『機甲騎士』ラン・ハイデルベルグ
種族:人間
性別:どっちでも
年齢:16
職業:冒険者
外見:紫の瞳に腰まで届く滑らかな銀髪を大きな黒いリボンで後ろ緩く結っている。美少年であり、美少女。
インナーにフードパーカー、ジーンズにベルトなどのアクセサリを青系統の色でまとめて御洒落にコーディネートしたラフな装いをするようになった。男女兼用でこの格好。身長は男性時は165cm、女性時は150cm前後。女性時のスタイルは他の女性陣を差し置いてたりする

経歴
レン・ハイデルベルグの弟で、幼い頃から商会を継ぐため、立派な男になるためと父に様々な勉強をさせられてきた。
元々内向的で、余り他人とかかわりを持たない性格のため、幼少期はずっと姉のそばをついて回ってはさまざまな悪戯を繰り返すうちに
強く、夢にあこがれる姉をいつからか異性として意識し始めてしまう。
そんな自分を異常者だと思い、自らの気持ちを内に閉じ込めた彼は一時期姉とすら接触を持たず、ただひたすらに学ぶことに逃避してきた。
そんな彼は、ひょんなことからある時たまたま知り合った魔導機士の冒険者に頼み込んで家を抜け出し、小さな冒険に繰り出すことになった。
バイクから眺める高速で流れる景色。見たことも聞いたこともない冒険譚。何もかもがはじめての中で、冒険者は少年にこう言った。

「Go ahead make my day!(自分の未来は自分で切り開け!)」

この出会いはそれまでの彼を叩き砕いて、そして新しい「彼」を形成するまでに至った。ゆがんでしまうほどに。
姉への愛を認め、いつか家を出る時の為に修練を刻み、そして機は熟した。
姉の家出に便乗し、自由を経た少年は、姉の下で姉に対する愛の為に今は生きている。
しかし、真に自由になるためには姉と同じくそれ相応の人物にならねばならないとも考えているため、今回の旅を見識を深め、己の力を磨くいい機会とも見ている。

性格は一言で言うなら「ひねくれたガキ」
誰に対しても丁寧な物腰で接するが、その実姉以外に対しては限りなく自己中心的で、時には他人を陥れることも厭わない。
が、生来のお人よし加減と子供らしさが相まって、悪人だとか言うには抜けすぎている。むしろなんだかんだ人の世話を焼くことのほうが多い。
姉を何よりも愛していて、それ以外から向けられる悪意や好意に対してはあまり頓着していない。
べつに仲間意識や友情がないわけではないが、自分の悪い意味での人間くささが他人に受け入れられることが少ないことを分かっている上でそれを貫き通しているので、そこまで欲張るのは無理だろうと感じているだけ。姉以外の人間にもそれなりに好悪を持つ。
常日頃どうして姉が自分を許容しているのかは疑問に思っていたりする。

魔導機術と剣術に、独自訓練のフレイル捌き、素早い身のこなしをいかして敵陣に切り込み、翻弄する。
あまり型に囚われた闘い方をせず、それゆえに戦果の当たり外れが大きい。
姉を傷つけたものが居た場合、戦況を省みずに突っ込んでいきそうになるなど、鉄砲玉のようなことをすることも・・。

今現在はこの面子にも慣れてきて、最初は隠していた素ももうあまり隠す気がない。
一部PTメンバーとの軋轢というか食い違いも自覚しているが、当人にどうこうする気もない。なんだかんだ今の旅はとても楽しいのだが。
旅先で出会ったルーという少女をなんだかんだほうっておけず、面倒を見ているうちに姉に誤解されているのが目下最大の悩みの種であったりする。子供嫌いは本当。昔の自分を思い出すので。
自分の子供っぽさを指摘してくるバラクには年相応に素直になることが多くなり、それに伴って仲間に対する感情も多少は変化したようである。


好物は主に緑黄色野菜。肉はあまり食べない。
各町を巡る上で、騎乗証のコレクションを集めることをひそかに楽しんでいる。

冒険の過程で飲んでしまった魔法薬の影響でだいたい女性時たま男性、という奇妙奇天烈な体に。
着せ替え人形になったり、色々ドギマギしたり、慣れてきたのが怖いところ。姉さん、距離が近いです・・。

最近、バラバラに駆けていきがちな仲間を呼びとめ、手を引き、世話を焼くことにだんだんと順応しはじめている。お母さんとかではありません。
PT内でのヒエラルキーは低いが、メンツの中では比較的まともっぽい為、なにかと色々手を焼いている。
アリスとは友達。バラクは頼りになるおじさん。
最近姉さんとは会ってないなぁ・・・・
新参者のアベールを男だからとか、姉さんと気が合いそうだからとか、いろんな意味で警戒している。フーッ。

冒険当初はずいぶんとひねくれていたが、様々な冒険、出会いと別れを繰り返すうちに、素直に、そして或る程度前向きに性格が変わってきているようである。
実は冒険を続けている理由は特になかったりするのだが、いろんな意味で家に帰れないかもしれないので、なら行けるところまで風の向くまま気の向くまま、といった感じである。
大分、周りに毒されてきたと言える。

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最終更新:2014年08月28日 00:10