tianlang @ ウィキ

ミニマルとは

最終更新:

tianlang

- view
管理者のみ編集可
ミニマリズムとは美術・建築などの造形芸術分野において、1960年代のアメリカに登場し主流を占めた傾向、またその創作理論であり、最小限(Minimal)主義(ism)から誕生し、必要最小限を目指す手法である。

美術の分野においてはミニマル・アートとも呼ばれる。主な作家としては、フランク・ステラ、ダン・フレイヴィン、ソル・ルウィット、ドナルド・ジャッド、ロバート・モリス、カール・アンドレなど。この語は1965年にリチャード・ウォルハイムが発表した論文「ミニマル・アート」に拠っている。

装飾的な要素を最小限に切り詰め、シンプルなフォルムを特徴としている。

音楽の分野においてはミニマル・ミュージックの事である。最小限の音形、小さな単位の反復を手法としている。

1968年に、当時音楽評論家として活躍していたマイケル・ナイマンが、コーネリアス・カーデューの作品 "The Great Digest" を評す際、当時は抽象絵画などを表現する時に用いていた単語「ミニマリズム」を文中で用い、音楽評論で初めて「ミニマル」の概念を持ち込んだ。

フランスの現象学の哲学者であるモーリス・メルロー=ポンティは、「ミニマリズムの哲学者」とも呼ばれる。

工学 [編集]
まれにしか必要とされない汎用性・拡張性などのためにシステムが肥大化することを避け、必要最小限の機能に絞って設計することを、ミニマルデザインという。

必ずしも外観のデザインに限った用語ではないが、外観について言うことが多い。装飾や凝った形状は排除され、平面や直角が多用される。塗装も省略ないし簡易になるため、色調は単色が多いが、木製品では木目をあらわにすることも多い。

文学 [編集]
関連項目 [編集]
ミニマリスト芸術家の一覧 List of minimalist artists
カテゴリー・ミニマリズム Category:Minimalism
マキシマリズム
ミニマルペア



[隠す]表・話・編・歴西洋の芸術運動 (Portal:美術/コモンズ)

5-18世紀 ロマネスク • 国際ゴシック • ルネサンス (14-15世紀) • マニエリスム (16世紀) • 古典主義 • バロック (17世紀) • ロココ • 新古典主義 • ロマン主義 (18世紀)


19世紀 アカデミック絵画 • 写実主義 • ビーダーマイヤー • ハドソン・リバー派 • バルビゾン派 • ラファエル前派 • ジャポニスム • 印象派 • ポスト印象派 • 新印象派 • 点描 • クロワゾニスム • ナビ派 • 象徴主義 • アーツ・アンド・クラフツ • アール・ヌーヴォー


20世紀前半 モダニズム • アバンギャルド • フォーヴィスム • キュビスム • ダダイスム • 未来派 • ブリュッケ • 表現主義 • 抽象画 • ミュンヘン新芸術家協会 • 青騎士 • シュプレマティスム • 構成主義 • デ・ステイル • バウハウス • アール・デコ • シュルレアリスム


20世紀後半 アンフォルメル • 抽象表現主義 • コブラ • ネオダダ • カラーフィールド・ペインティング • ミニマリズム • ヌーヴォー・レアリスム • ポップアート • フルクサス • ポストモダン • コンセプチュアル・アート • ランド・アート • パフォーマンスアート • ビデオ・アート • インスタレーション • 新表現主義 • アウトサイダー・アート • メディアアート • YBAs

「ミニマル」は「最小限」とかいう意味を持つ英語です。

ですので、ミニマルなデザイン、というと、最小限のデザイン、
必要以上にデザイン性を持たせず、シンプルで単純なデザインというような意味になります。

これはファッション以外でも使う用語です。

ウィキ募集バナー