《日符「ロイヤルフレア」》

カードデータ

カード名 日符「ロイヤルフレア」 効果:
☆[あなたの山札の上から3枚のカードを除外する]
○あなたは相手の山札の1番上のカードを持ち主のスマッシュゾーンにリリース状態で置く。
属性 スペルカード
種別 ストラテジー タイミング ノーマル
使用コスト 赤2無3

直接相手にスマッシュダメージを当てるストラテジー。
使いきりで相手にスマッシュ1点であり、簡単に初期状態から7分の1の体力を奪うカードと言い換える事が出来る。

効果自体地味に見えてしまうかもしれないが、スマッシュが6点入っている状態で使用すれば相手が何らかの方法でスマッシュダメージを回復しなければ確定で勝ちに繋げる事ができる。
東方零次元 ~紅魔郷&妖々夢~でスマッシュダメージを回復させるカードは《彩符「彩光乱舞」》くらいしか無いので、このカードの決定力は非常に高い。スマッシュを最低限入れるだけで決定打になりえるのは美味しいだろう。

とはいえコストも多く必要であり、ノーマルタイミングでしか使用できない点も加わり使いやすいカードとは言えない。
コストそのものが重く手軽には使用し辛い上に、自分のデッキを3枚除外するためライブラリアウトやキーカード消失のリスクも伴っている。
ノーマルと言う事は自分のターンでしか使用できないので、スマッシュ後にこのカードを使う事ができないのも欠点。自分のターンに5コストもの行動をしてしまうと他の行動を行うのも難しく、返しの相手ターンでピンチになる恐れもあるだろう。
またスマッシュ点が増えると言う事はそのまま使えるエネルギー量が増える意味合いもあり、考え無し意味無しにこのカードを使っても相手のメリットになることも多い。
使用までにエネルギーが多く必要になる事は手札でダブつきやすいという事でもあり、《騒葬「スティジャンリバーサイド」》《恋符「マスタースパーク」》のようなハンデスの餌食になりやすく安定して使用できる局面も限られる。

実際に使いにくいカードでもあるため、このカードを活用するなら余すところ無く使って行く心がけをしていきたい。
自分のデッキの上からカードを3枚除外するコストは、こちらから能動的に自分のカードを除外してしまえると言う事でもある。その意味合いではこのカードは実にお手軽、発動するだけで良い。
能動的に除外した後はそれをアドバンテージに変換できるようなカードと併用したい。《結界「動と静の均衡」》によるユニット帰還や、自力で舞い戻れる《迷い家》ならばシンプルかつ単純なアドバンテージへと繋がりやすい。除外してしまったカードを《八雲 紫》により全て墓地に送って墓地肥やしとして利用したり、相手とのスマッシュ点差を簡単に広げる事もできるので相手の《紅より儚い永遠》の発動阻害や《亡舞「生者必滅の理 -死蝶-」》のコスト軽減へと繋ぐ事も可能だろう。
同様の直接スマッシュダメージ効果を持つ《レミリア・スカーレット》と共に活用する事でこちらから手を下さずとも相手にスマッシュを複数入れる事も不可能ではない。
扱い辛いが色々と可能性の見えるカードでもあるので、今後リムーブゾーンにより画期的な方法が見つかれば何かしら化ける可能性もある、かもしれない。

  • 《パチュリー・ノーレッジ》のスペルカード。初登場は東方紅魔郷においてのExtraステージにて本人が使用して来る強力な弾幕。以降彼女を代表するスペルカードの1枚として有名である。
    零次元においてはどちらも重いカードであるが、併用すると火力に加えスマッシュ点を同時に飛ばすことが出来るためやられる側としてはたまったものではないだろう。
  • 最後の決定力としての有用性は高いものの、やはりディメンション・ゼロというルールの都合上安易なスマッシュ追加は自分の首を絞めかねない。相手としては動けるスピードが増すばかりであり、何とかしてこのカード自体をスマッシュを入れる目的以外にアドバンテージを生み出すためのカードとして採用しなければ無理に使うのは控えたい。自分のデッキを除外する部分も甘く見てたら欲しいカードがゴッソリ落ちる事もあるのでそれなりに注意して使っていこう。
    特にデッキ枚数が少ないインスタントルール戦においてはこのカードを使うリスクは非常に大きい。

ゲーム外カードデータ

収録セット 東方零次元 ~紅魔郷&妖々夢~
No. 09
フレーバーテキスト 全てを焼き尽くす日輪の兆し。
Illustration アナ?

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最終更新:2012年04月07日 22:21