性別:男
年齢:17
職業:高校生
二つ名:フェイタル・ファクター(致命の因)
VIP能力:venomu(魔毒)infection(感染) progress(進化)
外見:何か所かを結って民族風っぽい真っ白なツンツンヘアーに黒い瞳。着崩した制服か、パーカー姿、ごく稀にスーツ姿。
常に黒い手袋を身につけている。
顔は悪くないがちょっと気だるげなので、何も知らない人間からは怖がられることも。
設定とか
トリニティ
横浜支部のV機関の長である三つ星のVIP能力者
全てを蝕むほどの猛毒を生み出すvenom、自らの毒を広範囲に渡って広げるinfectionの能力を持つ強力な毒使い。
しかし、それよりも特筆すべきは彼の持つprogress(進化)である。
環境や状況、様々な要因に合わせて体の組成を変化させることの出来る能力であり、彼はこれを己の意思で自在に操ることが出来る。これによって、自らの生み出す毒を栄養素として能力を何倍にも飛躍させることが出来る他、体中の細胞が変異する程の変容をもたらすことが出来る。
生命の進化になぞらえることも出来る極めて異質で貴重な能力であり、彼の異常なほどの戦闘能力の所以でもある。
横浜支部の志部長である
雨宮・桜とは、家族ぐるみの付き合いのあった幼馴染であり、能力者として覚醒してからも何かと仲良くしている。
性格は、不真面目でいい加減を演じているが、その本質は正義感と自己犠牲の精神が強く、他人に対する度量が広く、極度のおせっかい焼きで心優しい。
その為、欠席しがちではあるが、友人には恵まれているよう。
同じ能力者である
黒鐘・真とは悪友。
誰でも彼でも世話を焼き、恥ずかしいことも臆面なく言うせいか、妙に女子にモテる。が、ものすごく鈍感である。
幼馴染で姉のような桜の事を何かと気にかけているが、それが恋愛感情かどうかはよくわかっていないらしい。
経歴とか
幼い頃に、ごく微弱ではあるがvenomの能力に覚醒していたが、能力の規模がごく小さく、また、優自身が無意識に抑え込んでいたため、監視こそ受けていたがVIP能力者の戦いには巻き込まれていなかった。
数年前、ヴィーナスのテロによる災害に巻き込まれ、家族を失ったショックからvenomの能力が暴走、さらにはinfection、progressの能力に覚醒し、自らの毒によってその力を増幅した優は周囲の建物や人間に甚大な被害をもたらし、トリニティによって拘束された。
正気を取り戻した優は、桜から能力者に関する説明を聞き、同じような悲劇を繰り返さないために、自らの能力を制御し、トリニティとして戦うことを決意。
血のにじむような努力によってわずか数年で現在の強大な戦闘能力を得た。
当初はV機関のいち機関員だったが、事実上V機関のトップであった
結城・龍也が任務で外国に行ってから、現在のV機関の長の位置についた。
悪事を行う能力者達を許せず、彼らを止めるために戦っているが、いつかまた自分の能力が暴走し、沢山の人を傷つけるのではないか、と恐れ、迷いを抱いている。
その為、自分の能力や戦闘があまり好きではないらしく、能力に振りまわされる度に自己嫌悪を起こしている。
常に手袋をしているのは、そういった能力に対する忌避と恐れから直接他者と触れ合うのを無意識に恐れている故である。
普段はその能力の大半を抑えており、progressの能力によってその封印を解除すると、全身に金と赤の複雑な紋様が描かれ、頭髪が黒く染まった姿に変わる。これこそが能力者とのしての彼本来の姿である。
最終更新:2014年08月28日 00:12