ノート
考え付いた構想やらはここに書いておくと幸せかも
主人公が出発点の朝に目覚めるところから始まる
いつも通りの毎日を過ごしていたはずなのに、何か違和感
少しずつ命を狙われてく主人公、やがてXに殺される!
と、いう所で目が覚める。
時計を見ると出発点の朝。
殺された寸前の所までは覚えてる……何かがおかしい!?
その後の日常も覚えてるとおりに進む……
242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]投稿日:2008/03/24(月) 00:00:07.65 ID:9psAw1d40
ちょっと前に考えてたシステムとちょっと近い気がしたからネタ投下。暇なら読んでくれ
主人公はときどき予知夢を見る。
予知夢を見てから現実世界を過ごす。自分の行動に関係のないものはすべて夢のとおりに進行する。
夢は基本的に一本道、あるいは簡単な選択肢で進み、
現実は移動場所を指定したりして具体的に自分で動かす。
夢の段階で手がかりをつかんで、現実で行動を起こしてルート分岐(3ルートくらい?)させる。
これを何日分か繰り返してエンディングへ。一日分ずつなので、エンディング直前で振り出しに戻る心配がない。
↓補足
250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]投稿日:2008/03/24(月) 00:06:13.29 ID:i8/Ha7HF0
最初に見れる予知夢はとても断片的なもので、
主人公はそのキーワードから行動するも初回では到底クリアできない
で、期限を過ぎるとまた予知夢を見る日に時間が戻っているが、
初回で経験したことのおかげで予知夢自体も少し鮮明に見ることが出来る
みたいな
244 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [] 2008/03/24(月) 00:01:02.82 ID:/91NeJYa0
ストーリー
本のお話を作る プレイヤーは筆者
全8章ぐらいを書き上げる
1章を書き終えた時点で始めにループ
全章書き終えたらゲーム終了、エンディングで作ったお話が見れる
…って感じにすれば『死→時間戻って生き返る』っていう謎は解決できると思ったが、
ループしてもイベントの増やし方が分からない…
260 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [] 2008/03/24(月) 00:12:09.03 ID:qeSIG7dFO
めっちゃ極端だけど発狂ならこんなのどう?長いけど勘弁して
主人公コンビニで万引き
↓
後悔、自責の念
↓
朝起きると自分の記憶以外全て昨日のまま
↓
コンビニ行かない
↓
コンビニで強盗事件
↓
未来を変えることだけでなく何が良いか悪いか混乱する
↓
また何かの拍子で過去に戻り、未来を変えてしまうことに悩む
↓
時間の行き来を繰り返していく内に自分なりの答え(エンディング)を探す
284 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [] 2008/03/24(月) 00:30:58.90 ID:p/OhPDsc0
今考えた
主人公がなにげなく生活してる中で何か大きな事件が主人公のまわりで起こり、主人公も巻き込まれて死ぬ
↓
なんらかの力により繰り返し
↓
事件を起こさせないように頑張る
↓
事件を未遂にすることに成功
↓
安心する中あらたな事件が。主人公死亡。
↓
前に未遂となった事件との関連性がわかる
↓
主人公がまた解決に乗り出す
325 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [] 2008/03/24(月) 00:55:53.05 ID:xfd+7c9EO
内気な富豪の青年がある女性に恋をした
悩む彼の前に恋愛の神様が現れ、「彼女が死なない限り、成功するまでやり直せる」力を得る
あらゆる力を使い、彼女と親しくしようとする男を排除するが、その度に彼女は違う男とくっついてしまう
ついに彼は極端な行動に出てしまい、彼女に近づく男を全て排除してしまう
ようやく邪魔するものはなくなった。しかし、彼女は「自分に関わった人間は皆自分のもとを去ってしまう」と嘆き、自殺してしまう
呆然とする青年。やり直す力は消えてしまった
「神様、もう一度だけ。次は必ず成功させるから」
寝食も省みずひたすら祈り続けた青年の声は、ついに神の耳に届いた
やり直しのきかない最後の世界
女性の前に現れた青年は、薔薇の花束を抱えていた
昔考えてた話だけど、どうみてもラノベか絵本向きです本当にありがとうございました
360 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [] 2008/03/24(月) 01:19:37.85 ID:Akq1Cv4EO
これ俺の妄想だから間違っても真似すんなよ
主人公が枯れ地にそれまでの記憶を失って登場
主人公の頭に声が響き、主人公に人の隠し事が見える能力があること判明
旅の中で出会った仲間達も同じような能力をもっていて、あるボスの一言にデジャヴを感じる主人公達
いろいろあって主人公達の世界が10年という時を繰り返していることが判明
理由は世界の崩壊を防ぐため
といっても10年おきに記憶がリセットされるため意味が無いと感じる主人公達はその繰り返しを止める事にする
いろいろあって
ED1ボスに勝ったが繰り返しは避けられず終わり
ED2繰り返しを止めるがかわりに世界が崩壊
緑の大地が消え水が枯れるという最悪の地に
ちなみにED2が一応ハッピーエンド
どうだ
厨二な匂いがするだろう
372 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [] 2008/03/24(月) 01:24:44.51 ID:xfd+7c9EO
物語の根幹に陰謀を据えるなら、関係者以外に陰謀の情報が漏れたら抹殺されることにしておく
で、主人公単身では陰謀を防ぐことは出来ない
友人やら仲間に話せばもしかしたら防げるかもしれないが、自分がその人を死に追いやるリスクも発生する
プレイヤーはその葛藤を楽しむみたいな感じ
この場合主人公は陰謀を企む組織に関係があることになる
396 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [] 2008/03/24(月) 01:36:03.05 ID:p/OhPDsc0
主人公には限らないけど誰か主要キャラの中でジャーナリストとかマスコミ関係を入れていくとやりやすそう
たとえばさっき俺が考えたストーリーなんだが(最初に起こる事件の発端という設定)
主人公の彼女はしがないジャーナリスト。
ある日、彼女はものすごい情報を手に入れる。彼女は主人公に内容までは言わないが、凄い情報を手に入れたことを連絡。その晩、どこかの飲食店で教えると約束。
そしてその飲食店で彼女が主人公に話そうとしたところで事件勃発。
店にいる人全員死ぬようなことが起こる。もちろん主人公は死ぬ。
死ぬ間際に主人公は怪しい人物を店内で見る。
その記憶を引き継いで一回目の繰り返し。
ここから本格的に物語スタート。
どうだろうか
409 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [] 2008/03/24(月) 01:43:09.93 ID:4C9MTmIn0
394にちょっと追加してみる
主人公に軽い予知能力つけて
シリアル系の死の恐怖と戦う感じで
なんらかの理由で主人公は1週後に死ぬとわかってしまう
これが>>285でいう大きな事件で
さらに1日後とか3日後とか6日後とかに自分の周りの人が死ぬって言うのがわかってしまう
信じてなくてほうっておいたら1日後に死ぬと見た人が本当に死んで
これはやばい
ってことで、3日後とか6日後とかの人を助けに行く
これが小さい事件
にしたら・・・
415 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [] 2008/03/24(月) 01:46:14.10 ID:p/OhPDsc0
408
ゲームオーバーの一つで精神死ってのは考えた
順序的には
ストーリーてきには複数の事件が起こる。関連性の無いように見えて実はどれも一貫したなにかが関わっている。繰り返していったり、事件を何個も解いてくうちに黒幕が分かって、最後にとびきり大きな陰謀に挑む
一つの事件ごとの章を区切っていて、死ぬとその章の最初にもどる
一つの章をクリア(事件解決)⇒次の章へ(次の事件へ)
444 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 2008/03/24(月) 01:57:47.52 ID:h2hF/dxV0
数人の主人公がいて、全員同じ日からストーリーは始まる
で、例えば
3/24 主人公Aが主人公Bに対して「選択肢1」を選んだ状態で物語を終了させる
次の主人公の3/24 主人公Bに対し主人公Aが↑で選んだ選択肢と同じ行動を取ろうとする
こうしていけば、未来は変わるし、他の主人公との接点を極力持たせないようなストーリー展開も可能じゃね?
伝わるかどうかはわからんが
449 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [] 2008/03/24(月) 02:01:10.69 ID:4C9MTmIn0
期間は1週間
事件は1ヶ月
主人公は複数人いて、もちろん性格等は違うし、それぞれ1日~7日とか8日~15日とか1週間の日付が決められている
1日~7日の主人公がいて3日~10日とか、2人の主人公が同じときにいる場合もある
裏では、結局何かの力が働いて死んでいってるが
それには全員の主人公をクリアーして、この1ヶ月の間に何があったかを解明しないと・・・
ごめん、ただの妄想
548 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [] 2008/03/24(月) 03:08:22.28 ID:veG2u0OXO
退屈な毎日にうんざりな主人公は突如2週間毎に時がループする事になる
退屈な2週間ループにもうんざりな主人公だがだんだんと色々試してみる事になる
自分の行動で人生は楽しいものにもつまらないものにも変わることを知る
2週間ループはなくなってEND
てのは?
556 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 2008/03/24(月) 03:22:28.15 ID:+1eD3L2A0
超常現象はループのみで
ループの原因は人でも人智を超えたものでもいいけど、自分の意思で戻せる・・みたいなのはやめてほしい。
問題なのは、ループのタイミングをどうするかってこと
ループの原因人物(これは普通に主人公でいいと思うんだけどね)の死亡にするのか、一定時間経つと強制的に巻き戻るのか
ここから個人的妄想
ヒロインと生き残ってループを脱出するのが目的
最初はそのループ地点まで生き残れず死にまくって、主人公は自分の死亡→ループだと思い込むんだけど、
今まで死亡していたなんらかの原因を一つ突破し、なんとかヒロインと生き残って安堵していたところでループ地点に入り巻き戻され主人公愕然。
しかしそこで初めてループ地点まで生き残ったことで何かが決定的に変化(情報でも、実際の状況でもいいけど)。
状況を打破するためにループしている原因を探っていく…みたいな
598 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [] 2008/03/24(月) 10:21:01.14 ID:X9nY0ZIw0 -New-
なんとなく思いついたストーリー
主人公は警察官たちでそれぞれ個別のストーリー(1人称視点)がある
時代設定は未来で「誰か(黒幕でもおk)」が時間を巻き戻す装置を操作してループ
ある事件の捜査を進めていくうちに主人公たちは死んでいくが「誰か」のせいで時間が戻る
時間が戻ると、もちろん主人公たちは記憶が無いが、プレイヤーは別の主人公をうまく操作して
ストーリーを進めていく・・・・
といった感じ。目標は誰も死なずに事件の解決だけどストーリーは章ごとに分かれてるほうがいいね
ループのトリガーは時間制限である時間になったら強制的に戻る
だからそれまでに情報を集めて事件を解いていく
ってこれは聞いたことある設定かな?
677 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 2008/03/24(月) 22:24:58.74 ID:W55QS+Kp0
主人公は高校生男子
ゲームは18歳の誕生日の朝、目覚ましの音で始まる
嫌々登校、担任は通勤電車が事情で大幅に遅れ遅刻
そのためHRなし1時間目自習になる
わいわい騒がしい自習時間中、いじめっこグループに絡まれる
いじめっこグループのひとりを突き飛ばしたまたま開いていた窓から転落、死亡
屋上へ逃げる
養護教諭登場
主人公「ぼくが…ぼくが殺してしまった……」
養護教諭「殺して…しまった?あなたからそんな言葉を聞くなんて…」
養護教諭に屋上から突き落とされる
688 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 2008/03/24(月) 22:44:15.61 ID:W55QS+Kp0
18歳の誕生日の朝、目覚ましの音で始まる
主人公「嫌な夢だ」
布団にこもり学校へ行かないことにする
学校へ行けとせかす母親
もみあいのすえ母親殺害、布団をかぶって丸くなる
母の声「…よく殺せたわね」
母の声「…後悔してるの?」
母の声「ダメなやつだ……」
18歳の誕生日の朝、目覚ましの音で始まる
主人公「嫌な夢だ」
だが学校へ行かないと正夢になりそうで嫌々登校
いじめっこグループを威嚇するためバタフライナイフを持ち
絡まれたらキレたふりして振り回す計画を立てる
担任は通勤電車が事情で大幅に遅れ遅刻
そのためHRなし1時間目自習になる
いつ絡まれるか気が気でないため挙動不審になる
その様子をおかしく思った学級委員の女子に心配して声をかけられる
いじめっこグループが冷やかしながら絡んでくる
ナイフを振り回し誤って学級委員を刺す
屋上へ逃げる
養護教諭登場
主人公「ぼくが…ぼくが殺してしまった……」
養護教諭「殺して…しまった?あなたからそんな言葉を聞くなんて…」
養護教諭に屋上から突き落とされる
694 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]2008/03/24(月) 23:00:08.24 ID:W55QS+Kp0
18歳の誕生日の朝、目覚ましの音で始まる
主人公「嫌な夢だ」
家にいれば母親を、学校へ行けば同級生の誰かを殺してしまう
そう思い家を出て学校には行かず駅へ向かう
ホームでふと、このまま飛び込み自殺してしまおうかと考える
生気のないおじさん「きみ、死のうと思ってるの?」
突然声をかけられ驚く主人公
おじさん「ちょうどいい。一緒に死んであげるよ」
電車が入ってくる直前腕を取られる
もみあいの末おじさんを突き落とし殺す
走って逃げる主人公を抱きとめるように捕まえる警官
警官「きみが殺したんだろ?(なぜか嬉しそう)なんで逃げるんだ」
混乱して口もきけない主人公
警官「…ヒトリ殺シタクライデコノザマカ」
銃を抜き主人公のひたいに当てる
ブラックアウト
698 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]2008/03/24(月) 23:11:52.77 ID:W55QS+Kp0
とにかく何度でも人を殺してしまう主人公
ループのきっかけとなる登場人物は共通点として同じ指輪をつけている
この指輪は悪魔が地上に落としておいたもの
悪魔は指輪(に限らず悪魔の所有物)を身につけた者を通してしかこの世に具現化できない
そのため18年前、ひとりの男に悪魔の指輪をはめさせ主人公の母親を強姦
そして生まれた子は18歳になると同時に悪魔として目覚めることになっていた
主人公を悪に目覚めさせる手助けをする悪魔が何度でもループさせる
ちなみに悪魔の所有物を身につけた者は精神を蝕まれ数日のうちに死ぬ
693 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]2008/03/24(月) 22:56:33.55 ID:Akq1Cv4EO
主人公は両親と共に暮らす高校生である。
17才の誕生日の前日、父は主人公に「明日は、大事な話がある。」と告げる。
その夜、主人公は夢を見る。…あたりは火の海、子供の主人公は両親とはぐれてしまう…
目覚めた主人公は、愛猫のフォ郎から謎のホロウペンを受け取る。
奇妙なことに、目覚めた世界は『両親が12年前失踪した状態』に変わっていた。
ってのはどうかな
ハハハッ
ぱ、パクりじゃないよ
緑色のペンで空間に丸を描くなんてことしないんだからな!
705 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]投稿日:2008/03/24(月) 23:22:34.57 ID:p/OhPDsc0
さっき抜いたからか想像力が働かない
とりあえず思いついたのをひとつ(ループ能力は主人公の力という設定の場合)
ゲーム開始直後は主人公と彼女の平和な日常、つまり幸せなシーンをある程度みせる
話が進んでって主人公に一回目の死が。
目の前で彼女が死んでいく。その光景を見ながら主人公も死んでいく。
どうしてこんな目にあわなければいけないんだ! 幸せだったあの頃に戻りたい。
主人公が死の間際に強く思う。
ここで回想。冒頭の日常シーンの一部を思い返す。
もう一度、あの頃に戻りたいと強く念じて意識が無くなる。
目が覚めるとゲーム開始時の朝だった。
ありがちでごめん
711 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]投稿日:2008/03/24(月) 23:41:47.06 ID:Akq1Cv4EO
主人公がとあるキッカケから怪しい組織が世界を滅ぼそうとしてることを知る
↓
主人公阻止
↓
主人公殺される
↓
『このままじゃ○○(彼女の名前)がっ』
↓
主人公の先祖の力が働く(主人公の先祖は呪い師という設定)
↓
主人公その日の始まりに戻る
↓
いろいろある
↓
世界を滅ぼそうとしてるのは国家政府ということが判明
↓
主人公、自らの命と引き替えに世界を滅ぼす装置を壊す
↓
平和な世界
この場合は主人公は社会人ではないと引き立たない
396をもとに書いたとの事
825 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]投稿日:2008/03/25(火) 02:13:41.29 ID:t0sXszLYO
ある日男はある大企業の重大な秘密の尻尾を掴む。
男はその事を記事にする前にうっかり彼女でもある同業の女に話してしまう。
女は男に内緒で独自に捜査を進め始める。
男が徐々に真相を掴む頃、女が突然行方不明になる。
数日後、男は帰宅途中に謎の人物に襲われ死亡。
目が覚めると女に事件の話をした朝。
戻る日数は一日よりも数日あった方が良い気がして捜査に時間かけた
企業の事件を解決する過程で繋がりのある黒幕の組織に発展も可
後悔とかの精神・心理を考えると個人的に「うっかり」がポイント
行方不明の原因は分からないまま襲撃時に、『こいつがあの女のツレか』
なんて喋らせれば死ぬ瞬間に感情が大きく動く
826 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]投稿日:2008/03/25(火) 02:36:35.62 ID:bcEFwVOnO
825
目を覚ますのは彼女が行方不明になった後がいいんじゃないか?
828 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]投稿日:2008/03/25(火) 02:42:01.47 ID:t0sXszLYO
826
一応行方不明だけど主人公が死ぬなら女も死んでるはずだろ?
行方不明後なら既に女も死んでるからモチベーションが・・・
自分が彼女を殺したかも知れないっていう後悔か、
彼女が死ぬかも知れないっていう緊迫感か
どっちかだな
829 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]投稿日:2008/03/25(火) 02:49:52.01 ID:t0sXszLYO
もう一個理由が
行方不明前にループすれば、あくまで主人公視点だけど、
『彼氏の仕事のために危ないことまでしてくれる、
でもそれが原因であんなことを引き起こすことになる彼女』
を演出できる
ヒロインとか恋愛要素にはそんな感じの描写必要だよな
677をもとに書いたとの事
843 名前:331[]投稿日:2008/03/25(火) 03:51:53.11 ID:BpWW7audO
ジリリリリ!ジリリリリ!
目覚ましの音で俺は目を覚ました。手探りで目覚ましを探して、それを叩いて黙らせる。
もう一度寝ようとする脳を無理矢理起こすために、洗面台に向かう。
冷たい水を顔に浴びせると、まだ半分夢心地だった頭がはっきりとしてくる。頑固な寝癖に苦戦して、いつもより遅くリビングに向かう。
「ん、おはよう。母さん」
リビングでは朝食の支度を終えた母さんが椅子に座って俺を待っていた。
今日は俺、滝本大介(たきもとだいすけ)の誕生日だ。そのせいもあってか、朝食がいつもより豪華な気がする。
「おはよう、大介。誕生日おめでとう。あの大介がもう18歳になるのねぇ……」
しんみりと言う母さんに、なんだか馬鹿にされているような気がした。
別に俺は何歳になっても俺のままなんだからどうでもいいだろう。
844 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]投稿日:2008/03/25(火) 03:53:01.85 ID:BpWW7audO
「ところで大介。今日はちゃんと学校に行くんでしょうね?」
右手に付けた、この世のどんなものよりも深い黒に染まった指輪が一瞬だけ光った気がした。その指輪は確か、俺が生まれるちょっと前に誰かからもらったとか言っていた気がする。
「あぁ、ちゃんと行くよ。昨日約束したからね」
なんで学校なんかに行かなきゃいけないんだ。心の中で母さんに愚痴を言う。
学校なんていってもつまらない。だって、あいつらがいるから。
でも母さんは俺を無理矢理学校に行かせようとする。それが本当に気に食わない。だけど、母さんにはずっとお世話になってるから反抗するわけにもいかない。
だから俺は仕方なく学校に行く。本当なら顔も見たくないような奴らに会いに。
手早く朝食を食べ終え、登校の準備をする。
学校には金目の物は持っていかない。どうせあいつらに持ってかれるから。
特に何も入ってない鞄を手に下げ、俺は家を出る。
これから学校に行かなくてはならないという、俺の気分の重さと同じように、空は厚い厚い雲に覆われている。何かが起こりそう、そんな嫌な感じが胸のどこかに刺さっていた。
845 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]投稿日:2008/03/25(火) 03:54:28.51 ID:BpWW7audO
教室に着くなり、俺は好奇の目で見られた。
マタヤラレニキタノカ、キモチワルイ、シネ。
誰も何も言ってこない。だけど俺の耳にはしっかりと声が聞こえてきた。
早くも気分が悪くなってきた……。やっぱり学校なんか行くんじゃなかった……
「ねーねーダイスケくーん。座ってないでこっちきなよぉ」
今、一番聞きたくない声が聞こえてきてしまった。音を拾ってしまう聴覚器官と、奴の声を生み出している声帯を恨みたくなってくる。
声がしたほうに顔を向ければ、男が4、5人。一人は窓の縁に座っていて、あとはそいつを中心に円になっている。
俺に声をかけたのは、窓に座っている男だ。こいつの名前は田代元治(たしろげんじ)。
クラスの不良グループをまとめている。そしてその不良グループは俺をオモチャとして使っている。
逆らうこともできないから、俺は言われるがままに田代の目の前に立つ。
「な、何か、用ですか……」
俯きながらしゃべる俺をみて、田代はニヤニヤと気持ちの悪い顔を浮かべながら命令してきた。
「今日はよ、気分がいいからよ、軽めにしてやるよ。そうだな、全裸でクラスの女子全員に挨拶とかはどうだ? 簡単だろ?」
そして不良達は下品な笑い声をあげた。奴らの声が耳に入るのが気に食わない。だけど俺に出来ることはただ下を向いて無言の抵抗をするだけだった。
一向に反応しない俺にいらついたのか、田代は「やれ」と部下に命令して、俺の服を脱がせにかからせた。
俺はいつも以上に抵抗した。抵抗しまくった。
その時だった。
激しく暴れた俺の腕が田代の体を強く押した。その時田代は窓の縁に座っていた。背を支える物も無く、田代の体は中に舞った。そして、この教室は4階にある。
846 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]投稿日:2008/03/25(火) 03:57:07.42 ID:BpWW7audO
「きゃぁぁぁぁぁ!」
一部始終を見ていた女子が叫んだ。
俺は完全にフリーズしていた頭を急速に動かした。
――まずい、逃げないと!
俺の頭はそれだけで容量がいっぱいになっていた。
どこをどう走ってきたのかもわからない。だけど、俺は屋上にいた。
田代が落ちた中庭には人だかりと、赤い染みが出来ていた。
ついに俺は自分が犯した罪を知った。
オレガタシロヲコロシタ
オレノセイデタシロハシンダ
「はは……は」
空は相変わらず雲に覆われ、不気味な色をしている。
そこにドアをひっそりとあける音がした。
847 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]投稿日:2008/03/25(火) 03:57:57.96 ID:BpWW7audO
「誰だ!」
俺はあわてて振り向き、身構える。そこには俺がいつもお世話になっている養護教諭の姿があった。手にはカッターナイフ。
「滝本君! 落ち着いて! 私よ! わかる?」
養護教諭は手にカッターを持ったまま、俺に近づいてくる。
「く、来るな! そ、それ以上近づいたらお、俺はここから飛び降りる!」
俺の叫びが届いたのか、足を止める養護教諭。
「ねぇ、滝本君。一つだけ教えて」
髪を整える先生。その手に一瞬だけ朝も見た指輪を見た気がした。
「な、なんですか。し、質問の、内容によっては、あなたを、こ、攻撃するかもしれません……」
先生は俺の脅しに、優しい女神のような笑みを浮かべ、そのあと悪魔のような笑みを浮かべてこう言った。
「初めての殺しはどう? 快感でしょう?」
俺はその時気が付いた。
――こいつは……危険だ。
俺は突然の恐怖に襲われ、一気に後ろに下がる。体が宙に浮いてる感じがした。
え? 宙に?
俺は空を見ていた。上を向いたわけじゃないのに。屋上がどんどん遠ざかっていく。
落ちていくのは気持ちが良かった。自分がどこまでもいけそうだった。
養護教諭が俺をみてわら
……グシャ
901 名前: ◆Dc0yHkyLZg :2008/03/25(火) 16:29:16.66 ID:CP8F2UL+0
どこかから聞こえる耳障りな音。その音に導かれて俺はまどろみから目を覚ます。音の発信源は俺の頭上の時計からだ。俺はのそのそと布団から起き上がると時計のボタンを叩くように押す。耳障りなその音は一切聞こえなくなった。
――朝だ。
俺が、いや俺だけでなく、ほとんどの社会人や学生が嫌っているであろう月曜日の朝がやってきた。休み明けの出勤ほどだるいことはない。ああ――、また仕事の日々がやってきてしまった。俺は嘆く。
しかし、起きて行かねばならないのが社会人のさだめ。俺は時計を見て、まだ出勤時間までに充分時間があることを確認すると、ゆっくりと布団から立ち上がった。
洗面所で顔を洗い、トースターにパンを1枚セットしてスイッチを入れる。冷蔵庫からマーガリンと牛乳、バナナを取り出してテーブルの上に無造作に置く。簡素な朝食だ。
テレビをつける。画面の中ではアナウンサーが星座ごとの今日の運勢を順位付けして話している。今は11位から始まって6位までを発表している。我が天秤座はまだのようだ。
「続いて第5位は天秤座! 身近な人を手助けすると、思いがけないお礼がかえってくるかも」
天秤座は5位のようだ。まあ普通だな。もともと占いは信じるタイプではないのでどうでもいいのだが。
アナウンサーは順序良く次の星座の占い結果を話していく。残りが1位と12位となったところでパンが焼けた合図が聞こえた。
俺はテレビから目を離すとトースターからパンを取り出し、マーガリンを塗る。そして牛乳であっという間に流し込む。そしてバナナも食べ終わり、皿の片づけをはじめる。その頃には占いも終わっており、最近有名になっている政治家の話題をアナウンサー達が話していた。
片付けも終わり、着替えもすます。俺はバッグを持つと玄関の扉を開けた。通勤ラッシュの騒々しさを思い浮かべてため息ひとつついたところで、駅に向かって歩き始めた。
902 名前: ◆Dc0yHkyLZg :2008/03/25(火) 16:29:52.72 ID:CP8F2UL+0
俺、○○(主人公の名前)はしがない中小企業のサラリーマンだ。変化の無い日常の中、日々デスクワークに励んでいる。
今日もきっと椅子に座りっぱなしでパソコンの画面を眺め続けるのだろう。もう入社して2年経ったのでそれには慣れた。職場の人間関係も安定していると思う。上司にどやされることもあるが、それなり無難な生活を送っていた。
今日もいつもと同じ、何気ない1日となるのだろう。そう思っていた。
昼休み、俺は同じ課でも一番中の良い□□(同僚の名前)と会社のすぐ近くにある蕎麦屋で昼食をとっていた。
俺が天ざる、□□がカツ丼を注文した直後だった。ケータイから着信を伝える音が流れる。電話だ。この着信音は△△(電話の相手の名前)か。俺は電話に出る。
「あ、もしもし○○? ○○?」
△△。何気ない日常を彩ってくれる俺の彼女だ。大学から付き合っており、彼女はジャーナリストとして日々スクープを探し回っている。
「おーどうした。珍しいな、昼間から電話なんて」
「それがね、もうなんていったらいいか。すごいの、とにかくすごいのよ!」
なにやら凄く興奮しているようだ。そのせいで用件がまったくこちらに伝わってこない。
「落ち着け。何が凄いんだ、簡潔に述べてくれ」
「そんな、簡潔になんて無理よ無理! とにかくすごいんだから。あー、でも今話せる状況じゃないしなあ……」
じゃあ何故今電話をかけた? そう思ったが口には出さないことにする。
「じゃあ今晩空いてる? どっかのお店でご飯食べながら話してあげる。奢ってあげるから」
「お前が自ら奢るなんて珍しいな」
「わたしは今、凄い興奮してるの。おごるくらいどうってことないくらいにね。あぁ、wktkが止まらないわ」
もう何がなんだか。けどまあ、夕飯を奢ってもらえるのは嬉しい。誘いには乗ることにしよう。
「わかった。それじゃあ仕事が終わったらこっちから電話する」
「うんっ、わかった。それじゃあねー」
903 名前: ◆Dc0yHkyLZg :2008/03/25(火) 16:30:27.72 ID:CP8F2UL+0
電話を切る。□□が恨めしげな表情でこちらを見ている。
「いいよなあお前は……」
「どうしたんだよ」
「俺だってよぉ、彼女欲しいんだよ」
□□。彼女いない歴=年齢。童貞。
「くそぉ……大学時代に戻れるなら、当時の俺をぶん殴って脱オタさせるのに」
俺と△△の出会いは大学だ。それなりに健全な生き方をしていた俺は大学でも男女ともに友好関係は良かった。
だが、□□は大学の頃は趣味に走り続けていたせいで、友達は趣味仲間数人だけしかいなかったという。無論女友達は1人もいない。彼らの趣味のせいか、よってくる女の子がいなかったようだ。
「○○よぉ……俺が学生時代に買いあさったエロゲ、全部売ったらいくらになったと思う?」
「さあな。想像がつかねえよ」
「――円を超えたんだぜ」
「なん……だと……」
その額は俺の予想を遥かに超えていた。
「今思えば、バイト代とかは全部エロゲとかグッズにつぎ込んでたんだよ」
そこまで趣味に投資することができると思うと何か変わった凄さを感じる。
「金だけじゃない。時間も失った。そして何より、俺は青春というものを知らずに社会人になっちまったんだよ!」
□□の主張は思いのほか大声で、店にいた客がみんなこちらに目を向ける。
「落ち着け、周りをみてみろ」
俺の言葉で少し冷静になった□□は周りを見渡す。そしてあからさまに恥ずかしそうな顔をする。
「気にするなよ。若気の至りだ」
「すまんな……」
□□は俺に軽く謝る。先ほどまでの勢いはない。
「けど……彼女欲しいよぉ」
今度はすがるような目で語りかけてきた。
□□の容姿はそれほど悪くない。俗に言うフツメンだ。その気になれば彼女くらい作れると思うのだが。どうやら自分にあまり自信を持っていないらしい。
「分かったよ。△△の女友達とか紹介してもらえるように頼んどいてやるよ」
「ほんとか!?」
ぱっと、□□の表情が明るくなる。
「おう。だから気にせず今は昼飯を食おうぜ」
俺はそう言うと、運ばれてきた天ざるを受け取り、割り箸を割った。
904 名前: ◆Dc0yHkyLZg :2008/03/25(火) 16:31:48.04 ID:CP8F2UL+0
19時30分。仕事が片付いた俺は会社から出ると、ケータイを取り出し、△△へと電話をかける。
「もしもし」
「あ、○○? 仕事終わった?」
「あぁ、飯はどこで食うんだ?」
「えーっとねぇ、今日はね、いつもと違うところにしようかなぁと思って」
「で、どこなんだ?」
「最近××のあたりに新しくできたレストランなんてどうかな?」
確かテレビで見たことがある。けっこうお洒落な感じのお店だったな。メニューも高かった気がする。
「いいのか? お前の奢りだぞ?」
「いいわよ。そのくらい今のわたしにはどうってことないもん」
昼間の興奮はまだ消えてないようだ。
「じゃあ××駅の前でいいか?」
「うんっ、それじゃあねー」
電話を切る。
××駅か。ここからだと電車で15分くらいかな。
俺は駅に向かって歩みを進める。なんだかんだで彼女に会えるのが楽しみだった。
905 名前: ◆Dc0yHkyLZg :2008/03/25(火) 16:33:12.51 ID:CP8F2UL+0
俺は電車を降りて××駅に降りる。駅前にある大きな樹の前で△△は待っていた。
今から行くお洒落な店にピッタリな服を着ている。大人と女性という雰囲気だ。普段の私服はわりと子供っぽいものが多いから少し目に新鮮だった。
「よっ、おまたせ」
「あー、やっときた」
「別に特別な時間指定はなかったろ? ちゃんと最短距離で会社から直行したんだぞ」
「わかってるよ。ほら、行こっ」
そういうと彼女は腕に抱きついてくる。胸の感触が心地よい。
「それで、昼間の用件はなんだったんだ?」
目的の店へ向かう途中、俺は彼女に尋ねる。
「それは後でのお楽しみ。ご飯食べる時にね」
「なんだよ、焦らしやがって」
「えへへー」
上目遣いではにかむ△△。仕草いちいちが可愛い。仕事の疲れがいっきに吹き飛ぶ。
「あ、俺の同僚で□□っているだろ」
仕事であることを思い出す。
「うん、それがどうしたの?」
「あいつ今すごい彼女欲しがってるんだよ。いろんな事情で大学時代は青春できなかったみたいでな」
「へぇ、意外だね。あの人、彼女くらい普通にいると思ってた」
「それでさ、お前の友達を誰か紹介してやってくれないか?」
「ほー、男同士の友情ですかー。熱いねー」
「まあそんなとこだ」
「うん、彼氏欲しがってる娘とけっこういるから今度そのこと□□さん誘ってご飯でも食べにいこう」
「さっすが、頼りになる」
そんな何気ない会話を交わしながら俺達は店まで歩いた。まさに何気ない日常のワンシーンだった。
906 名前: ◆Dc0yHkyLZg :2008/03/25(火) 16:34:09.28 ID:CP8F2UL+0
「あらためて見てみるとやっぱお洒落だなぁ」
店の前まで到着。俺は目の前にあるお洒落なレストランを見回す。
その店は自家製ピザが自慢のイタリアン料理専門店だ。その店がある場所だけが日本じゃないような、そんな雰囲気をかもしだしている。これを設計した人はすごいセンスだなあと感心する。
さらに店の周りを見回してみる。イタリアンな雰囲気とはかけ離れた、現代日本そのものが視界に移る。なんというか、差が激しい。
店の横の細い道には黒い車が止まっている。ヤクザを連想。この店もどこかの大きな組が建てたものだったりしてな。そんなくだらない想像をする。
「入ろうよ」
彼女の一言で我に変える。そうだった、食事に来てたんだっけな。
「そうだな」
俺達は店の扉を開けて、中へと入った。
店員がこちらに気付き、素早く対応してくる。
「2名様でよろしいでしょうか?」
はい、と返事をすると、店員に大きな窓から外を見れる2人用の席に案内された。そしてメニューと水を渡される。
「何食べよっか」
△△は上機嫌でメニューを見ている。俺も腹が減ったな。さっさと選ぶとしよう。もう1つのメニューを手に取る。なんだかたくさん種類がある。カタカナばっかりだ。なんだかよくわからない。とりあえずお洒落な感じはする。が、そこまでだ。
「うーん……」
「何難しい顔して考えてるの」
「あ、そんなに俺考え込んでたか?」
「うん、見てて面白かったけどね」
恥ずかしい。ここはすぱっと決めてしまおう。適当に。
「決まった?」
「ああ」
そう返事をすると、彼女は店員を呼ぶ。俺はとりあえず名前からピザということがかろうじて分かるものと、赤ワインを注文した。
ワインはすぐにきた。俺と△△はそれを飲みながら他愛ない会話に花を咲かせる。
「それで、用件は?」
会話が一区切りついたところで俺は本題を切り出す。
「おなかすいてるから、頼んだのがきたらね」
また焦らすか……。
「はいはいわかったよ」
会話に一区切りついているので、俺は横の大きな窓から外を見回す。そこからはさっき見た黒い車が少しだけ見えた。
907 名前: ◆Dc0yHkyLZg :2008/03/25(火) 16:34:53.18 ID:CP8F2UL+0
黒い車なんてどこにでもあるはず。なのに俺はあの車が怪しく見える。やはりヤクザだったりするのかな。だとしても俺には何も関係ないが。
またどうでもいい想像をしていると、その黒い車の後部座席から男が3人でてきた。全員黒いスーツを着ている。俺のどうでもいい想像は当たったのかもしれない。どうみても彼らはヤクザだった。
3人の男達は車から降りると、その場からあっという間に走っていった。何か緊急の用事でもあったのだろう。このあたりで敵対組織とのいざこざがあったりとか。
けど、それがなんだというのだ。俺は視線を窓から△△に移した。ちょっと気取ったワインの飲み方をしている。大人ぶってみたかったのだろう。可愛いやつだ。
彼女と目が合い、また他愛のない会話が始まる。
「それにしても遅いね」
彼女が不満そうな顔で言った。
注文してから30分以上はたっただろうか。頼んだピザが一向にやってこない。どうやら俺達だけではないようだ。他の客達の中にも頼んだものがきていない人がいるみたいだ。
「店員に言ってみるか」
俺は店を見回す。だが、店内に店員が1人もいない。店員は皆厨房や店の奥に行ってしまっているのだろうか。だとしても何故……。
1人の客がおもむろに立ち上がった。その人は俺達のすぐそばにある席に座っていた女性だった。見た目は20代後半といったところか。高そうな装飾品を何個も身につけている。
「我慢ならない」
その女性はそうつぶやくと厨房の方へと向かっていった。どうやら様子を伺いにいったうようだ。
俺がその人を見ていると△△が言った。
「ねえ……なんかガス臭くない?」
その一言で俺はこの店内にガスの臭いが充満していることに気付く。どうなっているんだ。
「これはいったい……」
厨房に向かった女性が驚いた顔で言う。
ガスの臭い。ガスといったら厨房しかない。俺は立ちあがると厨房へと向かった。
「どうしたんですか?」
そう聞きながら俺は厨房の中を覗く。
「っ!?」
誰もいない。厨房の中には誰もいなかった。
908 名前: ◆Dc0yHkyLZg :2008/03/25(火) 16:35:29.77 ID:CP8F2UL+0
「いったいどうなっているんだ?」
俺は必死に思考をめぐらせる。しかし、鼻につく嫌なにおいが集中させてくれない。臭い……。
俺はそこで厨房からガスが漏れている事に気付く。その臭いはどんどん強くなっている。このままでは危ないんじゃないか?
そこまで考えて、俺は急いで厨房から出る。そして、
「みんなここから出るんだ! 急いでっ」
店内にいる人みんなに呼びかける。しかし、行動に移す人はいない。俺はすぐさま△△のもとへと駆け寄る。
「おい、逃げるぞ」
「でも……無銭飲食になっちゃうんじゃ」
「それどころじゃない! ガスが充満してるんだ。ここにいると危ない」
俺がそう言った直後だった。
店内を光が包む。そして、今までに聞いたことの無いような爆音。
目の前の△△の身体が徐々に吹き飛んでいく。
スローモーション。
同時に俺の身体も吹き飛んでいることに気付く。
ああ――爆発してしまったのか。
そう思ったときには目の前が真っ暗だった。
これが死か。納得いかない。なぜ俺達は死ななければいけなかったんだろう。
暗闇。何も見えない。何も感じない。
音だけが聞こえる。耳障りな音だ。
次第に意識がはっきりしていく。
気付くとそこは、――俺の部屋だった。
最終更新:2008年03月31日 19:25