚選び、自分のユニットのない自軍エリアの対象のスクエアにフリーズ状態で置く。
属性 スペルカード
種別 ストラテジー タイミング ノーマル
使用コスト 黒2無2

《八雲 紫》のスペルカード。
リムーブゾーンからカードを帰還させられる、一種の裏口入学カード。

リムーブゾーン、つまり除外されているユニット限定で、コストを踏み倒す事ができる。
リムーブゾーンから出てきたユニットはフリーズ状態になり、このカードもノーマルタイミングでしか使えないため詰めのために使うよりはユニットを出すこと自体に意味のあるカード。
なるだけCIP能力持ちだったり、システムユニットのように出しておくことでアドバンテージの稼げるカードであれば効率が良い。

このカードを使う上では、何を出すかというよりは、普段触ることのないリムーブゾーンにどうやってユニットカードを送るかどうかがカギとなる。
普通にカードを使ったりしても墓地に落ちるため、意義もなくこのカードを投入する意味は薄い。受動的に除外されるのを待っても仕方がないので、こちらから除外できるようなカードと併用していきたい。
除外するだけなら《日符「ロイヤルフレア」》があるが、ユニットカードである必要があるのにランダム性が強すぎる。どちらかといえば狙ったカードを直接除外して意識したリサイクルをしていく方が望ましい。
除外と言えばこのスペルカードの術者である《八雲 紫》がいるものの、永続的に除外しておくことが難しいため彼女だけに依存してこのカードを使うのは難しいだろう。アドバンテージ面を意識するのならば、《転世「一条戻り橋」》《永琳&輝夜》といったカードと併用するとごくごく自然にリムーブゾーンにカードを送ることが可能になる。
キーワード能力『盟約』も忘れてはならない。盟約を搭載したデッキならば、盟約を使うと素材が除外された状態になるため除外した状態を作りやすい。上に
もある《永琳&輝夜》も盟約ユニットであるため相性はかなり良いだろう。

とはいえノーマルタイミングであるという事を忘れてはならない。自分のターン限定でやや重いカードを簡単に使うことのできる局面は限られる上に、コンボ前提の効果である。
それほどされることはないと思うが、《八雲 紫》をスタックして墓地に送られるとリムーブゾーンが一瞬で空になり不発してしまうので注意したい。

自分から意識してリムーブゾーンを絡めることができるならば優秀なカードになるため、単体で腐らせないようコンボを意識した投入が絶対になる。
このカードは4コストであるため、できるだけ4コスト以上のカードを狙っていきたいところ。その辺りは工夫したい。
受動的にも一応使いようはある。相手が使ってきた《八雲 紫》による除外を受けてしまったカードを即帰還させることができたり、一部《博麗神社》などによる墓地メタを受けてしまったカードのフォローを行うことができるのも魅力の一つだろう。除外に弱い《藤原 妹紅》を一度帰還させて間接的に墓地に落とすことによる使い方も一応あるので覚えておきたい。

投入こそ難しいものの、相性の良いカードは東方零次元 ~永夜抄&花映塚~で登場してきているためリムーブゾーンに軸を据えて戦う場合は中々侮れないカードである。

ゲーム外カードデータ

収録セット 東方零次元 ~紅魔郷&妖々夢~
No. 34
フレーバーテキスト 弾幕は儚く、美しく、そして残酷だ。
Illustration かやこ?

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最終更新:2012年06月23日 01:30