《博麗神社》

カードデータ

カード名 博麗神社 効果:
◆このカードがプレイされてスクエアに置かれた時、あなたは墓地にある対象のカードを2枚まで選び、除外する。
◆相手のスマッシュフェイズ開始時、相手はこのカードと同じラインにある自分のユニット1枚につき、そのユニットの使用コストに含まれる有色エネルギーを1つ支払ってよい。支払われなかったユニットをフリーズする。
属性 ストラクチャー
種別 ベース タイミング クイック
使用コスト 赤1白1無1

《博麗 霊夢》が巫女を務める神社であり、幻想郷の端にあるとされている。
プレイ時と、相手のスマッシュを封じる事のある誘発が能力を持つかなり異色ベース。

赤と白という両色の癖を持ち合わせている1枚。
一つ目の能力はプレイ時限定で墓地のありとあらゆるカードを2枚まで除外できる。
ユニットだろうがベースだろうがなんだろうが、相手の墓地だろうが自分の墓地だろうが2枚まで除外してしまえるため汎用性は高い。
その分用途は限られやすく、盟約や墓地利用系統の事前防止もしくは自分の除外ゾーンの有効利用のためなどに絞られる。 
しかしプレイして即座に影響するものであり、強力な蘇生カードである《妖々跋扈》《藤原 妹紅》に対する強烈なメタカードとして運用できるだろう。特に黒周辺に強い抗力を誇る。

二つ目は、スマッシュを抑止する効果のあるもの。
このベースラインに存在する相手ユニットがスマッシュフェイズに入る際に自身の色と同じエネルギーを1枚要求させるというもの。
簡単に言えば、スマッシュしたいならエネルギーを1枚払えよ、と言っているだけである。当然払われれば何の効果も無いに等しい。
だが、追加エネルギーを要求する点においてのスマッシュ抑止能力は非常に高い。追加でエネルギーを要求するために、ここぞというタイミングで相手が押し込んできた場合相手がエネルギーを使いきってしまった時点での計算を大きく狂わす。
事前に置いておくだけで邪魔なカードになりやすく、物量勝負をする相手にも効果的なカウンターとして機能する。
また、ユニットそれぞれの色によって支払わせる色を変化させるため2色や3色などの複雑な構築をしている場合などの相手に対してはかなり辛い影響を与えられるだろう。

とはいえ、このベースは単品で貼り付けた後には相手がラインを避けて来やすいため仕事をしない事が多いのがネック。
継続的に墓地除外をするわけでもなく、またパンプアップをするわけでもないので自軍ユニットに対しては影響力が皆無。
相手が墓地をあまり利用せず、単色よりの構築をしていて追加エネルギーすら意に介さない場合では思った以上の防衛力を発揮しない。
相手の墓地利用を封じたと思ったら《八雲 紫》でリセットされたり《結界「動と静の均衡」》で利用されかねない危険もある。
また、スマッシュフェイズ時にフリーズさせる効果は敵軍エリアに引きこもっている相手ユニットにも有効なため《十六夜 咲夜》などに逆手に取られる可能性すらあるだろう。

要は、使い所及び使う相手をしっかり見極めた運用が望ましいカードと言えるだろう。適当に使うとまず機能しない。
効果のある相手にはとことん効果があり、手札に握っている間は限定的なカウンターになりやすいため不意打ちの見極めは大事である。
引きこもっている相手に対してフリーズさせられやすい点は、相手ターン内でリリース状態にしておきたい《博麗 霊夢》などに嫌がらせをする事ができるようになる。
相手が詰めの局面でエネルギーを使いきったタイミング、相手が墓地のカードを効果で対象に取ったタイミングなどなど差し込むタイミングは多く存在するので使い所を間違えないようにする心がけをしていこう。

  • 墓地を除外するのはコストではなく効果。コストによる墓地利用などはスタックで封じられないため要注意。
    特に、盟約によるユニット指定もコスト扱いなので相手のプランゾーンに盟約ユニットが登場したのを見てからでは止める事ができない。盟約を事前に対処する際は、相手の墓地に盟約対応ユニットが送られた時点で警戒し、あらかじめ除外しておこう。
  • 幻想郷の境目にひっそりと建つ神社。妖怪に好かれやすい《博麗 霊夢》の影響もあり人間の参拝客は少ないらしい。
    ちなみにこの神社の裏手が東方紅魔郷のステージ1になった。
    イラストでは霊夢の他、2人の鬼が酒を飲んでいる様子だが零次元には未登場であり東方紅魔郷時点では登場しない。(だが時系列的には東方妖々夢の異変後にイラストの内一人が登場する)

ゲーム外カードデータ

収録セット 東方零次元 ~紅魔郷&妖々夢~
No. 23
フレーバーテキスト 幻想郷最後の砦。最近は妖怪の巣窟と化している。
Illustration shuzo?

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最終更新:2012年04月07日 22:40